📅 調査期間: 2026年4月2日(移住支援金は2026年7月31日に全面再調査、2026年8月1日に津久見市・竹田市・杵築市・国東市を追加調査、2026年8月2日に杵築市・国東市を再々調査してお試し移住とこねぎファームを訂正、同日に豊後高田市を再調査して出産祝い金・給食費・空き家バンク件数を訂正、2026年8月7日に13市のこども医療費の対象年齢・自己負担を調査して比較表3を追加) ※ 個人調査です。最新情報は各自治体の公式ページでご確認ください。
調べたこと・調べ方
大分県全14市の移住支援制度を比較しました。大分県は「おんせん県」を公式に名乗る温泉大国で、別府・由布院をはじめ温泉が日常にある暮らしが最大の特徴。「住みたい田舎ベストランキング」で複数の市が上位にランクインする移住人気県です。
情報源はすべて各市の公式サイトと大分県公式サイトです。
比較表1: 移住支援金(全国型)
大分県の移住支援金は東京圏に限らず県外からの移住全般が対象です(東京圏以外からは39歳以下または子育て世帯の限定つき・令和7年10月以降)。当初この記事は「東京圏型・全市加算100万円/人」と書いていましたが、市ごとの実際の金額は大きく異なっていました(2026年7月31日に全14市を県公式・市公式・交付要綱で再調査して全面訂正)。
| 市 | 基礎額(世帯/単身) | 子ども加算(東京圏から) | 子ども加算(東京圏以外から) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 大分市 | 60万/40万(R8減額) | 30万円/世帯 | 30万円/世帯 | 40歳未満等の要件追加 |
| 別府市 | 60万/40万(R8減額) | 30万円/人(12歳以下・上限2人) | 同左 | 全員に39歳以下/子育て要件。R8受付終了 |
| 中津市 | 100万/60万 | 100万円/人(上限2人) | 50万円/人(上限2人) | R8は受付開始3日で予算停止 |
| 日田市 | 100万/60万 | 100万円/人(上限2人) | 30万円/人(上限2人) | 転入前5年間県外の独自要件 |
| 佐伯市 | 100万/60万 | 50万円/世帯 | 同左 | 市交付要綱(令和8年4月20日改正)で確認。県一覧PDFは60万/40万・加算20万と別値で誤記 |
| 臼杵市 | 100万/60万 | 50万円/人(上限2人) | 同左 | — |
| 津久見市 | 100万/60万 | 100万円/人(上限200万円) | 30万円/人(上限60万円) | 市公式ポータルで確認。新卒採用者も給付金の対象 |
| 竹田市 | 100万/60万 | 100万円/人(上限2人) | 30万円/人(上限2人) | 市公式で確認。移住体験事業参加・自治会加入が要件。テレワーク類型は対象外 |
| 豊後高田市 | 100万/60万 → 7/1以降 60万/60万 | 100万円/人(上限2人)→ 7/1以降 30万円/人(上限2人) | 30万円/人(上限2人) | 令和8年7月1日申請分から減額 |
| 杵築市 | 100万/60万 | 100万円/世帯 ※要確認 | 30万円/世帯 ※要確認 | 市の制度一覧(令和8年度版)にも例規集・要綱類集にも記載なし。県一覧のみ |
| 宇佐市 | 100万/60万 | 30万円/人(上限60万円) | 同左 | — |
| 豊後大野市 | 100万/60万 | 100万円/人 | 50万円/人 | 東京圏以外は39歳以下のみ(子育てパスなし) |
| 由布市 | 100万/60万 | 30万円/世帯 | 同左 | テレワーク類型対象外 |
| 国東市 | 100万/60万 | 50万円 ※単位要確認 | 同左 | 市ページに加算の記載なし。県一覧(令和8年4月時点)は/世帯・県ポータル(令和7年度中の追記)は/人。東京圏からも39歳以下/子育て世帯限定 |
