関東をまとめて見渡してみる
このサイトでは関東7県・180市を一つずつ調べてきました。茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川。関東は市の数が全国の地方で最多で、しかも「東京圏」という移住支援金の制度上の壁が絡むため、県によって事情がかなり違います。横から眺める入り口としてまとめてみました。
各県の調査日や金額の詳細は、リンク先の県ページ・比較記事に載っています(この記事は2026年3月の調査をまとめ直したものです)。最新情報は必ず各自治体の公式ページでご確認ください。
関東7県の早見表
| 県 | 市数 | ひとことメモ | リンク |
|---|---|---|---|
| 茨城県 | 32 | 東京圏に含まれず、多くの市が移住支援金対象 | 県ページ/比較 |
| 栃木県 | 14 | 宇都宮のLRT開業。新幹線通勤圏も | 県ページ/比較 |
| 群馬県 | 12 | 2024年の移住希望地ランキングで注目 | 県ページ/比較 |
| 埼玉県 | 40 | 全国最多の市数。多くが東京圏で支援金対象外 | 県ページ/比較 |
| 千葉県 | 37 | 外房・南房総など条件不利地域の市が対象 | 県ページ/比較 |
| 東京都 | 26 | 多摩地域。全市が国の移住支援金の対象外 | 県ページ/比較 |
| 神奈川県 | 19 | 三浦市のみ条件不利地域として対象 | 県ページ/比較 |
市数の合計は180。県ページの一覧から、それぞれの市の個別ページに進めます。
調べてみて見えた関東の傾向
1. 「東京圏」の壁が一番大きい地方
国の移住支援金は、東京23区在住者か東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)からの通勤者が東京圏外へ移る場合が原則対象です(仕組みはこちら)。関東は、その東京圏に含まれる県が多いため、地方別で見ると移住支援金の対象率が最も低い地方になっています。東京都26市・神奈川の大半・埼玉/千葉の都市部は、国の移住支援金の対象外です。
2. でも「関東=全部ダメ」ではない
壁は絶対ではありません。茨城県は東京圏に含まれず、32市中の多くが対象。千葉県も外房・南房総など条件不利地域の市が対象で、いすみ市のように移住先として人気の市もあります。神奈川県では三浦市が条件不利地域として唯一対象。「東京圏かどうか」で対象/対象外がくっきり分かれるのが関東の特徴です。この線引きは東京圏の移住支援金は本当にゼロなのか調べてみた、東京圏以外からの移住でも支援金がもらえる自治体も参考になります。
3. 対象外の市も「独自の手」を打っている
国の移住支援金が使えない市でも、独自の支援を持つところがあります。東京都青梅市は市独自の移住支援金+空き家バンク+お試し移住、栃木県宇都宮市はLRT開業や新幹線通勤への支援、茨城県つくば市はスタートアップ支援、常陸太田市は転入促進助成やお試し居住など。「支援金がないから何もない」とは限りません。
4. 「近い田舎」という選択肢
群馬県前橋市は2024年の移住希望地ランキングで上位に入るなど、東京から比較的近い場所での移住も関心を集めています。日帰りで通える距離だからこそ、お試し移住の制度は少なめ(関東はお試し移住の設置率が全国で最も低い地方)という傾向も見えました。
各県の移住ポータルから探す
関東の各県・各市は、それぞれ独自の移住ポータルや相談窓口を持っています。47都道府県分のポータルは都道府県の移住ポータルサイトを47都道府県分まとめてみたで一覧にしています。
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※ この記事は個人の調査を編集し直したまとめです。各データの調査日・出典は、リンク先の県ページ・比較記事・市ページに記載しています。 ※ 制度・金額は年度で変わります。最新情報は必ず各自治体の公式ページでご確認ください。