📅 調査期間: 2026年3月22日(2026年7月30日に移住支援金の実施状況・加算額を全市再調査/2026年8月7日に15市の子ども医療費・空き家バンク・お試し移住の記載を市ページに合わせて訂正/2026年8月8日に鹿嶋市・取手市の子ども医療費を追加) ※ 個人調査です。最新情報は各自治体の公式ページでご確認ください。
調べたこと・調べ方
茨城県内の全32市について、移住支援金(国制度)・市独自の住宅支援・空き家バンク・お試し移住・子育て支援を調査し、比較表にまとめました。各市の公式サイトおよび茨城県移住ポータル「Re:BARAKI(リバラキ)」が情報源です。
茨城県は、国の移住支援金制度でいう「東京圏」(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)には含まれません。ただし制度を実施するかどうかは市町村ごとの判断で、全市が一律に対象というわけではありません。令和8年度は32市のうち23市が実施しており、9市は対象外です。
従来から実施していないのは、つくばエクスプレス(TX)沿線の守谷市・つくばみらい市、JR常磐線快速停車駅のある取手市、鹿行地域の鹿嶋市・神栖市の5市。これに事業を終了した4市が加わります。終了の年度は市によって違い、牛久市が令和6年度末、つくば市・ひたちなか市・常総市が令和7年度末でした(2026年7月30日の再調査で反映。当初の「東京圏に含まれるため条件不利地域のみ対象」という説明も、県の要領の定義に合わせて訂正しました。牛久市を「従来から不参加」としていた点は、2026年8月8日に市の制度ページを確認して訂正しています)。
移住支援金(国制度)比較
実施は市町村ごとの判断のため、全32市が一律に対象というわけではありません。令和8年度は23市が対象・9市が対象外です。こども加算は「1人につき最大100万円」の枠内で市町村が定めるため、市によって異なります。
移住支援金対象の市(23市)
| 市 | 世帯 | 単身 | 子ども加算(1人) | 地域区分 |
|---|---|---|---|---|
| 水戸市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県央 |
| 日立市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県北 |
| 土浦市 | 100万円 | 60万円 | 30万円 | 県南 |
| 古河市 | 100万円 | 60万円 | 30万円 | 県西 |
| 石岡市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県南 |
| 結城市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県西 |
| 龍ケ崎市 | 100万円 | 60万円 | 30万円 | 県南 |
| 下妻市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県西 |
| 常陸太田市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県北 |
| 高萩市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県北 |
| 北茨城市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県北 |
| 笠間市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県央 |
| 潮来市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 鹿行 |
| 常陸大宮市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県北 |
| 那珂市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県央 |
| 筑西市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県西 |
| 坂東市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県西 |
| 稲敷市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県南 |