※ 全14市が令和8年度も実施(国の令和8年4月1日時点一覧で確認) ※ 「※要確認」が残っているのは杵築市・国東市の2市です。この2市は、市の公式ページにも市が発行する制度一覧にも加算の記載がなく、県の一覧表(令和8年4月時点)だけが金額を示しています。津久見市・竹田市は2026年8月に市の一次資料で確認できたため注記を外しました ※ 杵築市は市の例規集(内容現在 令和8年5月1日・題名832件)と要綱類集(現行要綱393件)の両方を確認しましたが、移住支援金の交付要綱そのものが収録されておらず、市側の一次資料が見当たりません。県の一覧は令和6年度版でも杵築市の行が同じ「100万円/世帯・30万円/世帯」で、単位まで一致していました ※ 国東市は県の一覧表と県の移住ポータルで単位が割れています。一覧表は令和8年4月時点の版(2026年5月作成)で同じ表の中で/人と/世帯を打ち分けているのに対し、移住ポータルの一文は令和7年度中の追記で、令和8年4月新設の職種加算が反映されていないなど更新が追いついていません。どちらかといえば一覧表の「50万円/世帯」のほうが有力とみられますが、突き合わせる市側の資料がないため確定できていません ※ 県の一覧表には佐伯市の行に市の交付要綱とまったく異なる金額が載るなど誤記の実績があり、竹田市の行にも要綱と合わない「30万円/世帯」の記載が混在しています。申請前に必ず市の窓口でご確認ください
比較表1-2: 移住応援給付金(支援金の対象にならない県外移住者向け)
大分県には移住支援金とは別に、県と市町村共同の「移住応援給付金」があります(令和4年度から)。県標準は基本20万円/世帯+子育て加算10万円/人+若年者加算10万円/世帯(子育てと併用不可)+職種加算10万円/世帯(令和8年4月新設・建設/運輸/宿泊/農林水産/製造/情報通信/保育/医療/介護)。市別の主な変形:
| 市 | 主な内容(変形点) |
|---|---|
| 大分市 | 子育て・若年者世帯30万/その他20万。住宅取得等が要件(R8は住宅取得分が予算超過で受付終了) |
| 別府市 | その他10万・子育て30万(12歳以下)。アーティスト・バス/タクシー運転手・介護職員の限定 |
| 中津市 | 20万+子10万/人(2人まで)+若年10万+旧下毛地域10万 |
| 日田市 | 子育て30万/その他20万(45歳未満の世帯限定) |
| 佐伯市 | 「移住就労応援給付事業補助金」県外: 子育て30万/その他20万/単身10万・県内等: 子育て10万/その他5万/単身5万(市内事業所の正規職員または経営者・個人事業主。県内等は特定業種の正規職員限定) |
| 臼杵市 | 子育て40万(子3人以上50万)/若者夫婦30万/その他20万 |
| 津久見市 | 20万+子10万/人(上限2)+若年10万(子育てと若年は併用不可)。県内からの移住も20万+子10万/世帯。新卒も対象 |
| 竹田市 | 20万+子10万/人(上限2)+若年10万(併用不可)。5年以上県外・自治会加入。※令和7年3月以前の移住は旧区分(子育て世帯30万) |
| 豊後高田市 | 県標準の20万円+加算は使わず、市独自の10制度がこの枠に充てられている(ハッピーマイホーム新築応援金/お帰りなさい住宅改修補助/ムーブイン就労家賃応援金/女子ターン/孫ターン/子育て世帯いらっしゃい引越し/お婿さん/ウェルカム未来のたかだっ子/新婚生活/ステップファミリー)。県一覧の金額欄は「各補助金によって異なります」 |
| 杵築市 | 「定住促進補助金」県外20万/県内15万/市内10万+子10万/人(住宅新築または200万円以上の住宅購入が要件) |
| 宇佐市 | 20万+子10万/人(4人まで・賃貸は5万/人)+若年10万 |
| 豊後大野市 | 20万+子10万/人+若年10万(市内医療機関の看護師等・保育士等の限定) |
| 由布市 | 20万+子10万/人+若年10万+職種10万+地域加算(過疎辺地20万等)・合計上限50万 |
| 国東市 | 県外20万+子10万/人+若年10万+Uターン10万+職種10万(子育てと若年は併用不可)。県内は基本10万+加算半額(Uターンのみ10万)で、加算該当世帯のみ対象 |
※ この給付金は「移住支援金の対象とならない方」向けの枠です(県の市町村要件一覧にそう明記されています)。移住支援金と両方もらえる制度ではありません
※ 豊後高田市の欄は他の13市と構造が違います。 県の市町村要件一覧(令和8年4月時点)の豊後高田市の行は、要件が「奨励金+家賃補助等の世帯」として市独自の10制度を列挙する形になっていて、金額欄も「各補助金によって異なります。※要件・金額等はホームページを参照」とだけ書かれています。つまり県標準の基本20万円+子育て加算10万円/人といった金額は豊後高田市では出てこず、市独自の応援金・奨励金がそのままこの枠に当てはめられている、という読み方になります。市の公式サイトにも「移住応援給付金」という名称の制度ページはありません(2026年8月2日確認)
