📅 最終調査: 2026年8月4日 ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → 移住支援情報(香美市公式ホームページ)
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 24,010人(令和8年7月1日現在・住民基本台帳) |
| 世帯数 | 12,835世帯(同上) |
| 地域別人口 | 土佐山田町 18,925人 / 香北町 3,828人 / 物部町 1,257人(同上) |
| 面積 | 537.86 km²(高知県内で2番目に広い市) |
| 高知市から | 車で約30分(16.8km)。JR高知駅 → 土佐山田駅は特急で約15分 |
| 高知龍馬空港から | 車で約15分 |
| 高速道路 | 高知自動車道・南国ICから車で約15分 |
| 岡山・高松から | 岡山からJR特急で約2時間20分、高松からJRで約1時間55分 |
| 車の必要度 | JR土佐山田駅周辺以外はほぼ必須。市の公式ページも「自家用車をお持ちでないと日常生活に不便を感じることがあります」と明記 |
| 標高 | 約43m(市役所本庁舎地点)。市は「津波の浸水被害はないとされる」と説明 |
※ 従来このページには「人口 約2.5万人(2024年時点)」「高知市から車で約40分」「高知龍馬空港から車で約40分」と書いていましたが、市の人口統計と市公式のアクセス案内で確認して訂正しました(2026年8月4日)。空港・南国ICはいずれも車で約15分で、40分は誤りでした。
- 情報源: 市の人口・世帯数(香美市) / 香美市へのアクセス(香美市) / 移住支援情報(香美市) / 香美市 ─市町村情報─(高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」)
- 調査日: 2026年8月4日
「町・里・山」の3地域からなる市
香美市は2006年3月に土佐山田町・香北町・物部村の3町村が合併してできた市です。市の説明でも、移住相談窓口の説明でも、この3地域を「町暮らし」「里暮らし」「山暮らし」と呼び分けています。
| 地域 | 位置づけ | 特徴(市・相談窓口の説明より) |
|---|---|---|
| 土佐山田町 | 町暮らし | JR土佐山田駅・市役所本庁舎・高知工科大学がある中心地。スーパーや病院がそろい、アパートも多い |
| 香北町 | 里暮らし | 町と山の中間。やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムがある。地域行事が多い |
| 物部町 | 山暮らし | 山に囲まれた地域。べふ峡・三嶺など。地域住民との協力関係が前提になる |
人口を見ると土佐山田町に約79%が集中していて、物部町は1,257人。同じ「香美市」でも暮らし方はかなり違いそうです。
やなせたかしさんの出身地(香北町)であること、日本三大鍾乳洞の龍河洞があること、ユズ玉の出荷量が日本一であること、伝統工芸の土佐打刃物とフラフの産地であることも市の紹介に出てきます。
- 情報源: 移住支援情報(香美市) / 市の人口・世帯数(香美市)
- 参考: 「香美市立移住定住交流センター」高知県香美市の移住相談窓口(いなかみライフ/NPO法人いなかみ)
- 調査日: 2026年8月4日
移住支援金・補助金
移住支援金(国・県・市の制度/東京圏型)
高知県は全34市町村が対象エリアで、香美市も実施しています(令和8年4月1日時点の県の申請窓口一覧に掲載)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 単身 | 60万円 |
| 2人以上の世帯 | 100万円 |
| こども加算 | 18歳未満の世帯員を帯同する場合、18歳未満の者1人につき100万円を上限に加算(人数の上限は要綱に規定なし) |
| 申請窓口 | 香美市 地域創生課(0887-53-1061) |
こども加算の額は市町村ごとに違います。県が公表している「市町村ごとの子育て世帯加算額(R8.4.1〜)」では、室戸市だけが30万円で、香美市を含む他の33市町村は100万円でした。
移住元の要件(両方に該当すること)
- 住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、東京23区に在住、または東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)の条件不利地域以外に在住して23区へ通勤
- 住民票を移す直前に、連続して1年以上、23区内に在住または23区内へ通勤(通勤期間は住民票を移す3か月前を起算点にできる)
- 東京圏に住みながら23区内の大学等へ通学し、23区内の企業に就職した場合は、通学期間も算入可(高等専門学校は2年が上限)
就業等の要件(いずれか)
- 就職: 高知県のマッチングサイト「高知求人ネット」に掲載された移住支援金対象求人に、週20時間以上の無期雇用で就業。申請時に連続3か月以上在職していること
- 専門人材: プロフェッショナル人材事業または先導的人材マッチング事業を利用して就業
- テレワーク: 会社の命令ではなく自分の意思で移住し、移住元の業務を週20時間以上続ける(原則、恒常的に通勤しない)
- 起業: 高知県の起業支援金の交付決定を受けていること
- 関係人口: 香美市の要綱では、転入時に35歳未満で5年以上定住する意思があり、転入前に市の地域体験型イベントに参加していて、農林水産業に就業した方(市内の農林水産事業者に正社員として就業/親元で従事/自ら営む、のいずれか)と定められています
申請の注意点
- 申請できるのは転入後3か月以上1年以内。転入直後には申請できません(県の共通ルールは「1年以内」ですが、香美市の要綱には下限3か月の規定があります)
- 申請日から5年以上、香美市に継続して居住する意思が必要
- 3年未満で市外に転出すると全額返還、3年以上5年以内の転出で半額返還
- ただし、香美市に1年以上住んだうえで転出先が高知県内の市町村である場合は、転出前に転出届(要綱様式第5号)を出すことで全額または半額の返還が免除されることがあるという規定が香美市の要綱にはあります。県内で住み替える場合の逃げ道が用意されている形です
- 過去10年以内に世帯員として移住支援金を受給していないこと
- 要綱そのものが令和9年5月31日限りで失効する(附則第2項)と定められています
※ 市のホームページの制度ページは更新日が2023年4月12日のままで、上記の「関係人口」の類型が載っていません。金額・要件は市の例規集にある最新の交付要綱(令和7年3月31日告示第72号による改正)と県の令和8年度ページで確認しました。