| かすみがうら市 | 100万円 | 60万円 | 未確認 | 県南 |
| 桜川市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県西 |
| 行方市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 鹿行 |
| 鉾田市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 鹿行 |
| 小美玉市 | 100万円 | 60万円 | 100万円 | 県央 |
※ すべて東京23区在住 or 東京圏から23区に通勤していた方が対象 ※ 土浦市・古河市・龍ケ崎市のこども加算は市公式で30万円/人と確認(当初調査の「100万円」を訂正)。かすみがうら市は市公式ページに加算の記載がなく未確認です
移住支援金対象外の市(9市)
| 市 | 理由 |
|---|---|
| つくば市 | 令和7年度末で事業終了 |
| ひたちなか市 | 令和7年度末で事業終了(経過措置分も予算上限で受付終了) |
| 常総市 | 令和7年度末で事業終了 |
| 牛久市 | 令和6年度末で事業終了(令和元年度から実施。交付告示は令和7年4月1日施行の廃止告示で廃止) |
| 取手市 | 実施市町村に含まれず(従来から不参加) |
| 鹿嶋市 | 実施市町村に含まれず(従来から不参加) |
| 守谷市 | 実施市町村に含まれず(従来から不参加) |
| つくばみらい市 | 実施市町村に含まれず(従来から不参加) |
| 神栖市 | 実施市町村に含まれず(従来から不参加) |
※ 牛久市は当初「従来から不参加」と記載していましたが、市の制度ページに令和元年度からの実施と令和6年度での終了が明記されていたため、2026年8月8日に訂正しました。対象外である点は変わらないため、実施23市という数は変わりません
- 情報源: 茨城県 わくわく茨城生活実現事業(移住支援金)
- 情報源: 牛久市わくわく茨城生活実現事業における移住支援金について
- 調査日: 2026年8月8日
住宅取得支援比較
市独自の住宅取得支援制度は、市によって大きく異なります。
| 市 | 制度 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 水戸市 | 移住支援事業 | 住宅取得関連の支援あり |
| 日立市 | 住宅取得支援 | 住宅取得関連の支援あり |
| 土浦市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 古河市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 石岡市 | 住宅取得支援 | あり |
| 結城市 | 住宅取得支援 | あり |
| 龍ケ崎市 | 住宅取得支援 | あり |
| 下妻市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 常総市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 常陸太田市 | 住宅取得助成 | 充実した住宅支援制度あり |
| 高萩市 | 住宅取得支援 | あり |
| 北茨城市 | 住宅取得支援 | あり |
| 笠間市 | 住宅取得支援 | あり |
| 取手市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 牛久市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| つくば市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| ひたちなか市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 鹿嶋市 | 住宅取得支援 | あり |
| 潮来市 | 住宅取得支援 | あり |
| 守谷市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 常陸大宮市 | 住宅取得助成 | 充実した住宅支援制度あり |
| 那珂市 | 住宅取得支援 | あり |
| 筑西市 | 若者・子育て世代住宅取得奨励金 | 基本40万円、転入者50万円 |
| 坂東市 | 子育て世代定住促進奨励金 | 最大30万円 |
| 稲敷市 | 若年夫婦・子育て世帯住宅取得支援 | あり |