※ 豊後高田市は制度の数が多いぶん、合算はできません。 市の移住支援金の交付要件に「本事業以外に、移住に係る補助金または奨励金の交付を受けていないこと」があり、県の移住ポータルの市町村ページにも「※移住支援金との併給はできません」「※重複できない支援がございます」と注記されています。国の移住支援金(令和8年7月1日以降の申請で世帯・単身とも60万円)と、上記の市独自10制度は、どれか一つを選ぶことになります。なお県の要綱の共通要件は「移住に係る引越費用の補助金または奨励金」と書かれていて、豊後高田市の書き方(「移住に係る補助金または奨励金」)のほうが範囲が広く読めます。どこまでが重複扱いになるかは市の窓口で確認したほうが良さそうです
比較表2: 空き家バンク・お試し移住
| 市 | 空き家バンク | お試し移住 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 大分市 | ○ | ○ | 独自ポータル。お試し移住補助金(2026年4月開始・宿泊1/2上限5,000円/泊×3泊)。ホーバークラフト復活 |
| 別府市 | ○ | ○ | お試し施設(5,500円/泊、3〜12泊)。日本一の温泉都市。APUの国際環境 |
| 中津市 | ○ | ○ | お試し暮らし(2,500円/日、最大6泊)。福沢諭吉の故郷。耶馬渓 |
| 日田市 | ○ | ○ | 空き家購入補助合計最大114万円。NPO法人リエラが支援。水郷の街 |
| 佐伯市 | ○ | ○ | お試し滞在補助(宿泊上限4,000円/泊×最大6泊・県外在住60歳以下)。移住就労応援給付事業補助金。九州最大面積 |
| 臼杵市 | ○ | ○ | おためしハウス2か所。空き家バンク300件超。360度バーチャルツアー |
| 津久見市 | ○ | ✕ | 空き家購入補助100万円(転入者・2/3)+家財処分10万円。農業体験研修。お試し施設なし |
| 竹田市 | ○ | ○ | 短期滞在費助成(3,000円/泊)※2026年8月時点で市サイトに記載を確認できず。アーティスト移住の先進地。長湯温泉 |
| 豊後高田市 | ○ | ○ | 空き家バンク掲載133件(市は物件不足を明記)。誕生祝い金は出生順位別で第1子10万〜第5子以降200万。医療費・給食費とも高校まで無料 |
| 杵築市 | ○ | ○ | お試し住宅「大田ハウス」(1泊2,000円・15〜30泊は一律30,000円)。空き家バンク物件購入補助100万。城下町 |
| 宇佐市 | ○ | ○ | 移住体験施設「古荘邸」無料。カスタマイズ移住体験。移住奨励金 |
| 豊後大野市 | ○ | ✕ | 空き家利活用補助(購入50万・購入+改修80万)+子育て加算20万。お試し滞在施設は現在確認できず(農家民泊・cocomioが滞在の選択肢)。ジオパーク |
| 由布市 | ○ | ○ | 農村民泊。ファーマーズスクール。由布院温泉リゾート |
| 国東市 | ○ | ✕ | マイホーム奨励金最大150万+子加算。こねぎファーム(研修費無料・原則2年)。医療従事者支援金5年で最大210万。空港至近。「トンテンカンの家」は2024年で事業終了 |
比較表3: こども医療費助成(対象年齢と自己負担)
2026年8月7日に各市の担当課ページで確認し直しました(豊後高田市・杵築市は2026年8月2日、豊後大野市は2026年8月11日調査)。当初この記事には載せていなかった項目です。全14市とも対象年齢は18歳の年度末(高校生年代)までですが、通院の自己負担は市によって分かれます。
| 市 | 対象年齢 | 通院(外来)の自己負担 | 入院・調剤 |
|---|---|---|---|
| 大分市 | 18歳の年度末まで | あり: 小中学生・高校生年代は通院・歯科が1医療機関につき1日500円まで(ひと月4回まで・5回目以降なし)。未就学児はなし。小中学生は市町村民税非課税世帯ならなし | なし |
| 別府市 | 18歳の年度末まで | あり: 課税世帯の小中学生と高校生等は通院・歯科が1医療機関ごと1日500円まで(月4回まで・月最大2,000円)。未就学児と非課税世帯の小中学生はなし | なし |
| 中津市 | 18歳の年度末まで | あり: 小中学生・高校生などは1医療機関ごと月4日目まで自己負担金(上限500円)。5日目以降はなし。未就学児はなし | なし |