※ 従来このページでは、この制度の情報源として「移住支援情報」ページを挙げていましたが、そのページには移住支援金の記載自体がありませんでした。出典を制度ページと交付要綱に差し替えています(2026年8月4日)。
- 情報源: 地方創生移住支援事業費補助金(香美市) / 香美市地方創生移住支援事業費補助金交付要綱(香美市例規集) / 地方創生移住支援事業(移住支援金)について(高知県) / 市町村ごとの子育て世帯加算額(R8.4.1〜)(高知県)
- 調査日: 2026年8月4日
カミカムキャンペーン(引越し・結婚・出生の祝い金)
香美市には、市の地域電子マネー「kamica(カミカ)」で受け取る4種類の祝い金があります。現金ではなく電子マネーである点が制度の性格を左右するので、先に書いておきます。
| 制度 | 金額 | 主な対象 | 申請 |
|---|---|---|---|
| 引越し祝カミカマネー | 1人につき20,000kamicaマネー(2万円相当) | 令和7年4月1日以降に高知県外から転入し、転入後2か月以上住民基本台帳に記載。転入日の属する年度内で満34歳以下 | 不要(プッシュ型) |
| 結婚祝カミカマネー | 1人につき50,000kamicaマネー(夫婦で10万円相当) | 令和7年4月1日以降に婚姻届が受理され、住民基本台帳に記載されて2か月以上。夫婦とも婚姻日時点で39歳以下 | 必要(地域創生課) |
| 子ども誕生祝カミカマネー | 1人につき50,000kamicaマネー(5万円相当) | 令和7年4月1日以降に出生で住民基本台帳に登録され、2か月以上記載 | 不要(プッシュ型) |
| 若者出逢い応援カミカマネー | 支払った費用の半額相当(上限3万円分) | 20〜39歳の独身者で、前年度4月1日から市に住民登録。「高知で恋しよ‼マッチング」「県内に営業所のある結婚相談所」「認証を受けたインターネット型マッチングサービス」のいずれかを利用 | 必要(紙または電子申請) |
kamicaマネーの性格(ここは制度の中身と同じくらい大事だと思ったので書きます)
- kamicaは香美市の地域電子マネーで、使えるのは市内のkamica加盟店のみです。市外では使えません
- カードは市内に住民票のある人に市から郵送されます。市外在住者はアプリで利用登録できます
- 付与された電子マネーの有効期限は「最終利用日から4年間」
- 年会費・発行手数料は無料。現金チャージはセブン銀行ATMや加盟店レジで1,000円単位(累計チャージ上限30万円)
- 予算上限に達した場合、申請可能期間中でも受付を終了することがあると各制度ページに明記されています
つまり「転入で2万円」「出産で5万円」といっても、現金給付ではなく市内の店で使う商品券に近いものです。金額だけを他市と横並びで比べると実態がずれます。
- 情報源: カミカムキャンペーン(香美市) / 若者出逢い応援事業(香美市) / 「kamica(カミカ)」について(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市奨学金返還支援補助金(年12万円 × 最長5年)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 1年度あたり12万円を上限。通算して5年まで申請可能 |
| 対象 | 大学等の在学中に貸与型の奨学金を受け、現に就労している方。公務員は除く |
| 年齢 | 4月2日時点で40歳未満 |
| 居住 | 前年度の4月1日には香美市の住民基本台帳に登録され、現に居住。5年以上住む意思があること |
| その他 | 前年度中に奨学金を返還していること。他の支援制度の適用を受けていないこと。市税等の滞納がないこと |
| 申請期間 | 令和8年4月27日〜令和9年2月27日(予算上限に達した場合は期間中でも終了) |
- 情報源: 香美市奨学金返還支援補助金(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市結婚新生活支援事業(上限30万円/親と同居・近居なら45万円)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 1世帯あたり上限30万円。親世帯と同居・近居の場合は上限45万円 |
| 「近居」の定義 | 親世帯との距離が5km以内、または同一小学校区内に住所を有し居住していること |
| 対象 | 前年度1月1日〜当該年度3月31日に婚姻届が受理された夫婦で、婚姻日の年齢が夫婦とも39歳以下、世帯所得500万円未満(奨学金返済分は控除可) |
| 対象費用 | 住宅の取得費・リフォーム費・賃貸費用(賃料・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)・引っ越し費用 |
| 募集件数 | 10件 |
| その他の条件 | 夫婦のいずれもが、交付決定を受ける年度に市が別に定める講座等を受講していること |
| 申請期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日 |
過去に他自治体を含めて結婚新生活支援事業の補助を受けたことがある場合は対象外です。
- 情報源: 香美市での結婚新生活を応援します!(香美市結婚新生活支援事業)(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
住宅支援
空き家バンク
香美市が空き家の所有者から物件情報を登録してもらい、市のホームページと市の窓口で情報提供する登録制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 掲載件数 | 2026年8月4日時点で18件(賃貸・売買の合計。一覧ページの更新日は2026年7月16日) |
| 対象 | 登録物件は香美市外の移住希望者が対象 |
| 見学 | NPO法人いなかみのスタッフが同行して案内。事前予約制(0887-52-8606)。水・日・祝はNPOの定休日 |
| 所在地 | 防犯のため所在番地は公開されていません |
| 契約 | 交渉・契約は担当不動産業者が仲介(仲介手数料が発生。売買の場合は物件登録者側にも発生) |
| 担当課 | 住宅政策課 |
物件ページには間取り・水道(上水/井戸等)・トイレ・風呂・駐車場・光回線エリアかどうかまで書かれていて、詳細PDFも付いています。
※ 従来このページには「アットホームと連携した空き家バンクサイトもあります」と書いていましたが、現在の市の空き家バンクのページ・一覧ページにその記載は見当たりませんでした。物件は市のサイトに直接掲載されています(2026年8月4日に修正)。