| かすみがうら市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 桜川市 | 住宅取得助成金 | I/Uターン者向け。市内業者加算30万円、景観地区加算30万円 |
| 神栖市 | かみす子育て住まいる給付金 | 最大100万円 |
| 行方市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 鉾田市 | 移住定住促進助成事業 | 住宅取得費一部助成+空き家バンク加算10万円 |
| つくばみらい市 | ― | 独自の住宅取得補助は未確認 |
| 小美玉市 | 移住促進住宅取得助成事業 | 転入者の住宅取得費・改修費補助 |
空き家バンク比較
| 市 | 空き家バンク | 特記事項 |
|---|---|---|
| 水戸市 | あり | ― |
| 日立市 | なし | 市は空き家バンクを運営せず、不動産業界団体と連携して物件情報を提供 |
| 土浦市 | あり | ― |
| 古河市 | あり | ― |
| 石岡市 | あり | ― |
| 結城市 | 未確認 | ― |
| 龍ケ崎市 | あり | ― |
| 下妻市 | 未確認 | ― |
| 常総市 | 未確認 | ― |
| 常陸太田市 | あり | 充実した空き家支援制度 |
| 高萩市 | あり | ― |
| 北茨城市 | あり | ― |
| 笠間市 | あり | ― |
| 取手市 | あり | ― |
| 牛久市 | あり | 空家・空地バンク |
| つくば市 | あり | 空家活用補助金あり |
| ひたちなか市 | 未確認 | ― |
| 鹿嶋市 | あり | ― |
| 潮来市 | あり | ― |
| 守谷市 | 未確認 | 民間の空き家を借り上げたシェアハウス事業あり |
| 常陸大宮市 | あり | ― |
| 那珂市 | 未確認 | ― |
| 筑西市 | あり | LIFULL HOME’S連携 |
| 坂東市 | 未確認 | 空家等対策計画あり |
| 稲敷市 | あり | 成約奨励金5万円、改修補助上限50万円 |
| かすみがうら市 | あり | 登録奨励金5万円 |
| 桜川市 | あり | ― |
| 神栖市 | あり | 改修補助上限100万円(移住者120万円)、成約奨励金各5万円 |
| 行方市 | あり | 成約奨励金あり |
| 鉾田市 | あり | 茨城県宅建協会と連携 |
| つくばみらい市 | あり | 家財処分補助上限10万円、改修補助上限50万円 |
| 小美玉市 | あり | 農地付き空き家物件の取り扱いあり |
※ 「未確認」は制度がないことを意味するわけではなく、市の公式サイトで確認できなかったものです。日立市は市の空き家対策ページに「空き家バンクは運営していない」旨の記載があります ※ 当初は日立市・結城市・下妻市・常総市・ひたちなか市・那珂市を「あり」、牛久市を「未確認」と記載していましたが、各市のページの内容と食い違っていたため、2026年8月7日に市ページの記載に合わせて訂正しました
お試し移住比較
お試し移住・体験住宅の制度が確認できた市だけを抜き出しました。表に出てこない市は、調査時点で制度が確認できなかった市です。
| 市 | 制度 | 内容 |
|---|---|---|
| 日立市 | トライアルステイ「海の見える家」 | 太平洋を望む立地でのお試し居住 |
| ひたちなか市 | お試し移住体験会 | 「毎日開催」を掲げるオーダーメイド型。1泊2日〜3泊4日 |
| 常陸太田市 | お試し居住 | 就職活動や住居探しをしながら生活環境を体験できる |
| 笠間市 | かさちょこHOUSE | 市が運営する移住体験施設 |
| 北茨城市 | お試し住宅 | 近くに農家民宿があり農作業体験も可能 |
| 那珂市 | お試し居住 | 2LDK・駅や商業施設に近い立地 |
| 桜川市 | お試し移住支援事業(移住希望者滞在費補助金) | 滞在費補助(18歳〜65歳対象) |
| 神栖市 | お試し住宅事業 | 市外在住の移住検討者向けのお試し住宅 |
※ お試し移住制度がある市は32市中9市(28%)。茨城県は東京に近いため、日帰りでの下見が可能な市が多く、お試し移住制度の整備は他県に比べると少なめ ※ このほか筑西市にも「移住希望者滞在費補助制度」があります。宿泊施設の用意までは確認できなかったため上の表には入れていませんが、滞在費が補助される点は桜川市の制度と同じ性格のものです ※ 当初は常陸大宮市・筑西市を含む5市のみを掲載していましたが、日立市・ひたちなか市・笠間市・北茨城市・那珂市の制度が抜けており、常陸大宮市はお試し移住制度が確認できていない市でした。2026年8月7日に市ページの記載に合わせて訂正しました
