📅 最終調査: 2026年8月2日(移住支援金の子ども加算・住宅支援の併用ルール・子育て支援を再調査。基本情報・お試し住宅は2026年8月1日調査) ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → 杵築市 移住定住促進情報
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約2.7万人(2024年時点) |
| 面積 | 280.08 km² |
| 大分空港からのアクセス | 車で約20分 |
| 車の必要度 | 必須 |
| 気候の特徴 | 温暖。城下町の風情 |
杵築市は「サンドイッチ型城下町」として知られる、南北の台地に武家屋敷、谷に商人の町が広がるユニークな構造の城下町。大分空港に近くアクセス良好。
移住支援金・補助金
移住支援金(全国型)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 世帯 | 100万円 |
| 単身 | 60万円 |
| 子ども加算 | 東京圏から: 100万円/世帯・東京圏以外から: 30万円/世帯 ※要確認 |
※ 加算を記載しているのは県の市町村要件一覧(令和8年4月時点)だけです。市の「移住・定住支援情報」ページも、市が発行する『令和8年度版 人生まるごと応援プラン』(全123項目の制度一覧)も、移住支援金については「単身者:60万円/2人以上の世帯:100万円」とだけ記載していて、加算には触れていません(同じ表に載っている定住促進補助金には子育て加算が明記されているにもかかわらず、です)。杵築市の例規集(内容現在: 令和8年5月1日・題名832件)と要綱類集(2026年4月1日現在・現行要綱393件)の両方を端から確認しましたが、移住支援金の交付要綱はどちらにも収録されていませんでした。「まだ調べていない」のではなく「調べても市側の一次資料が見つからない」という状態です。
※ 一方で、県の一覧の側には補強材料もあります。令和6年度版の同じ一覧でも杵築市の行は「東京圏…100万円/世帯・東京圏以外…30万円/世帯」と単位まで同一で、同じ表の中では市町村ごとに「/人」と「/世帯」が書き分けられています。ただし日出町のように年度をまたいで単位表記が変わった市町村もあり、県の一覧には他市(佐伯市・竹田市)で市の交付要綱と食い違う記載があった実績もあります。申請前に必ず市窓口でご確認ください。テレワーク類型は「企業と雇用契約のあるテレワークに限る」とされています。
※ 移住支援金の対象にならない県外からの移住者向けには、県と市町村共同の「移住応援給付金」という別枠があります(県標準は基本20万円/世帯+子育て加算10万円/人+若年者加算10万円/世帯+職種加算10万円/世帯・職種加算は令和8年4月新設)。県の市町村要件一覧の杵築市の欄は「住宅を新築または購入/【世帯】20万円 ※子育て加算10万円/人」となっていて、金額も要件も下記「住宅支援」の定住促進補助金の県外からの転入者区分と一致します。杵築市ではこの給付金が定住促進補助金として運用されているとみられます。
- 情報源: 杵築市 移住・定住支援情報、令和8年度版 人生まるごと応援プラン(杵築市・PDF)、移住支援金(大分県)、移住支援金 市町村要件一覧(大分県・PDF)
- 調査日: 2026年8月2日
移住促進マイカー取得補助金
18歳未満の子どもを伴って県外から移住した世帯が自家用車を取得する場合、取得額の1/4・上限50万円を補助する制度があります(1家族1回限り)。移住前1か月から移住後3か月以内の購入契約で、その年度内に納車される自動車が対象。市内に5年以上定住可能な世帯であることが要件です。
- 情報源: 移住促進マイカー取得補助金(杵築市)
- 調査日: 2026年8月1日
結婚新生活支援事業補助金
婚姻に伴う新生活の住宅費用・引越し費用・リフォーム費用を補助する制度です。婚姻日時点で夫婦ともに29歳以下なら上限60万円、39歳以下なら上限30万円。令和8年1月1日以降の婚姻で、令和8年4月1日から令和9年3月31日までにかかった費用が対象です。
- 情報源: 結婚新生活支援事業補助金(杵築市)
- 調査日: 2026年8月1日
住宅支援
定住促進補助金(新築・住宅購入)
市内に住宅を新築、または200万円以上の居住用住宅を購入した方への補助金です。
| 区分 | 補助額 |
|---|---|
| 県外からの転入者 | 20万円 |
| 市外(県内)からの転入者 | 15万円 |
| 市内居住者 | 10万円 |
| 子育て加算 | 18歳未満の子ども1人につき10万円 |
空き家バンク物件を利用する場合
| 区分 | 購入補助 | 改修補助 | 家財処分補助 |
|---|---|---|---|
| 県外からの転入者 | 100万円(200万円以上の物件購入のみ) | 2/3・上限100万円 | 1/2・上限10万円 |
| 市外(県内)からの転入者 | 30万円 | 2/3・上限30万円 | 1/2・上限10万円 |
| 市内居住者 | 15万円 | 2/3・上限30万円 | 1/2・上限10万円 |
※ 市が出している『定住補助金一覧』(令和8年度版)には、併用について「移住者は①新築・購入支援と②③④空き家利活用補助金を併用できるものとする(③と④は併用不可)」「移住者が空き家バンク物件の購入と同時に改修する場合の補助額は、購入と改修に家財処分を足した110万円を上限とする」と書かれています。県外から移住する場合は新築・購入支援(20万円)と空き家利活用の補助を併せて受けられる形ですが、空き家バンク物件を買って同時に改修するときは家財処分を含めて110万円が上限、ということのようです。どのメニューとどのメニューが併用できるかは番号で決まっているので、組み合わせを考えている方は申請前に市窓口でご確認ください。