- 情報源: 空き家バンク(香美市) / 空き家情報(物件一覧)(香美市) / 空き家を貸したい・売りたい場合(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
空き家改修補助金(改修 上限180万円+家財処分 上限50万円)
前回の調査で「調べきれなかったこと」に挙げていた制度です。実際にありました。
| 対象経費 | 補助率 | 補助限度額 |
|---|---|---|
| 耐震工事・機能回復のための改築・修繕等(屋根/外壁の改修、台所・浴室・トイレの改修や設備改善、床板・畳の取り替え等) | 3分の2以内 | 180万円 |
| 家財道具等の運搬処分(家電リサイクル法の処分費と消費税を除く) | 2分の1以内 | 50万円 |
対象者(いずれかに該当)
- 空き家の所有者
- 市外に5年以上住所を有し、改修工事終了後10年以上居住見込みの移住者(市内に住所を有して1年を経過しない者を含む)
- 空き家を借り受ける地域自主組織・NPO法人等で、移住定住の促進を目的に活動している団体のうち市長が特に認める者
交付要件
-
空き家の所有者と移住者の双方が空き家バンクに登録していること
-
賃貸借契約を結んでいる場合は改修について所有者の承諾を得ていること
-
空き家の所有者と相続関係がないこと
-
昭和56年5月31日以前に建築された空き家を改修する場合は、耐震基準を満たすための耐震工事を優先する
-
施工業者は市内に事務所・事業所を有する法人または個人事業主を優先
-
年度末の3月15日までに工事が完了すること
-
改修工事や家財処分を行う前に申請が必要(予算の範囲内のため事前相談が必要)
-
情報源: 空き家改修補助金(香美市)
-
調査日: 2026年8月4日
香美市中間管理住宅事業(市が12年借り上げて改修する仕組み)
これは他の自治体でもあまり見かけない形の制度でした。
- 市が空き家等を約12年間借り上げ、耐震化や水回りなどの改修を行ったうえで、市が管理して移住希望者に貸し出す
- 改修工事に所有者の負担はありません
- 賃貸借期間は定期契約の締結日から12年に達する日以降の最初の3月31日まで
- 市から所有者へは、契約年度の固定資産税額に相当する賃借料が毎年支払われます
- 賃貸契約期間の満了で返還する際、所有者は原状回復の義務を負いません
- 対象物件の条件は、予算の範囲内で改修できること、市外からの移住者に転貸することに所有者が同意していること、香美市空き家バンクに登録できることなど
- ページ(更新日2024年4月16日)には「本年度は2件実施予定で随時募集」とあります
移住者の側から見ると「借りられる住宅が増える仕組み」、空き家の持ち主から見ると「自己負担なしで直してもらえる代わりに12年貸す仕組み」です。前掲の第4期アクションプランには「1件あたり900万円までで実施」と書かれていました。
- 情報源: 香美市中間管理住宅事業(香美市) / 香美市移住定住促進計画第4期アクションプラン(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市木材住宅支援事業(市の補助 上限200万円・令和8年度まで)
香美市産の木材を使って市内に木造住宅を新築・増改築する場合の補助です。愛称は「香美Ing Wood House Support Project」。
| 施工業者の区分 | 市内で製材した市産材 (1㎥あたり10万円) | 市外で製材した市産材 (1㎥あたり7.5万円) |
|---|---|---|
| 香美市内に本社・本店がある大工・工務店等 | 上限200万円 | 上限150万円 |
| 香美市内に職員が常駐する支店・営業所がある大工・工務店等 | 上限150万円 | 上限100万円 |
| 香美市外の大工・工務店等 | 上限100万円 | 上限50万円 |
- 補助額は「香美市産木材の使用材積(20㎥を上限)× 1㎥あたりの単価」で計算します
- 高知県の「こうちの木の住まいづくり助成事業(積上補助タイプ)」に申し込み、受理されることが市への申請の前提です。定額補助タイプは対象外
- 完成後は速やかに入居し、10年以上自己の居住用として使用すること
- 本事業は令和8年度まで。令和8年度の申請は令和9年2月末までに住宅の引渡しが完了している必要があります
- 市産材であることの証明は、市が登録した登録業者(物部森林組合など)が発行します
なお、市の「住まい こんなときは」ページ(更新日2023年3月30日)には「香美市の木を使った住まいに、最大で280万円の補助金が出ます」とあり、第4期アクションプランにも「県補助と合わせて最大280万円まで補助」と書かれています。280万円は県の助成と合算した場合の数字で、市の補助だけを見ると上限200万円、という理解でよさそうです。
- 情報源: 香美市木材住宅支援事業(香美市) / 住まい こんなときは(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
耐震・除却など(令和8年度)
移住者向けというより市民向けの制度ですが、中古住宅を買う場合に関係しそうなものを市の補助金冊子から拾いました。
| 制度 | 補助上限額 |
|---|---|
| 木造住宅耐震診断調査事業 | 診断費用無料(耐震診断士を派遣。S56.5.31以前建築・2階建以下の木造住宅) |
| 非木造住宅耐震診断費補助金 | 戸建住宅 84,000円 |
| 住宅耐震改修費等補助金(改修設計) | 戸建住宅 356,000円 |
| 住宅耐震改修費等補助金(改修工事) | 戸建住宅 1,650,000円 |
| ブロック塀等対策補助金 | 407,000円 |
| 老朽住宅除却事業補助金 | 1,645,000円(対象経費の8/10) |
| 家具転倒防止等対策費補助金 | 購入費上限15,000円+取付作業員を無償派遣 |
| 災害用トイレ等購入費補助金 | 3,000円 × 世帯人数(上限15,000円) |
| 浄化槽設置整備事業費補助金 | 公共下水道・農業集落排水の認可区域外で合併処理浄化槽を整備する場合に補助 |
- 情報源: 令和8年度香美市の補助金(香美市) / 令和8年度香美市補助金[PDF](香美市) / 香美市住宅耐震改修費等補助金(香美市) / 香美市老朽住宅除却事業補助金(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
公営住宅
市が管理する住宅には市営住宅・特定公共賃貸住宅・ふるさと住宅・香美市住宅の4種類があります。市営住宅は収入基準(一般世帯158,000円以下、高齢者や障害のある方の世帯は214,000円以下)や「現に住宅に困窮していることが明らかであること」といった公営住宅法上の制約があり、単身入居は60歳以上など一定の条件が必要です。