子育て支援比較(子ども医療費)
茨城県の子ども医療費は、県の「医療福祉費支給制度(通称マル福)」がベースになっています。県の基準は次のとおりです。
| 項目 | 県の基準 |
|---|---|
| 対象年齢 | 外来は0歳〜12歳(小学6年生)まで/入院は0歳〜18歳(高校3年生)まで |
| 自己負担 | 外来: 1日600円(月2回限度)/入院: 1日300円(月3,000円を限度)/調剤薬局は除く(=自己負担なし) |
| 所得制限 | あり(医療保険に加入し、所得が一定以下であること) |
つまり県の制度は「無償化」ではなく、窓口で自己負担金を払う仕組みです。県のページにも、市町村によっては所得制限をなくしたり、マル福の自己負担金を助成したり、対象年齢を広げたりと独自に制度を拡充している事例がある、と書かれています。実際に確認した市でも、①中学生以上の外来まで対象を広げる、②所得制限を撤廃する、③自己負担金を後から払い戻す、という3方向の上乗せが市ごとに組み合わされていました。
- 情報源: 茨城県 医療福祉(マル福)について
- 調査日: 2026年8月7日
今回内容を確認した17市
2026年8月7日〜8日に各市の担当課ページで内容を確認できた17市です。残り15市はこの再確認の対象に入っていないため、下の表には載せていません。
| 市 | 対象年齢 | 所得制限 | 窓口の自己負担 |
|---|---|---|---|
| 坂東市 | 18歳到達年度末まで | 実質なし(超過分は市の「すこやか医療費助成」) | あり(県の基準どおり) |
| 筑西市 | 18歳到達年度末まで | 実質なし(超過分は市の「はぐくみ医療費支給制度」) | あり(県の基準どおり) |
| 常陸大宮市 | 18歳到達年度末まで | なし(令和5年10月に撤廃) | 外来分は市の助成で後日口座に払い戻し(入院分は自己負担) |
| 鉾田市 | 18歳到達年度末まで | なし(平成26年10月に廃止) | あり(県の基準どおり) |
| 稲敷市 | 18歳到達年度末まで | なし | あり(県の基準どおり) |
| 笠間市 | 18歳到達年度末まで | なし(令和5年7月に撤廃) | あり(市独自の自己負担助成は令和5年6月30日受診分で終了) |
| かすみがうら市 | 18歳到達年度末まで | なし | あり(県の基準どおり) |
| 北茨城市 | 18歳到達年度末まで | なし | 負担した額を年4回に分けて払い戻し(実質無料) |
| 守谷市 | 18歳到達年度末まで | 実質なし(超過分は市の「すこやか医療費助成」) | あり(県の基準どおり) |
| 那珂市 | 18歳到達年度末まで | なし(撤廃) | あり(県の基準どおり) |
| 行方市 | 18歳到達年度末まで | 実質なし(超過分は市単独の「単独小児」) | あり(県の基準どおり) |
| 小美玉市 | 18歳到達年度末まで | なし(市の「特例小児(マル特)」) | 令和6年4月1日受診分から入院・外来とも助成し後日振込(実質無料) |
| 桜川市 | 18歳到達年度末まで | 実質なし(超過分は市の「小児支援」) | あり(県の基準どおり) |
| つくばみらい市 | 18歳到達年度末まで | なし | あり(高校生の外来は令和3年10月診療分から対象) |
| 牛久市 | 18歳到達年度末まで | なし(市が独自に撤廃) | あり(未就学児は令和7年4月1日受診分から無償化) |
| 鹿嶋市 | 18歳到達年度末まで | なし(ただし県の補助対象の確認のため父母・扶養義務者の所得確認あり) | あり(県の基準どおり) |
| 取手市 | 18歳到達年度末まで | 実質なし(超過分は市の「ぬくもり支援事業」) | あり(県の基準どおり) |
※ 「実質なし」は、県のマル福の所得制限を超えた場合に市独自の制度が受け皿になるため、結果として所得で対象から外れない、という意味です ※ 取手市は中学生・高校生の外来が県のマル福ではなく市単独の「ぬくもり支援事業」の対象という2本立ての構造です(入院はマル福)。守谷市・筑西市と同じ形です ※ 対象年齢の拡大時期は市ごとに異なります。確認できた範囲では鉾田市は平成30年10月、つくばみらい市の高校生の外来は令和3年10月診療分からでした ※ 各市の制度の詳細・出典は、それぞれの市区町村ページに記載しています