※ 改修は市内の業者に依頼することが条件。「県外・市外からの転入者」は、転入日から過去5年以上大分県(市外の場合は杵築市)に住所がなく、かつ転入日から1年を経過していない方を指します。同じ一覧では「子育て世帯」を、申請時に同一世帯に18歳未満の子どもがいる家庭と定義しています。
- 情報源: 住宅に関する補助金(杵築市)、定住補助金一覧(令和8年度版・杵築市・PDF)
- 調査日: 2026年8月2日
お試し移住
お試し住宅「大田ハウス」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 大分県外の市町村に住民票があり、杵築市への移住を検討している方(観光・出張目的は不可) |
| 期間 | 1泊から30泊まで(利用開始日の10日前までに予約) |
| 利用料 | 1家庭1泊2,000円/15泊から30泊までは一律30,000円 |
| 建物 | 木造平屋建て3LDK。無料Wi-Fi、駐車場1台、家電・調理器具・食器類あり |
| 所在地 | 杵築市大田沓掛16番地2(JR杵築駅から車で約25分、大分空港から約30分) |
※ 寝具・タオル・洗面衛生用品は持参が必要です。ペットの持ち込みはできません。
- 情報源: 杵築市お試し住宅(大田ハウス)
- 調査日: 2026年8月1日
子育て支援
市が毎年発行している『人生まるごと応援プラン』(令和8年度版)に、妊娠・出産期から高齢期までの制度が1冊にまとまっています。子育て関係では次のような制度が載っていました。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 子ども医療費助成事業 | 高校生等までの通院費・入院費・調剤費が無料(生後から18歳の誕生日以後最初の3月31日まで) |
| 保育料の完全無償化 | 令和5年4月から、世帯の所得等にかかわらず全年齢の保育料を無償化(副食費は従来どおり保護者負担)。市内・市外どちらの認可保育施設も対象 |
| 入学祝金支給事業 | 小学校・中学校の入学時に5万円分の市内で使える商品券(入学式時点で杵築市に住民登録があること) |
| こども園等給食費無償化事業 | こども園等の給食費を無償化 |
- 情報源: 令和8年度版 人生まるごと応援プラン(杵築市・PDF)
- 調査日: 2026年8月2日
この自由研究のメモ
杵築市はサンドイッチ型城下町というユニークな構造が面白い。大分空港に車20分と近く、東京へのアクセスが大分県内でも良い方。空き家バンク物件購入補助100万円も手厚い。着物が似合う城下町で、着物レンタルで街歩きする観光客も多い。
宿題にしていた大田ハウスの料金と期間、新築・購入補助の金額は、市の公式ページで確認できた。1泊2,000円で、15泊以上なら一律30,000円という料金設定は、「ちょっと見に行く」から「1か月住んでみる」まで同じ施設で連続して試せるようになっていて、よく考えられていると思った。市が毎年発行している『人生まるごと応援プラン』というPDFも見つかった。妊娠・出産から高齢者まで123項目の制度が1冊に並んでいて、こういう一覧を出してくれる自治体は調べる側としてありがたい。
ただ、その『人生まるごと応援プラン』にも市の移住・定住ページにも、移住支援金の子ども加算だけは書かれていない。同じ表の定住促進補助金にはちゃんと子育て加算が書いてあるのに、である。加算の金額を載せているのは県の市町村要件一覧だけで、大分県では他市(佐伯市・竹田市)で県の一覧と市の要綱が食い違う例も見つかっているので、ここは※要確認のままにしてある。
今回は前回たどり着けなかった市の例規集と要綱類集の両方を開けた。ディレクトリのまま叩くと弾かれるが index.html まで打てば見られる、というだけの話だった。ただ、例規集832件と要綱類集393件の題名を端から見ても、移住支援金の要綱はどちらにも入っていない。お試し移住も移住体験プログラムもちゃんと要綱があるのに、移住支援金だけがない。国のお金が入る事業なので要綱そのものは必ずあるはずで、単に公開していないのだと思う。ついでに気づいたのだが、例規集に載っている定住促進補助金交付要綱は最終改正が令和元年で、第4条の金額(移住者60万円など)が、市が令和8年度に配っているチラシや制度一覧の金額(移住者20万円)と合っていない。運用資料3点が一致しているのでこのページは20万/15万/10万を採ったが、杵築市は例規集の要綱を実態に合わせて更新していないらしい。だとすれば、移住支援金の要綱が例規集に見当たらないことも、加算がないことの証拠にはならない。
子育て支援は、これまで「こども医療費助成 18歳まで」の1行しか書けていなかったのを『人生まるごと応援プラン』から書き直した。保育料が令和5年4月から全年齢無償になっていたり、小中学校の入学時に5万円分の市内商品券が配られていたりと、移住のページ側からは見えない制度がここにまとまっている。制度一覧のPDFを1本出してくれる自治体は、調べる側としては本当にありがたい。
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース数 | 8件(杵築市公式サイト、人生まるごと応援プラン(PDF)、定住補助金一覧(PDF)、杵築市例規集、杵築市要綱類集、大分県公式サイト、大分県移住ポータル、県の市町村要件一覧(令和8年度版・令和6年度版)) |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年8月2日時点(移住支援金・住宅支援・子育て支援。基本情報・お試し住宅は2026年8月1日時点) |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 移住支援金の子ども加算(市の資料に記載がなく、県の一覧表のみ。例規集・要綱類集にも交付要綱の収録なし)。市の交付要綱の原文 |