| 日田市 | 18歳の年度末まで | なし(県内は受給資格者証の提示で窓口負担なし) | なし |
| 佐伯市 | 18歳の年度末まで | 市の制度ページに一部自己負担金の規定の記載が見当たらず未確認 | — |
| 臼杵市 | 18歳の年度末まで | なし(所得制限もなし) | なし |
| 津久見市 | 18歳の年度末まで | 一部負担金の規定はページに記載なし(未確認)。入院時の食事療養費まで助成している点は県内でも数自治体のみ | — |
| 竹田市 | 18歳の年度末まで | なし(未就学児・小中学生・高校生世代とも全区分「なし」) | なし |
| 豊後高田市 | 18歳の年度末まで | なし(入院時の食事療養費も対象) | なし |
| 杵築市 | 18歳の年度末まで | なし(通院費・入院費・調剤費が無料) | なし |
| 宇佐市 | 18歳の年度末まで | あり: 小・中学生・高校生は通院のみ1医療機関ごと1日500円まで(月4回まで・5回目からなし)。未就学児はなし | なし |
| 豊後大野市 | 18歳の年度末まで | なし(入院時食事療養費も助成) | なし |
| 由布市 | 18歳の年度末まで | なし | なし |
| 国東市 | 18歳の年度末まで | なし(入院・入院時食事療養費・通院とも全区分「無料」) | なし |
※ 自己負担のある4市(大分・別府・中津・宇佐)は、いずれも「1医療機関ごと1日500円まで・ひと月4回まで」という同じ形です。月に何度も通う時期があると、上限に当たるまでは実費がかかります ※ 佐伯市(「さいきっ子医療費の助成」)・津久見市は、市の制度ページに一部自己負担金の規定が見当たらないため「未確認」としています。「記載がない=自己負担なし」とは限りません ※ 所得制限は、臼杵市が「なし」と明記しているほかは各市のページに記載がありませんでした。大分市・別府市の小中学生は所得制限ではなく市町村民税の課税/非課税で自己負担の扱いが分かれる形です ※ 県外の医療機関を受診した場合は、どの市もいったん窓口で支払って後から申請する償還払いになります(中津市のみ福岡県の一部=豊前市・吉富町・築上町・上毛町も窓口で現物給付) ※ 当初この記事にはこども医療費の比較表がなく、各市のページも「対象: 18歳まで」の1行だけでした。2026年8月7日に自己負担の列を足しました
調べてみて分かったこと
- 全14市が移住支援金対象、かつ全14市で空き家バンク運営(100%/100%)。 大分県は県全体で移住受け入れ体制が非常に充実
- 移住支援金は全国型。 東京圏以外からの移住も対象になる(39歳以下または子育て世帯の限定つき)。九州では宮崎県と並ぶ広さ
- 人口1・2位の大分市・別府市が基礎額を60万/40万に減額(令和8年度)。 「都市部は絞り、郡部は維持」という構図がはっきり出ている。豊後高田市も令和8年7月から減額
- 子ども加算は市ごとにバラバラ。 東京圏から100万円/人の市(中津・日田・豊後大野など)から、50万円/世帯(佐伯)、30万円/世帯(大分・由布)まで大きな幅がある。「/人か/世帯か」「上限人数」「移住元による違い」の3点確認が必須
- 予算枯渇が非常に早い。 令和8年度は中津市が受付開始3日で予算停止、別府市も受付終了(いずれも2026年7月時点)。人気の裏返し
- 県の一覧表の誤記は1市では終わらなかった。 佐伯市の行は市の交付要綱(令和8年4月改正)とまったく違う金額のままで、竹田市の行にも要綱と合わない「30万円/世帯」が混在していた。逆に杵築市・国東市は県の一覧表にしか加算が載っておらず、市の制度一覧のほうに記載がない。「県の一覧を見れば分かる」が通用しない県だと分かった
- 県内からの移住を拾う市がある。 移住応援給付金は県外からの移住が原則だが、津久見市は県内からの移住も基本20万円(+子育て加算10万円/世帯)で対象にしている。国東市も県内転入を対象にしているが、こちらは基本10万円かつ加算に該当する世帯のみと条件が違う。「県内も対象」の一言でも中身は同じではない