※ 当初この節は「茨城県は2023年度から全市町村で小児医療費助成を18歳年度末まで拡大しています」「全32市共通・18歳年度末まで・保険診療の自己負担額を助成」「茨城県は全国的にも早い段階で18歳までの医療費無償化を実現しており」と記載していましたが、(1)県のマル福には自己負担金があり「無償化」ではないこと、(2)対象年齢の拡大時期は市ごとに異なること、(3)32市すべてを個別に確認したわけではないことが分かったため、2026年8月7日に訂正しました
東京へのアクセス比較
| 市 | 主な交通手段 | 東京までの所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 水戸市 | JR常磐線特急 | 約1時間10分 | 特急ひたち・ときわ |
| 日立市 | JR常磐線特急 | 約1時間30分 | 特急ひたち |
| 土浦市 | JR常磐線特急 | 約50分 | 特急ときわ |
| 古河市 | JR宇都宮線 | 約1時間 | 湘南新宿ライン直通 |
| 石岡市 | JR常磐線特急 | 約1時間 | 特急ときわ |
| 結城市 | JR水戸線+宇都宮線 | 約1時間30分 | 小山駅乗換 |
| 龍ケ崎市 | JR常磐線 | 約50分 | 佐貫駅(龍ケ崎市駅) |
| 下妻市 | 関東鉄道常総線+TX | 約1時間30分 | 守谷駅乗換 |
| 常総市 | 関東鉄道常総線+TX | 約1時間10分 | 守谷駅乗換 |
| 常陸太田市 | JR水郡線+常磐線 | 約2時間 | 水戸駅乗換 |
| 高萩市 | JR常磐線特急 | 約1時間50分 | 特急ひたち |
| 北茨城市 | JR常磐線特急 | 約2時間 | 特急ひたち |
| 笠間市 | JR常磐線+水戸線 | 約1時間30分 | 友部駅乗換 |
| 取手市 | JR常磐線快速 | 約40分 | 快速停車駅 |
| 牛久市 | JR常磐線 | 約50分 | ― |
| つくば市 | TX | 約45分 | つくばエクスプレス |
| ひたちなか市 | JR常磐線特急 | 約1時間20分 | 勝田駅 |
| 鹿嶋市 | 高速バス | 約2時間 | 東京駅八重洲口発 |
| 潮来市 | 高速バス | 約1時間30分 | 東京駅八重洲口発 |
| 守谷市 | TX | 約32分 | つくばエクスプレス快速 |
| 常陸大宮市 | JR水郡線+常磐線 | 約2時間30分 | 水戸駅乗換 |
| 那珂市 | JR水郡線+常磐線 | 約1時間30分 | 水戸駅乗換 |
| 筑西市 | 関東鉄道常総線+TX | 約1時間30分 | 下館駅から |
| 坂東市 | 車のみ | 約1時間(車) | 市内に鉄道駅なし |
| 稲敷市 | 車のみ | 約1時間(車) | 市内に鉄道駅なし |
| かすみがうら市 | JR常磐線 | 約1時間10分 | 神立駅 |
| 桜川市 | JR水戸線 | 約2時間 | 岩瀬駅から小山経由 |
| 神栖市 | 高速バス | 約1時間40分 | 東京駅発 |
| 行方市 | 車のみ | 約1時間30分(車) | 市内に鉄道駅なし |
| 鉾田市 | 鹿島臨海鉄道 | 約2時間30分 | 水戸経由 |
| つくばみらい市 | TX | 約40分 | みらい平駅 |
| 小美玉市 | JR常磐線 | 約1時間20分 | 羽鳥駅 |
調べてみて分かったこと
-
茨城県は制度上の「東京圏」には含まれず、32市中23市が移住支援金の対象。 地理的には首都圏でも、埼玉・千葉・東京・神奈川の「東京圏」から移住すれば支援金がもらえる。一方でTX沿線や常磐線快速圏の6市は従来から不参加で、つくば市・ひたちなか市・常総市も令和7年度末で事業を終了した
-
TX(つくばエクスプレス)沿線と非沿線の格差が大きい。 守谷市(32分)・つくばみらい市(40分)・つくば市(45分)は東京通勤が余裕で可能だが、県北部や鹿行地域は2時間以上かかる市もある
-
空き家バンクの整備率は高い。 32市中24市(75%)が空き家バンクを運営しており、県全体で空き家の利活用に積極的。神栖市の改修補助が移住者向けに上限120万円と特に手厚い
-
お試し移住制度は少なめ。 東京から日帰りで下見できる距離のためか、32市中9市(28%)にとどまる。日立市の「海の見える家」、ひたちなか市の「毎日開催」のお試し移住体験会のように、宿泊施設を持つ市と、桜川市・筑西市のように滞在費を補助する市の2タイプに分かれている
-