定時募集(年数回)と随時募集があり、2026年度は第2回定時募集の案内が出ていました(2026年8月3日更新)。
- 情報源: 市営住宅・特定公共賃貸住宅・ふるさと住宅・香美市住宅のご案内(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
子育て・教育
乳幼児・児童医療費助成制度(0歳〜18歳)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 香美市に住所がある0歳から、18歳の誕生日を迎えた日以後最初に到来する3月31日まで(高校生世代相当まで) |
| 助成内容 | 入院・通院でかかった保険診療分の自己負担分 |
| 対象外 | 入院時の食事代、健康保険適用外の診断書料、薬の容器代、差額ベッド料 |
| 手続き | 助成を受けるには申請が必要(福祉事務所社会福祉係または各支所) |
| 県外受診 | 医療費受給者証が使えないため、自己負担分を支払った後に払い戻しの申請 |
※ 従来このページには「対象 0歳〜中学生まで」と書いていましたが、市の制度ページ(更新日2026年4月1日)では18歳(高校生世代相当)まででした(2026年8月4日に修正)。なお、市の「移住支援情報」ページには今も「中学生まで、医療費無料です。」という記載が残っています。市の中で表記が食い違っているので、担当課のページのほうを採りました。
- 情報源: 乳幼児・児童医療費助成制度(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
学校給食費(無償ではありません)
市内の全小中学校で給食が実施されていますが、給食費は無償化されていません。
| 区分 | 月額(令和6年4月1日施行の本来額) | 令和7年度の軽減後(4〜12月) |
|---|---|---|
| 小学校 | 5,440円(1食320円) | 4,726円(1食278円) |
| 中学校 | 5,950円(1食350円) | 5,168円(1食304円) |
-
令和7年度は国の「物価高騰対策重点支援地方創生臨時交付金」を活用して負担軽減の措置がとられ、令和7年度3学期(令和8年1月〜3月)は給食費全額が支援され、保護者負担は零円でした
-
令和8年度(4月以降)については、市のページに「現在検討中です」と書かれています(ページ更新日2026年1月8日)。※要確認
-
アレルギー等で牛乳なしになる場合は牛乳代の実費相当額が差し引かれます
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情報源: 給食費(香美市学校給食センター)
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調査日: 2026年8月4日
保育
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市立保育園は待機児童なし(市の移住支援情報ページの記載)
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香美市多子世帯保育料軽減事業費補助金: 4月1日時点で18歳未満の児童が3人以上いる世帯の、第3子以降で3歳未満の児童の保育料を全額無料。認可外の届出保育施設に通う場合の軽減制度も別にあります
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香美市保育所・幼稚園等副食費支援事業給付金: 保育所・幼稚園・認定こども園等の給食の副食費を支援。1号認定は1食255円 × 給食実施日数(20日を限度)、2号認定と新制度未移行幼稚園は月額上限5,100円。対象者は在籍園で支援相当額を差し引いた額を支払う仕組みです(令和8年4月分〜令和9年3月分)。副食費が既に免除になっている方は対象外です
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こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)も実施しています
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情報源: 香美市多子世帯保育料軽減事業費補助金(保育所等)(香美市) / 香美市保育所等副食費の支援について(香美市) / 幼児教育・保育の無償化対象施設について(香美市) / 移住支援情報(香美市)(「市立保育園は待機児童なし」の出典)
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調査日: 2026年8月4日(情報源の再確認: 2026年8月8日)
香美市高等学校等通学費補助金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 通学定期券購入費のうち、1か月あたり5,000円を超える額 |
| 対象 | 民営バスを利用して高等学校等へ通学する生徒の保護者 |
| 距離要件 | 市内の高校へ通う場合は自宅から学校まで8km以上。市外の高校へ通う場合は自宅からJR土佐山田駅まで8km以上(安全確保のためバス利用が必要と認める場合はこの限りでない) |
| 補助期間 | 高等学校等へ入学後3年以内 |
| 申請 | 通学定期券の有効期限内(最終3月末)に申請書と添付書類を教育振興課へ。学生証の写しまたは在学証明書、通学定期券の写し(スマホ定期券は画像)、保護者の市税等の滞納がない証明書(父母とも。同一年度内の2回目以降は省略可) |
| その他 | 保護者に市税等の滞納がないこと。他の通学費補助を受けている場合は対象外 |
補助額は3か月定期の場合、(通学定期券購入費)−(5,000円×3か月)が補助対象額という計算になります。
市内には県立山田高等学校・県立山田特別支援学校があり、大学は公立高知工科大学があります。市の説明では「保育園から大学まで整備」というのが売りのひとつになっています。
- 情報源: 香美市高等学校等通学費補助金(香美市) / 移住支援情報(香美市)(「保育園から大学まで整備」の出典。通学費補助金の記載はありません)
- 調査日: 2026年8月4日(情報源の再確認: 2026年8月8日)
小規模特認校制度・山村留学
小さい学校を選んで通わせたい人向けの仕組みが2つあります。
-
小規模特認校制度: 通学区域の制限を外して入学・転入学を認める学校。片地小学校(令和4年度から)、大栃小学校・大栃中学校(令和5年度から)が特認校です
-
