📅 最終調査: 2026年8月6日(こども医療費助成を再調査。移住支援金と空き家バンクの補助金は2026年8月5日に再調査。基本情報・子育て支援(医療費助成以外)・お試し移住は2026年3月30日調査) ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → はぎポルト(萩市移住定住ポータル)
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約4万人(2024年時点) |
| 面積 | 698.29 km² |
| 山口市からのアクセス | 車で約1時間 |
| 萩・石見空港からのアクセス | 車で約1時間 |
| 車の必要度 | 必須 |
| 気候の特徴 | 日本海に面し、冬は曇天が多いが積雪は少ない |
萩市はUNESCO世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産を有する城下町です。吉田松陰ゆかりの地として歴史的な町並みが残り、移住支援専門スタッフ3名が常駐。空き家バンク登録物件の改修補助は、対象12地区・地域の物件を購入し18歳以下の子どもがいる場合に上限200万円まで出ます。
移住支援金・補助金
萩市東京圏在住者等移住支援事業支援金
萩市の移住支援金は1本の要綱にまとまっていますが、移住元によって額が2段階に分かれます。交付要綱には「ただし、移住元要件のイの場合にあっては、各2分の1の額を支給する」と書かれています。
| 区分 | 移住元 | 単身 | 世帯(2人以上) | 18歳未満の子ども加算 |
|---|---|---|---|---|
| (a) 東京23区ルート(要綱のア) | 東京23区に在住、または東京圏に在住して東京23区へ通勤していた方 | 60万円 | 100万円 | 1人につき最大100万円 |
| (b) 大都市圏ルート(要綱のイ) | 東京23区を除く東京圏・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・広島県・福岡県に在住していた方(アに該当する方を除く) | 30万円 | 50万円 | 1人につき最大50万円 |
- (a)と(b)は排他で、要綱のイは「アに該当する者を除く」と定めています(併用はできません)
- (b)の場合は就業(関係人口)の要件が対象外になります(要綱に明記)
- 子ども加算の18歳未満の判定が「申請の日に属する年度の4月1日において満年齢が18歳未満」かつ「同居する者に限る」という書き方になっています
- (b)には転入日の条件もあり、広島県・福岡県からの移住は令和6年10月15日以降の転入が対象です
※ 当初調査(2026年3月)では(a)の額(世帯100万円・単身60万円・子ども加算100万円)だけを掲載しており、大都市圏ルートの額が実際の2倍に見える状態でした。2026年8月5日に2本立てに訂正しました。
- 情報源: 萩市 移住・就業・創業に係る支援制度 / 山口県 大都市圏から山口へ!移住就業された方へ移住支援金を支給します!
- 調査日: 2026年8月5日
東京圏以外からの移住向け(萩市独自)
上の支援金の対象外になる地域からの移住には、萩市独自の補助金が2本用意されています。
| 制度 | 金額 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 萩市移住創業チャレンジ支援補助金 | 上限50万円(補助率1/2)+子育支援金10万円/人 | 東京圏在住者等移住支援事業支援金の対象とならない市外からの移住創業。転入直前に5年以上市外に在住 |
| 萩市移住就業支援補助金 | 単身 上限15万円/2人以上の世帯 上限30万円(補助率2/3)+子育支援金10万円/人 | 東京圏以外の地域から就業目的で移住。転入直前に5年以上山口県外に在住し、令和7年4月1日以降に転入。「やまぐちジョブナビ」または市の「萩しごとnet.」掲載企業への就業 |
- 情報源: 萩市 移住・就業・創業に係る支援制度
- 調査日: 2026年8月5日
住宅支援
空き家バンク
萩市の空き家情報バンクは「はぎポルト」ポータル上で運営されています。バンク登録物件を購入・賃借したUJIターン者向けに「萩暮らし応援事業補助金」(改修費・家賃)があります。
補助対象者は、(1)空き家情報バンク登録物件を自らの居住用として購入または賃借した方、(2)UJIターン世帯で、18歳以下の子どもがいる世帯主または55歳以下の世帯主、(3)物件の所有者等が入居者の3親等内の親族でない方、(4)萩市に5年以上定住する意思がある方、(5)税金の滞納がない方、などです。
空き家改修費補助金
| 契約の種類 | 対象地区 | 補助率・上限 |
|---|---|---|
| 売買契約 | 木間・大井・三見・大島・相島・見島の各地区、川上・田万川・むつみ・須佐・旭・福栄の各地域 | 対象経費の2/3以内・上限100万円(18歳以下の子ども1人につき50万円加算・上限200万円) |
| 売買契約 | 上記以外 | 対象経費の1/2以内・上限50万円(子ども1人につき50万円加算・上限150万円) |
| 賃貸借契約 | 上記の地区・地域 | 対象経費の2/3以内・上限50万円 |
| 賃貸借契約 | 上記以外 | 対象経費の1/2以内・上限25万円 |
※ 当初調査(2026年3月)では「改修補助は150〜200万円」と書いていましたが、これは売買契約で18歳以下の子どもがいる世帯の上限額だけを取り出した数字でした。子どものいない世帯は上限50〜100万円、賃貸借契約なら上限25〜50万円です。2026年8月5日に訂正しました。
空き家家賃補助金
| 対象地区 | 補助額 |
|---|---|
| 木間・大井・三見・大島・相島・見島の各地区、川上・田万川・むつみ・須佐・旭・福栄の各地域 | 家賃の1/2以内・上限月額2万円 |
| 上記以外 | 家賃の1/2以内・上限月額1万円 |
18歳以下の子どもがいる世帯は子ども1人につき月額5千円を加算。申請月から最長2年間の補助です。