子ども医療費は「県の土台+市の上乗せ」という形。 県の医療福祉費支給制度(マル福)は外来が小学6年生まで・入院が高校3年生までで、外来1日600円・入院1日300円の自己負担がある。各市はここに「中学生以上の外来まで拡大」「所得制限の撤廃」「自己負担の払い戻し」を上乗せしており、今回内容を確認した17市はいずれも対象年齢を18歳到達年度末まで広げていた。ただし窓口の自己負担まで実質ゼロになるのは、確認した17市のうち常陸大宮市(外来分)・北茨城市・小美玉市・牛久市(未就学児)の4市。「18歳まで対象」と「無料」は別の話で、多くの市では窓口負担が残る(※ 当初は「全32市で18歳年度末までの小児医療費助成を実施」「県統一で手厚い」と書いていましたが、2026年8月7日に訂正しました)
-
市独自の住宅取得支援は市によって大きな差がある。 神栖市の「かみす子育て住まいる給付金」最大100万円が最も手厚く、筑西市の住宅取得奨励金(転入者50万円)も充実している一方、独自制度が確認できない市もある
-
鉄道のない市が4市ある。 坂東市・稲敷市・行方市・神栖市は市内に鉄道駅がなく、車が必須。ただし高速道路や高速バスの整備で東京までのアクセスは改善されている
注意点
- 移住支援金の基本額(世帯100万円・単身60万円)は全対象市で共通ですが、こども加算は市によって異なります(100万円/人の市が大半、土浦市・古河市・龍ケ崎市は30万円/人)。申請条件の細部(就業要件、居住期間等)も年度によって変更されることがあります
- 「未確認」は制度がないことを意味するわけではなく、調査時点で公式サイトで確認できなかったものです
- 住宅取得支援の金額・条件は年度によって変わることがあります。必ず各市の公式ページで最新情報をご確認ください
- 移住支援金の実施状況・加算額は令和8年度(2026年7月30日再調査)の情報です。予算上限に達し次第受付終了となる市があります(龍ケ崎市の令和8年度予算は260万円と少額です)
- 子ども医療費の表に載せているのは、2026年8月7日〜8日に担当課ページで内容を確認できた17市だけです。残り15市については対象年齢・自己負担・所得制限のいずれも再確認していないため、「茨城県の全市が同じ」という読み方はしないでください
こんな方に合いそう
※ あくまで制度面からの情報整理です。実際の移住判断は現地訪問や生活環境の確認をおすすめします。
| タイプ | 候補エリア | 理由 |
|---|---|---|
| 東京通勤したい | 守谷市・つくばみらい市・取手市 | TX・常磐線で40分圏内 |
| 移住支援金+東京アクセス両立 | 土浦市・龍ケ崎市・石岡市 | 支援金対象かつ1時間圏内 |
| 自然環境を重視 | 常陸太田市・常陸大宮市・北茨城市 | 県北の山間部、自然豊か |
| 海のある暮らし | 神栖市・鉾田市 | 太平洋沿岸、サーフィン可 |
| 農業を始めたい | 小美玉市・鉾田市・行方市 | 農地付き空き家・農業盛ん |
| 住宅支援が手厚い市 | 神栖市・筑西市・桜川市 | 独自の住宅取得支援が充実 |
データの出典
- 茨城県 わくわく茨城生活実現事業(移住支援金)
- 茨城県 医療福祉(マル福)について
- いばらき移住定住ポータルサイト Re:BARAKI
- 水戸市 移住支援事業
- 筑西市 移住定住応援サイト ちくせいかつ
- 坂東市 移住・定住
- 稲敷市 人口減少対策・移住定住
- かすみがうら市 移住支援
- 桜川市 移住・定住
- 神栖市 移住・子育てポータル
- なめがた移住定住促進サイト
- 鉾田市 移住ページ
- つくばみらい市 シティプロモーション
- 小美玉市 移住サイト「おみたまくらし」
※ 各市の個別ページの出典は、それぞれの市区町村ページに記載しています
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース | 茨城県公式サイト、各市公式サイト(子ども医療費は各市の担当課ページ)、Re:BARAKIポータル |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年3月22日調査(移住支援金は2026年7月30日、子ども医療費・空き家バンク・お試し移住は2026年8月7日に更新) |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 子ども医療費を再確認していない15市の対象年齢・自己負担・所得制限、各市の住宅取得補助の詳細な金額条件、空き家バンク登録物件数、就業・起業支援の詳細 |