- お試し移住は14市中11市(79%)で実施。 それでも全国の県と比べれば高い方だが、当初「14市中13市(93%)」と書いていたのは訂正した。津久見市はもともとお試し施設なし。国東市は「トンテンカンの家」が2024年で事業終了していた(運営していたNPO法人国東半島くにみ粋群の公式サイトに終了の告知あり。市の施設ではなくNPOの運営で、市の「お試し移住施設利用促進補助金」のページも現在は見られず、県のお試し移住施設一覧にも国東市の施設は載っていない)。豊後大野市の「お試し滞在施設」も市の告知ページが削除され県の施設一覧に掲載がなく、現在は確認できない(2026年8月11日に✕へ訂正)。竹田市の短期滞在費助成も2026年8月時点で市サイトに記載を確認できていない
- 独自の移住ポータルサイトを持つ市が多数。 大分市・佐伯市・津久見市・竹田市・豊後高田市・宇佐市・豊後大野市・由布市・国東市と、14市中9市が独自ポータルを運営
- 国東市のマイホーム奨励金(最大150万+子加算)が県内最高水準。 こねぎトレーニングファームは研修費無料・宿泊施設は月5,000円で、研修期間は原則2年(当初「1年無料・住居月3,000円」と書いていたが、県の農林漁業ポータルの記載と食い違っていたため2026年8月に訂正。市の募集ページは現在見られない)
- 豊後高田市の子育て支援はメニューが細かく分かれている。 子育て応援誕生祝い金は出生順位別で、第1子・第2子10万円/第3子50万円/第4子100万円/第5子以降200万円(いずれも妊娠時・出産時・1歳・2歳…と分割交付で、節目ごとに申請が必要)。医療費は18歳到達年度末まで、給食費は保育園・小中学校に加えて県立高田高校の昼食まで無料(令和7年4月21日から)。当初この記事には「出産祝い金最大100万円・中学まで給食費無料」と書いていましたが、2026年8月2日の再調査で訂正しました
- 豊後高田市の空き家バンクは「400件超」ではなかった。 IJU支援サイトの物件一覧を全12ページ数えたところ、2026年8月2日時点の掲載は133件。物件番号がNO.630台まで振られているため、通し番号を件数と読み違えたとみられます。市の空き家バンク制度ページには、利用する移住者が増えて「紹介できる空き家物件が不足しています」という趣旨の記載があり、市民から空き家情報を募っている状況でした
- 制度が多い市ほど「合算できるか」の確認が要る。 豊後高田市は移住のきっかけ別に10の応援金・奨励金を用意していますが、国の移住支援金の交付要件に「本事業以外に、移住に係る補助金または奨励金の交付を受けていないこと」があり、県のポータルにも「※移住支援金との併給はできません」と明記されています。メニューの金額を足し算した額が受け取れるわけではありません
- 宇佐市の「古荘邸」は無料の移住体験施設。 カスタマイズ可能な移住体験プランが特徴
- こども医療費は「年齢は揃っているが自己負担は揃っていない」。 全14市とも18歳の年度末まで対象ですが、大分市・別府市・中津市・宇佐市の4市には通院の自己負担があります(1医療機関ごと1日500円まで・月4回まで)。人口の多い市に自己負担が残り、郡部の市が無料という並びは、移住支援金の基礎額で大分市・別府市が減額されているのと同じ構図に見えます
- 温泉が全市で身近。 大分県は県全体で温泉に恵まれており、日常的に温泉に入れる暮らしが当たり前
注意点
- 移住支援金は予算上の理由で交付不可となる場合があります。特に大分市・別府市は早期に上限到達の可能性
- 由布院エリアは観光地価格で住宅コストが高めの可能性があります
- 国東市のこねぎトレーニングファームは研修期間が原則2年間です(開始時期・期間は要相談とされています)
- 山間部(竹田市・日田市等)は冬の寒さに注意
こんな方に合いそう
| タイプ | おすすめの市 | 理由 |
|---|---|---|
| 温泉のある暮らし | 別府市・由布市 | 日本一の温泉都市/リゾート温泉地 |
| 子育て環境重視 | 豊後高田市 | 誕生祝い金は出生順位別(第1子10万〜第5子以降200万)。医療費・給食費とも高校まで無料 |
| 農業移住したい | 国東市 | こねぎファーム 研修費無料+宿泊施設月5,000円(原則2年) |
| 都市生活を維持 | 大分市 | 県庁所在地の利便性。ホーバークラフト |
| アート・クリエイティブ | 竹田市 | アーティスト移住の先進地。城下町再生 |
| 住宅補助重視 | 国東市・日田市 | マイホーム150万/空き家購入114万 |
| 海の幸を楽しみたい | 佐伯市 | 佐伯寿司。リアス式海岸。九州最大面積 |
| 東京へのアクセス重視 | 国東市・杵築市 | 大分空港至近。東京まで約2.5時間 |