- 情報源: はぎポルト 萩暮らし応援事業補助金
- 調査日: 2026年8月5日
子育て支援
こども医療費助成
萩市の医療費助成は2本に分かれていて、小学1年生からは自己負担があります。
| 制度 | 対象 | 自己負担 | 所得制限 |
|---|---|---|---|
| 乳幼児医療費助成 | 0歳〜小学校就学前 | なし | なし |
| 子ども医療費助成 | 小学1年生〜高校生等(高校卒業年齢まで) | 通院は1医療機関あたり月1,000円、入院は1医療機関あたり月2,000円(保険薬局は負担なし) | 中学生まではなし。高校生等のみ、税額控除前の市区町村民税所得割額が136,700円以下(父母合算)の世帯 |
県内の医療機関では受給者証の提示で窓口精算できますが、県外での受診はいったん全額を支払い、後日市の窓口で払い戻しの手続き(償還払い)になります。
※ 当初調査(2026年3月)では「0歳〜18歳(18歳の年度末まで)/自己負担なし」と書いていましたが、自己負担の記載が誤りでした。対象年齢が高校卒業年齢までという点は合っていましたが、小学1年生以上には上記の自己負担があります。市の制度概要表には「※自己負担あり」と明記されており、2026年3月時点のアーカイブでも同じ記載でした(=当初からの誤りです)。あわせて高校生等のみ所得制限があることも追記し、2026年8月6日に訂正しました。
- 情報源: 乳幼児・子ども医療費助成制度(萩市)
- 調査日: 2026年8月6日
お試し移住
お試し暮らし施設(2か所)
| 施設 | 特徴 |
|---|---|
| 梅屋七兵衛旧宅「#梅ちゃんち」(3DK) | 浜崎伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)内の伝統的建築物。幕末の商人・梅屋七兵衛の旧宅 |
| 三見駅舎「#さんちゃんち」(1LDK) | 大正時代に建設された駅舎を改修(令和5年3月から受付開始) |
料金はどちらも1組7,000円/6泊7日で、以降1泊追加ごとに1,000円。利用期間は1週間から最長4週間、同一年度につき2回まで利用できます。キッチン・エアコン・Wi-Fiのほか冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機等の備品つきで、使用日の6か月前から予約可能です。
※ 当初「梅ちゃんちはUNESCO世界遺産エリア内」と書いていましたが、世界遺産「萩城下町」の構成資産は城跡・旧上級武家地・旧町人地の3地区で、梅ちゃんちのある浜崎町は含まれません(浜崎は世界遺産とは別枠の伝建地区)。2026年8月13日に訂正しました。
- 情報源: お試し暮らし住宅「#梅ちゃんち」(はぎポルト)、お試し暮らし住宅「#さんちゃんち」(はぎポルト)
- 調査日: 2026年3月30日(2026年8月13日更新)
この自由研究のメモ
萩市は世界遺産の城下町に住める稀有な環境。お試し住宅が浜崎伝建地区の伝統建築と大正時代の駅舎リノベという、どちらも歴史好きにはたまらない施設(梅ちゃんちを「世界遺産エリア内」と書いていたのは誤りで、浜崎は伝建地区。世界遺産の構成資産は城跡・旧上級武家地・旧町人地だった)。移住支援専門スタッフ3名常駐は手厚い。「はぎポルト」のネーミング(萩+ポルトガル語のporto=港)もセンスが良い。
今回、当初調査の宿題だった「改修補助の150万/200万の条件の違い」がようやく解けた。答えは子どもの人数と物件のある地区、そして売買か賃貸かの掛け算だった。基本の上限は対象12地区・地域なら100万円、それ以外は50万円で、そこに18歳以下の子ども1人につき50万円ずつ乗る。だから150万も200万も「子どもがいる世帯の上限」で、子どものいない単身・夫婦世帯には出ない額だった。当初は上限だけを書いていて、これは読者に誤解させる書き方だったと思う。賃貸借契約だと上限25〜50万円まで下がるという落差も大きい。
移住支援金のほうも同じ構造の見落としをしていて、要綱の「ただし、移住元要件のイの場合にあっては、各2分の1の額を支給する」という一文を拾えていなかった。額の表だけを見て、そのすぐ下の「ただし書き」を読んでいない。萩市に限らず山口県の13市はほぼ全部この形なので、金額表を写すときは必ず但し書きまで読む、という教訓になった。
一方で感心したのが、萩市が東京圏以外からの移住にも独自の補助金(移住創業チャレンジ支援・移住就業支援)を2本用意していること。国・県の制度は移住元の条件が厳しく、対象から外れる人のほうが実際は多い。そこを市の予算で埋めにいっているのは、他市ではあまり見なかった。
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース数 | 5件(萩市公式サイト、はぎポルト、はぎポルト萩暮らし応援事業補助金ページ、山口県公式、YY!ターン) |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年8月6日時点(こども医療費助成)/2026年8月5日時点(移住支援金・空き家改修補助)/2026年3月30日時点(その他) |
| 🔧 今回の修正 | 移住支援金を2本立て(東京23区ルート/大都市圏ルート)に全面訂正。東京圏以外向けの市独自2制度を追記。空き家改修補助「150〜200万円」を売買/賃貸・地区・子どもの人数別の表に組み直し(子どもなしは上限50〜100万円、賃貸は25〜50万円)。家賃補助の子ども加算 月5千円/人 を追記。こども医療費助成は「自己負担なし」が誤りで、小学1年生以上には通院1医療機関あたり月1,000円・入院月2,000円の自己負担があることを訂正(高校生等のみ所得制限がある点も追記) |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | お試し住宅の利用料金の詳細。子ども加算が要綱で「最大100万円」と幅を持たせて書かれている理由。令和8年度の予算残高・受付状況(市ページに告知なし) |