山村留学(大栃中学校): 山村への留学を希望する生徒を受け入れる制度。受入期間は原則1年間(継続可)。寄宿舎費 月額3万5千円、そのほか給食費・学級費・学用品・医療費・衣料費等は自己負担。11月までに書類審査、12月中に面接。募集基準は「小規模校での就学を子供自身が強く希望している者」。※市のページの更新日は2024年2月22日で、掲載されている募集年度は令和6・7年度のものです。最新の募集状況は要確認
-
情報源: 小規模特認校制度(香美市) / 山村留学生募集(香美市)
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調査日: 2026年8月4日
就業・起業支援
仕事を探す窓口
市内にハローワーク香美出張所があります。市の移住支援情報ページからは、高知県の若者就職支援センター「ジョブカフェこうち」とハローワークインターネットサービスが案内されています。移住支援金の対象求人は高知県のマッチングサイト「高知求人ネット」に掲載されます。
- 情報源: 移住支援情報(香美市) / 地方創生移住支援事業(移住支援金)について(高知県)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市創業助成補助金
「創業支援枠」と「空き店舗等利活用枠」の2つの枠があり、香美市で起業や新しい事業を行う人の経費の一部を助成します。申請先・問い合わせ先は市役所ではなく香美市商工会(0887-53-4111)です。令和8年度の募集期間・内容は「5月中旬ごろ公開予定」とページに書かれていました。
- 情報源: 令和8年香美市創業助成補助金(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市鍛冶屋創業支援事業費補助金(上限100万円)
香美市の伝統的工芸品である土佐打刃物を継承するための、かなり対象を絞った制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助限度額 | 一人あたり100万円(限度額に達するまで複数年度にわたって申請可能。2年目以降は既に確定した額を差し引いた残額が上限) |
| 対象者 | 市内にある鍛冶屋創生塾に在学中の者、卒塾翌年度から7年が経過していない者、またはこれらに準ずる者として鍛冶屋創生塾と特定の関係(講師助手等)があり高知県土佐刃物連合協同組合が認める者 |
| 要件 | 継続発展する見込みのある鍛冶屋をすでに開業している、または開業しようとしていること。市町村税の滞納がないこと |
| 対象経費 | 事業所の賃貸(敷金・礼金・保証金等を除く)、改修費・新増改築費、設備・備品購入費、消耗品費(原材料費を除く)、機械搬入等の賃借料 |
- 情報源: 香美市鍛冶屋創業支援事業費補助金(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市サテライトオフィス等設置促進事業費補助金(IT企業等の誘致)
移住者本人向けではなく企業向けですが、テレワークで移住を考えている人の受け皿になりうるので載せておきます。対象業種はIT・コンテンツ、コンタクトセンター、バックオフィスの3種別。香美市内に住所を有する者を正規職員として2人以上雇用することが要件です。
| 補助対象経費 | 補助率・限度額 | 適用期間 |
|---|---|---|
| 市内での新規雇用に関する奨励金(正規職員) | 1人あたり100万円 | 5年間 |
| 同(短時間労働者・無期雇用派遣労働者) | 1人あたり70万円 | 5年間 |
| 同(非正規職員・週20時間以上) | 1人あたり50万円 | 5年間 |
| 建物の賃借 | 1/2(限度額 月10万円) | 5年間 |
| 施設の改装等 | 1/2(限度額 250万円) | 使用開始後1年以内 |
| 事業用の通信費 | 1/2(限度額 月10万円) | 5年間 |
| 人材の募集 | 1/2(限度額 年5万円) | 5年間 |
高知県のサテライトオフィス等立地促進事業費補助金と併用できるとされています。
- 情報源: IT企業等の誘致に関する支援制度(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
まちなか分散型コワーキング(実証実験中)
まちの店舗や施設の「空いている席」をワークスペースとして使える仕組みの実証実験が、令和8年5月から始まっています。専用アプリとICタグでチェックイン・チェックアウト・決済まで完結する形。市は令和6年度に「香美市シェアオフィス整備事業基本計画」を策定していましたが、施設整備の前にまず需要を可視化する、という順序を取ったと説明しています。香美市役所本庁舎でもコワーキングスペースを提供しています。
- 情報源: 既存施設を活用した「まちなか分散型コワーキング」の実証実験を開始!(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
就農支援(国・県の資金+市の上乗せ)
香美市はユズ玉の出荷量日本一で、やっこネギ・ニラ・ショウガ・オオバ・菌床シイタケなどの産地です。就農関係の資金は国・県の制度が中心で、市はその窓口になっています。
| 制度 | 金額 | 主な対象 |
|---|---|---|
| 就農準備資金(国) | 年間165万円・最長2年 | 県が認める研修機関等で研修する、就農予定時49歳以下の研修生。年間1200時間以上の研修等 |
| 経営開始資金(国) | 年間165万円・最長3年 | 独立・自営就農時49歳以下の認定新規就農者 |
| 後継者就農促進事業(研修支援区分)(県) | 月10万円・最長1年 | 県内で農業後継者となることを目指し、研修機関で研修を受ける49歳以下の研修生 |
| 後継者就農促進事業(経営開始支援区分)(県) | 年間120万円・最長2年 | 3親等以内の親族の農業経営を継承して経営主となった49歳以下の認定新規就農者 |
| 香美市新規就農者サポートハウス応援奨励金(市) | ― | 新規就農者に園芸用ハウスと農地を合わせて貸与する場合、ハウスの所有者に奨励金 |
| 香美市園芸用ハウス整備事業費補助金(流動化区分)(市) | ― | 他人が所有・利用していたハウスを移設または修繕して営農する場合 |
いずれも前年の世帯所得600万円以下などの要件があり、予算の範囲内での採択です。
- 情報源: 新規就農者育成総合対策(就農準備資金・経営開始資金)(香美市) / 後継者就農促進事業(香美市) / 令和8年度香美市の補助金(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
林業・狩猟
