📅 調査期間: 2026年3月28日 ※ 個人調査です。最新情報は各自治体の公式ページでご確認ください。
調べたこと・調べ方
高知県全11市の移住支援制度を比較しました。高知県は全国に先駆けて移住促進に取り組んできた県で、「高知家」プロモーションや「こうち二段階移住」など独自の施策が注目されています。県庁所在地の高知市に人口の約半数が集中し、東部・中部・西部で暮らしの雰囲気が大きく異なります。
情報源はすべて各市の公式サイトと高知県公式サイトです。
比較表1: 移住支援金(東京圏型)
| 市 | 移住支援金 | 子ども加算 |
|---|---|---|
| 高知市 | ○ | 100万円/人 |
| 室戸市 | ○ | 100万円/人 |
| 安芸市 | ○ | 100万円/人 |
| 南国市 | ○ | 100万円/人 |
| 土佐市 | ○ | 100万円/人 |
| 須崎市 | ○ | 100万円/人 |
| 宿毛市 | ○ | 100万円/人 |
| 土佐清水市 | ○ | 100万円/人 |
| 四万十市 | ○ | 100万円/人 |
| 香南市 | ○ | 100万円/人 |
| 香美市 | ○ | 100万円/人 |
比較表2: 独自住宅支援
| 市 | 独自の住宅支援 | 特徴 |
|---|---|---|
| 高知市 | 三世代同居等移住支援(上限15万円)、中山間地域空き家バンク | 二段階移住の拠点都市 |
| 室戸市 | 空き家改修費補助(上限240万円・補助率100%)、家賃補助(月最大1万円)、引越費補助(上限5万円) | 改修費補助率100%が突出 |
| 安芸市 | 空き家改修費補助(上限270万円)、家賃支援(月最大1万円・12か月)、結婚新生活支援(上限40〜60万円) | 多彩な補助メニュー |
| 南国市 | 移住引越し費用補助(上限30万円)、空き家活用住宅事業(市が借上改修) | 引越費補助が県内最高額 |
| 土佐市 | 空き家バンク補助(改修上限270万円・荷物整理30万円)、家賃支援(月最大2万円・12か月) | 家賃支援が月2万円と県内最高 |
| 須崎市 | 住宅改修補助、荷物整理補助、お試し住宅 | NPO「暮らすさき」と連携 |
| 宿毛市 | 空き家活用補助(上限約186万円・補助率4/5)、住宅改修補助(上限25万円)、移住定住促進住宅 | 市が空き家を借上リフォーム |
| 土佐清水市 | 空き家改修補助(上限210万円・補助率100%)、賃貸空き家情報 | 改修費補助率100%+保育料無償化 |
| 四万十市 | UIJターン引越支援(上限10万円)、家賃支援(月最大1万円+世帯加算1万円) | NPOと行政の連携体制 |
| 香南市 | 空き家改修補助(上限約186万円)、荷物処分補助(上限20万円) | 空港至近の好立地 |
| 香美市 | 空き家バンク、お試し移住体験住宅(月2万円・最長6か月) | NPO「いなかみ」と連携 |
比較表3: 空き家バンク・お試し移住
| 市 | 空き家バンク | お試し移住 |
|---|---|---|
| 高知市 | ○ | ○ |
| 室戸市 | ○ | ○ |
| 安芸市 | ○ | ✕ |
| 南国市 | ○ | ✕ |
| 土佐市 | ○ | ✕ |
| 須崎市 | ○ | ○ |
| 宿毛市 | ○ | ○ |
| 土佐清水市 | ○ | ○ |
| 四万十市 | ○ | ○ |
| 香南市 | ○ | ✕ |
| 香美市 | ○ | ○ |
調べてみて分かったこと
- 移住支援金は全11市(100%)が対象。 高知県は東京圏ではないため全市が国の移住支援金事業を実施しており、この点は四国4県の中でも統一感がある
- 空き家バンクも全11市(100%)で運営。 高知県全体で空き家対策が進んでいる
- お試し移住は11市中7市(64%)で実施。 高知市(二段階移住)、室戸市、須崎市、宿毛市、土佐清水市(じんべえ館)、四万十市(2か所)、香美市(最長6か月)が確認できた
- NPO法人が移住支援の中核を担う市が多い。 須崎市「暮らすさき」、四万十市「四万十市への移住を支援する会」、香美市「いなかみ」と、行政とNPOの連携が高知県の移住支援の特徴
- 「こうち二段階移住」が県全体を底上げ。 まず高知市に滞在してから県内各地への移住を検討できる仕組みは、初めての移住者のハードルを大きく下げている
- 空き家改修費の補助が手厚い市が多い。 室戸市(上限240万円・補助率100%)、安芸市(上限270万円)、土佐市(上限270万円)、土佐清水市(上限210万円・補助率100%)が特に手厚い
- 土佐市の家賃支援が月2万円と県内最高額。 他市は月1万円が多い中、土佐市は子育て世帯に月最大2万円を12か月補助
- 南国市の引越し費用補助が上限30万円と突出。 他市が5〜10万円の中、南国市は39歳以下の夫婦・子育て世帯に上限30万円を補助
- 高知市は「二段階移住」の拠点として独特のポジション。 市単体の独自支援は限定的だが、県全体の移住導線の起点として機能している
- 土佐清水市の保育料無償化が突出。 令和5年から保育料を無償化しており、子育て世帯への訴求力が高い
注意点
- 移住支援金は予算の都合で交付不可となる場合があります。必ず事前に各市の窓口にお問い合わせください
- 空き家バンクの物件数は時期により変動します
- お試し移住の利用条件(居住地・期間・費用等)は市により異なります
- 空き家改修補助は耐震化が条件となっている場合があります
- 高知市以西の市は高知市から車で1時間半〜2時間半かかります。距離感の把握が重要です
こんな方に合いそう
※ 推奨ではなく、調査結果の整理です
- コンパクトシティで便利に暮らしたい → 高知市(県都、路面電車、二段階移住の拠点)
- 世界ジオパークの海で暮らしたい → 室戸市(空き家改修補助率100%、移住体験住宅あり)
- 温暖な城下町で園芸農業に関わりたい → 安芸市(多彩な住宅支援メニュー、阪神キャンプ地)
- 空港至近で高知市のベッドタウンに住みたい → 南国市(空港が市内、引越費補助上限30万円)
- 清流・仁淀川のそばで暮らしたい → 土佐市(家賃支援月2万円、ドラゴンバス)
- NPOの手厚いサポートで移住を始めたい → 須崎市(暮らすさき、体験型支援が充実)
- 高知県最西端で「だるま夕日」のある暮らし → 宿毛市(移住定住促進住宅、お試し暮らし助成)
- 四国最南端・足摺岬で海とともに暮らしたい → 土佐清水市(保育料無償化、じんべえ館)
- 「最後の清流」四万十川のそばで暮らしたい → 四万十市(お試し住宅2か所、NPO連携)
- 空港8分の「ちょいなか」暮らし → 香南市(空港至近、龍河洞、サーフィン)
- 古民家で山里暮らしを体験したい → 香美市(お試し移住最長6か月、アンパンマンミュージアム)
データの出典
- 地方創生移住支援事業(移住支援金)について(高知県)
- 高知家で暮らす。
- こうち二段階移住
- 各市公式サイト(個別の出典は各市の記事に記載)
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース | 高知県公式サイト + 全11市公式サイト |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年3月28日時点 |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 町村(17町6村)の制度。各市の保育料・給食費の詳細比較。空き家バンクの実際の登録物件数 |