市域の大半が森林で、林業関係の補助が複数あります。香美市林業担い手対策支援事業(市内に本社を有する林業事業体の新規就業者の雇用・指導育成に要する経費を補助)、かみんぐFutureつなぐ森事業(自ら林業作業を行う方の安全対策や特殊伐採装具の導入経費)、香美市危険木伐採事業費補助金(対象経費の3/4以内・上限75万円)など。高知県の「こうちフォレストスクール」や「林業就業支援講習」も香美市を会場に開催されています。
有害鳥獣対策としては、狩猟免許取得補助金(第一種銃猟の免許取得・猟銃所持許可の経費、わな猟の初心者講習会費・診断書料)や、防護柵設置・捕獲機材購入の補助があります。
- 情報源: 令和8年度香美市の補助金(香美市) / 香美市 ─市町村情報─(高知県移住ポータルサイト)
- 調査日: 2026年8月4日
地域おこし協力隊
香美市でも総務省の地域おこし協力隊制度を活用しています。市のページ(更新日2026年3月18日)で紹介されているのは1名で、2025年2月着任・東京都板橋区出身・有害鳥獣対策とジビエ推進の担当でした。
- 情報源: 地域おこし協力隊の活動紹介(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
お試し移住・相談窓口
香美市お試し移住体験住宅
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賃料 | 月額20,000円(駐車場・共益費込み。光熱水費等は別途) |
| 期間 | 1か月単位で最長6か月 |
| 施設 | 高知県公営企業局 吉野職員宿舎の2階(202・203・205・206号室/香北町吉野99番地)、香美市営住宅 成矢団地セトル成矢(601・603・605号室/物部町大栃1543番地) |
| 対象 | 香美市への移住を希望し、香美市の住民基本台帳に登録がなく、この住宅を未利用の方 |
| 備品 | ガスコンロ、電気炊飯器、電子レンジ、冷蔵庫、液晶テレビ、エアコン、洗濯機、掃除機(吉野は電気ポット・コタツ、セトル成矢はダイニングテーブル・チェアも)。寝具等・消耗品は入居者負担(持参) |
| 通信 | 電話・インターネットはつながっていません |
| 申込 | 利用開始希望日の1か月前までに随時受付。申込後2週間以内に面接あり |
| 申込先 | 移住定住交流センター(NPO法人いなかみ)/香美市土佐山田町本村214/0887-52-8606 |
| 支払い | 入居時に利用期間分をまとめて支払い(途中退去の場合は返金) |
利用可能な部屋は2施設で計7室。空き状況カレンダーがPDFで公開されています。市のページには交通事情として「自家用車をお持ちでないと日常生活に不便を感じることがあります」と正直に書かれていました。
※ 相談窓口側のサイト(いなかみライフ)には「1ヶ月15,000円」という古い案内ページが残っていますが、市の公式ページの現行額は20,000円です。
- 情報源: 香美市お試し移住体験住宅(香美市)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市立移住定住交流センター(NPO法人いなかみ)
香美市が業務委託し、NPO法人いなかみが運営する移住相談窓口です。旧保育園を活用した施設で、園庭が残っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 高知県香美市土佐山田町本村214 |
| 電話/FAX | 0887-52-8606 |
| 開館日 | 月・火・木・金・土曜日(休館:水・日・祝日) |
| 開館時間 | 8:30〜17:30 |
| 主な業務 | 移住相談、お試し移住体験住宅の管理運営、空き家や地域の案内、人(移住者・地域住民・仕事関係者)の紹介、仕事のきっかけ紹介、情報発信、移住後のアフターフォロー |
市の第4期アクションプランでは、市役所と「移住促進を専門に行う団体(特定非営利活動法人等)」の役割分担が明文化されていて、空き家バンクの制度運用や補助事業の受付は市、地域案内・お試し住宅の運用・移住者ネットワークはNPO、という切り分けになっています。同プランには、令和2年度の移住実績40組75人(うち県外12組16人)、令和3年度43組103人(同12組18人)、令和4年度は12月末時点で24組53人(同8組16人)という数字が載っていました。
- 情報源: 香美市移住定住促進計画第4期アクションプラン(香美市) / 移住支援情報(香美市)
- 参考: 「香美市立移住定住交流センター」高知県香美市の移住相談窓口(いなかみライフ) / 香美市移住ポータルサイト(いなかみライフ)
- 調査日: 2026年8月4日
香美市さかさま相談室(AIによる移住相談)
香美市と株式会社On-Co(「さかさま不動産」の事業実施主体)が移住定住支援の連携協定を結んでいて、AIが移住相談に応じる「香美市さかさま相談室」が公開されています。会話の内容は市とOn-Coで共有され、移住支援につなげる仕組みだと説明されています。
市自身が「本サービスは試験運用中です。AIの回答に誤りが含まれる可能性があります。あくまで参考情報としてご利用ください」と注意書きを出しています。実際、いなかみライフには2026年6月に「さかさま不動産 香美支局初のマッチング事例」(物部町の潜在的空き家の掘り起こしに成功)という記事も出ていました。
- 情報源: 移住支援情報(香美市)
- 参考: 香美市さかさま相談室 / さかさま不動産
- 調査日: 2026年8月4日
「こうち二段階移住」との関係
高知県の移住施策としてよく紹介される「こうち二段階移住」は、高知市の制度です。いきなり中山間地域へ移住するのではなく、まず高知市に移り住み(1段階目)、そこを拠点に県内を回って自分に合う場所を決める(2段階目)という考え方で、高知市がおためし移住の費用(実費上限22万円)やレンタカー代(上限2万円または実費の半額)を補助し、「すてっぷ移住パスポート」を発行しています。
香美市の制度ではありませんが、2段階目の移住先は県内のどこでもよいので、香美市もその受け皿のひとつになります。なお香美市の移住支援金の要綱には、香美市に1年以上住んだうえで県内の他市町村へ転出する場合は返還が免除されうる規定があり、県内での住み替えを妨げない設計になっていました。
- 情報源: 二段階移住とは|こうち二段階移住(高知市) / 香美市地方創生移住支援事業費補助金交付要綱(香美市例規集)
- 調査日: 2026年8月4日
移住者の声(外部リンク集)
香美市は、市の委託を受けたNPO法人いなかみが移住サイト「いなかみライフ」を運営していて、移住者インタビューが継続的に掲載されています。以下は記事へのリンクです(情報源ではなく参考記事として挙げています)。
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子どもの学びを考えた先にあった香美市|能登谷 貢悦さんご一家が見つけた暮らしの豊かさ — 能登谷さん一家 / 東京都から移住 / 夫婦+娘+愛犬 / 2026年7月公開。娘さんの小学校入学がきっかけで複数地域を検討して香美市へ。農業を始めた1年目は「畝作りが間に合わなくて、虫の被害も多かった」と率直に語られていて、そのあと土づくりに1年かけたそうです
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いなかみだよりNo.41「香美市の移住者インタビュー09_『風土』浅田家」 — 浅田剛司さん・かよこさん / 広島県・愛知県出身、東京を経て2020年9月に香北町西川へ / 夫婦+子1人。2019年5月に物件を見学し、改修を経て移住。移住先を決めるまでに時間がかかったこと、旅で訪ねた場所では「暮らす実感がわかなかった」という話が印象に残りました
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いなかみだよりNo.33「香美市の移住者インタビュー01_キセツノオヤサイ葉屋 岩上夫妻」 — 岩上颯人さん(北海道出身)・千夏さん(京都府出身)/ 香北町長野地区 / 約1.2haで有機農業。にんじんとしょうがを中心に、ジュースやシロップに加工して販売。料理人から農業へ、というキャリアの移り方が具体的に書かれています
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【観覧注意】10年東京に居たヤツがいきなり「猟師」するとこうなる! — 坂本仁さん(香美市集落支援員)/ 東京に10年住んだのち移住 / わな猟。「狩猟免許は意外とお金がかかる」として取得に約25,000円・年間更新18,000円、報奨金は1頭10,000〜18,000円のため初年度は約4万円の赤字だったこと、シカの「止め刺し」で精神的にこたえたことまで書かれています。移住のきれいな面だけではない記事
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田舎の人はなぜ草刈りや地域行事への参加を迫るのか? — 制度ではなく「田舎の暮らし方」の話。移住相談窓口の運営側が書いているのが面白いところです
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移住者カテゴリの記事一覧(いなかみライフ) — 上記以外にも「いなかみだより」の移住者インタビューが10本以上あります(ゆず農家、陶芸、革小物、飲食店など)
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移住促進PR動画(香美市公式・YouTube) — 町・里・山の住環境や地域性、移住支援情報を紹介する約10分の動画
※ 体験は個人のもので、すべての人に当てはまるわけではありません。
この自由研究のメモ
今回は既存の記述をゼロから確認し直したのですが、直すところが5か所ありました。 正直に書いておきます。
1つ目、アクセスの数字が全部おかしかった。 「高知市から車で約40分」「高知龍馬空港から車で約40分」と書いていましたが、市の公式アクセス案内では空港から15分、南国ICから15分、高知家(県の移住ポータル)では高知市から16.8km・車で約30分。JRも「高知からJR特急で15分」でした。40分はどこから出てきた数字なのか分かりません。しかも空港の行を「大阪からのアクセス」という見出しに入れていて、二重におかしかったです。
2つ目、こども医療費が「中学生まで」になっていた。 実際は**18歳の誕生日以後最初の3月31日まで(高校生世代相当)**でした。ややこしいのは、市の中で表記が割れていることです。担当課(市民保険課保険係)の制度ページは「0歳から18歳」と明記していて更新日は2026年4月1日。一方、移住希望者が最初に見るであろう「移住支援情報」ページには、いまも「中学生まで、医療費無料です。」という一文が残っています。当サイトはその移住支援情報ページを出典にしていたので、市の古い記述をそのまま引き写していたことになります。
3つ目、移住支援金の出典ページに、移住支援金のことが書かれていなかった。 これがいちばん反省点です。移住支援金の金額・条件の情報源として「移住支援情報」ページのURLを載せていたのですが、そのページを開いても移住支援金の記載はありません。制度は別のページ(地方創生移住支援事業費補助金)にあり、しかもそのページは更新日が2023年4月12日のままでした。金額と要件は市の例規集にある交付要綱(令和7年3月31日改正)と、高知県の令和8年度のページで確認し直しました。
4つ目、人口。 「約2.5万人(2024年時点)」と書いていましたが、令和8年7月1日現在の住民基本台帳で24,010人。ちなみに市の移住支援情報ページには「約2万7千人」、県の移住ポータルには「26,535人」と書かれていて、どちらも古い数字のままです。地域別に見ると土佐山田町18,925人・香北町3,828人・物部町1,257人。市の要覧によると令和4年時点の高齢化率は39.9%でした。
5つ目、空き家バンクの「アットホームと連携したサイトもあります」。 現在の市の空き家バンクページにも物件一覧ページにもその記載は見当たりませんでした。物件は市のサイトに直接載っていて、見学はNPO法人いなかみのスタッフが同行する形です。2026年8月4日時点の掲載は18件でした。
書いていなかった制度のほうが多かった、というのが今回の実感です。 前回の調査カードには「調べきれなかったこと: 空き家改修補助金の有無・上限額」と書いてありましたが、あります。改修が補助率2/3で上限180万円、家財処分が1/2で上限50万円。 ただし条件が独特で、空き家の所有者と移住者の双方が空き家バンクに登録していることが必須です。物件を自力で見つけて直接交渉した場合は使えない設計になっています。
「香美市中間管理住宅事業」は、この規模の市では珍しい制度だと思いました。 市が空き家を約12年借り上げて、耐震や水回りを直して(所有者負担ゼロ)、市が管理して移住者に貸す。所有者は返還時の原状回復義務も負わず、毎年固定資産税相当額を受け取る。空き家の持ち主が「貸すのは面倒」「直すお金がない」で止まってしまう問題に、市が資金と手間を出して割って入る形です。第4期アクションプランには「1件あたり900万円までで実施」とあり、年2件程度の規模のようです。
kamicaマネーの扱いをどう書くかは迷いました。 「引越しで2万円」「出産で5万円」「結婚で夫婦10万円」と並べると現金給付のように読めてしまいますが、実際は市内の加盟店でしか使えない地域電子マネーです。有効期限は最終利用日から4年。プッシュ型で申請不要なのは親切だと思いますが、金額だけを他市と横並びで比較すると実態がずれます。ちなみに市は物価高騰対策の臨時交付金でも、令和8年3月に全市民のkamicaカードに12,000円分の期間限定マネーを付与していました(使用期限は令和8年6月30日まで)。地域通貨を給付インフラとして使い切っている感じがします。
「関係人口」枠が要綱にだけ載っていた、というのも発見でした。 移住支援金の対象になる働き方として、香美市は独自に「転入時35歳未満・5年以上定住意思・転入前に市の地域体験型イベントに参加・農林水産業に就業」という関係人口の類型を定めています。ところが市のホームページの制度ページ(2023年更新)にはこの類型が載っていません。例規集を見なければ気づけない条件でした。移住支援金は求人サイト経由の就職が基本ですが、農林業で就く道もあるということです。
給食費は無償ではありませんでした。 小学校5,440円・中学校5,950円(月額)。令和7年度は臨時交付金で軽減され、3学期は全額支援で保護者負担ゼロになっていましたが、令和8年度は「現在検討中」のまま(ページ更新日2026年1月8日)。移住のパンフレット的な情報だと「子育て支援が充実」でまとめられがちなところですが、給食費は年度ごとに変わる可能性が高い部分なので、そのまま書きました。
探しやすさについて。 香美市のホームページは2025年3月11日に大幅リニューアルされていて、旧URLはほぼ404になります(検索エンジンの結果からたどると高い確率で「お探しのページを見つけることができませんでした」に飛ばされました)。移住関連のページも「地域支援係」「政策調整係」「住宅政策課」「商工観光係」「幼保支援係」と担当課ごとにバラけていて、移住のトップページから全部にたどり着けるわけではありません。「令和8年度香美市の補助金」というPDFの冊子が実質的なインデックスになっていて、これを見つけてからは早かったです。個人向けの補助金を一覧にして毎年更新しているのは、調べる側としてはとてもありがたい資料でした。
逆に「移住」の入口はかなり分散しています。 市の移住支援情報ページ、NPO法人いなかみのブログ型サイト(inakami.net)、同じNPOの移住ポータル(iju.inakami.com)、AI相談の「さかさま相談室」と、入口が4つあります。市の公式ページからリンクされているのは古いほうのinakami.netで、新しいポータルのほうには市の公式ページからのリンクを見つけられませんでした。しかも新しいポータルの「補助金情報」ページには「※令和2年度時点の情報です」と断り書きがあり、実際に耐震改修の上限額などが現在の額と違っていました。委託先が作った情報の更新をどこまで市が見ているのか、という問題は他の自治体でもよく見かけます。
それでも、いなかみライフの移住者インタビューは読み応えがありました。 「狩猟免許で初年度4万円の赤字」「シカの止め刺しで貧血になりそうだった」「移住1年目は畝作りが間に合わず虫の被害が多かった」といった話が、自治体の委託先のサイトに載っている。行政の公式インタビューはきれいな話だけになりがちなので、ここは珍しいと思いました。
気になったこと。 移住支援金の交付要綱には「この告示は、令和9年5月31日限り、その効力を失う」という失効規定があります。国の制度の期限に合わせたものだと思いますが、いま検討している人には期限が意識される話です。木材住宅支援事業も「本事業は令和8年度まで」と明記されていました。年度の切れ目に制度が消えるパターンは今までも何度も見てきたので、実際に動くときは必ず市に確認してほしいところです。
最後に、まとめサイトの話。 調べる過程で「香美市子育て世帯住宅リフォーム支援事業補助金 上限40万円 2026年版」と題した民間の補助金まとめサイトが検索の上位に出てきました。しかし市の令和8年度の補助金冊子にこの制度はなく、市の該当ページも404でした(第4期アクションプランには「子育て世帯住宅リフォーム支援事業(20万円まで補助)」の記載があったので、以前は存在してその後終了したものと思われます)。金額も年度表記も違っていて、こういうページを信じて動くと危ないな、と改めて思いました。当サイトも人のことは言えないので、出典と調査日は今後も必ず付けます。
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース数 | 36件(香美市公式ページ27件・香美市例規集1件・市の補助金冊子PDF1件・高知県公式2件〈うちPDF1件〉・高知県移住ポータル1件・高知市公式1件・NPO法人いなかみのサイト6件・市公式YouTube1件) |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年8月4日時点。移住支援金は令和8年度(県の申請窓口一覧はR8.4.1時点、加算額一覧はR8.4.1〜)、補助金一覧は令和8年度版、人口は令和8年7月1日現在 |
| ✅ ソースの偏りチェック | ✓ 金額はすべて市公式ページ・市例規集・県公式PDFで確認 / ✓ 市の中で記載が食い違う項目(医療費・人口)は担当課ページを優先し、食い違い自体も本文に明記 / ✓ 体験談は苦労・赤字の話を含む記事を選択 / ✗ 体験談はすべて市の委託先NPOのサイト由来(第三者メディアの記事は見つけられず) / ✗ 令和5年度以降の移住実績数は未確認 |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 令和8年度の給食費の扱い(市ページに「検討中」と記載・※要確認)。山村留学の令和8年度以降の募集状況(ページの更新が2024年2月で止まっている)。令和8年度の香美市創業助成補助金の募集内容と助成額(「5月中旬ごろ公開予定」のまま)。空き家バンクの累計成約件数。令和5年度以降の移住者受入実績。移住者向けの家賃補助にあたる制度は見つかりませんでした |
| 🔧 今回の修正 | ①アクセス(高知市から車で約40分→約30分/高知龍馬空港から車で約40分→約15分、「大阪からのアクセス」という誤った見出しも削除) ②こども医療費(0歳〜中学生まで→0歳〜18歳到達後最初の3月31日まで) ③移住支援金の情報源(当該制度の記載がない「移住支援情報」ページ→制度ページ+市例規集の交付要綱+高知県公式) ④人口(約2.5万人・2024年時点→24,010人・令和8年7月1日現在) ⑤空き家バンク(「アットホームと連携した空き家バンクサイトもあります」→現在の市公式に記載がないため削除し、掲載18件・NPO同行見学・市外の移住希望者が対象という現行の運用に差し替え) |