📅 最終調査: 2026年3月30日(お試し移住・定住促進補助金は2026年8月4日、こども医療費助成は2026年8月8日に再調査・修正) ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → 廿日市市 移住・定住
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約11.2万人(2024年時点) |
| 面積 | 489.49 km² |
| 広島市からのアクセス | JR山陽本線で約20分 |
| 車の必要度 | あると便利(沿岸部は公共交通あり、山間部は必須) |
| 気候の特徴 | 瀬戸内海式気候で温暖。宮島(世界遺産)を有する |
廿日市市は世界遺産・厳島神社のある宮島を有し、広島市に隣接する利便性の高い市です。こども医療費は18歳の年度末まで助成の対象とされています。山間部側では、佐伯地域に市営住宅を使った「向原お試し住宅」、吉和地域に市営の「定住促進住宅」があります(詳しくは後述)。
移住支援金・補助金
移住支援金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 世帯 | 100万円 |
| 単身 | 60万円 |
| 子ども加算 | 18歳未満の子ども1人につき100万円 |
- 情報源: 廿日市市 移住・定住
- 調査日: 2026年3月30日
住宅支援
空き家バンク
主に不動産業者の介入がない中山間地域などの空き家を、市を通じて移住希望者に紹介する制度です。物件は専用サイト「はつかいち空き家バンク」と県の「みんと。」の両方に同一情報が掲載され、市公式LINEでも新着物件が配信されます。
空き家活用支援補助金(市街化区域外の空き家バンク登録物件等が対象・いずれも補助率2分の1以内):
| 区分 | 限度額 |
|---|---|
| 手続き(相続整理・表題登記) | 10万円 |
| 家財整理(搬出処分・清掃・除草等) | 20万円 |
| 改修(30万円以上の工事) | 40万円(若年または子育て世帯は**+20万円**) |
| DIY(自己改修の材料費) | 10万円 |
- 情報源: 廿日市市空き家バンク、空き家活用支援補助金
- 参考(物件の掲載先): はつかいち空き家バンク
- 調査日: 2026年8月10日
佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金
市外から佐伯地域・吉和地域に定住を目的に住宅を新築または購入し、転入した子育て世帯への補助です。補助額は対象事業費の2分の1以内で、限度額は地域によって異なります。
| 対象 | 佐伯地域 | 吉和地域 |
|---|---|---|
| 住宅の新築または新築住宅の購入 | 100万円 | 150万円 |
| 中古住宅の購入 | 60万円 | 90万円 |
子育て世帯への加算は、6歳以上18歳未満の子1人につき20万円、6歳未満の子1人につき30万円です。
主な要件は、申請者または配偶者が転入日の前日に引き続き3年以上市外に住所を有していたこと(向原お試し住宅・吉和定住促進住宅の入居者は除く)、配偶者または一親等以内の親族が同居する世帯であること、申請者または配偶者が満50歳未満であること、10年以上定住の意思があること、地域コミュニティ活動への参加の意思があること。申請は登記の日または住所を移した日から6カ月以内で、先着順(予算に限りあり)とされています。空き家バンク登録物件を購入した場合は空き家バンクの補助金と併せて受けられる場合がある、とも案内されています。
- 情報源: 廿日市市佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金
- 調査日: 2026年8月4日
子育て支援
こども医療費助成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 0歳〜高校3年生(満18歳に達する日以後の最初の3月31日)まで。通院・入院とも対象 |
| 制度の構成 | 「こども医療費助成制度」1本で、乳幼児と小学生以上で制度が分かれてはいません。令和6年9月に対象年齢が中学3年生までから高校3年生までに拡大されています |
| 自己負担 | 0歳〜6歳児(未就学児)は通院・入院とも なし/小学1年生〜高校3年生は通院・入院とも1日500円。1医療機関につき通院は月4日目・入院は月14日目までで、通院5日目・入院15日目以降はかかりません |
| 所得制限 | 市のページに所得制限の定めは書かれていません。ただし未就学児については、保護者の所得確認のため所得証明書などの提出を求められる場合があるとされています |
※ 「0歳から高校3年生まで対象」ですが、小学1年生以降は1日500円の一部負担金があります。対象年齢と自己負担は別の話なので、分けて書いておきます。
※ 県外の医療機関にかかったとき、受給者証を提示できなかったとき、治療用装具や弱視用眼鏡を購入したときは、いったん支払ったうえで償還払いの申請をする形になります。保険適用外のものは対象外です。
- 情報源: こども医療費助成制度(廿日市市子育て支援サイト「はついく」)
- 調査日: 2026年8月8日
お試し移住
向原お試し住宅
廿日市市への定住意思がある人を対象に、市が「向原お試し住宅」を賃貸する制度があります(2026年8月時点)。広島県の移住ポータル「HIROBIRO.ひろしま」の支援策一覧に、廿日市市の「お試し住宅」として掲載されており、問い合わせ先は市の建設部住宅政策課(電話 0829-30-9187)とされています。県のページには「定住意思がある人を対象に賃貸します(その他入居要件あり)」とだけ書かれています。
「向原」は地区名ではなく市営住宅の名称です。廿日市市市営住宅設置、整備及び管理条例の別表では、向原住宅の位置は廿日市市浅原2697番地2(佐伯地域)とされています。
市の「佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金」のページ(2026年4月1日更新)にも、補助対象者の要件として「転入する日の前日に引き続き3年以上廿日市市外に住所を有していること(向原お試し住宅または、吉和定住促進住宅に入居している場合は除く)」という除外規定が置かれています。お試し住宅に入って市内に住民票を移したあと定住補助金に進む、という経路が制度上想定されているようです。
※ ただし、2026年8月時点で市の移住定住情報サイトにお試し住宅の案内ページは見当たらず、市の空き家バンク「はつかいち空き家バンク」の「お試し住宅」カテゴリにも掲載物件はありませんでした。利用料・間取り・募集時期は一次情報から確認できていません(※要確認 — 利用を検討する場合は住宅政策課に直接お問い合わせください)。
- 情報源: お試し住宅の支援策(HIROBIRO.ひろしま/広島県) / 廿日市市佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金 / 廿日市市市営住宅設置、整備及び管理条例
- 調査日: 2026年8月4日
吉和定住促進住宅(お試し住宅ではありません)
吉和地域には市営の「定住促進住宅」があります。市の説明では「吉和地域の定住促進を図るための住宅」で、入居の主な条件は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一戸建て住宅 | 同居者に配偶者を有する45歳未満の人、または同居する義務教育終了前の子を有する人 |
| 長屋住宅 | 45歳未満の人、または同居する義務教育終了前の子を有する人 |
| 共通 | 自らの生活の本拠地とすること。税・使用料を完納していること |
| 市外からの申込 | 可(廿日市市以外に居住している人も申し込めます) |
短期滞在の体験住宅ではなく、定住を前提とした市営住宅です。管理は指定管理者の(株)第一ビルサービス廿日市営業所が行っています。
※ 従来このページには「向原地区・吉和地域にお試し住宅と定住促進住宅があります」と書いていましたが、向原は地区名ではなく佐伯地域(浅原)にある市営住宅の名称で、吉和地域にあるのは定住促進住宅(お試し住宅ではない)でした(2026年8月4日に修正)。
- 情報源: 市営住宅(廿日市市) / 吉和へ移住を検討している皆さんへ
- 調査日: 2026年8月4日
この自由研究のメモ
廿日市市は宮島(世界遺産)を日常的に訪れられる立地。広島市まで20分。こども医療費は18歳の年度末までが助成の対象。山間部の佐伯・吉和地域には定住促進補助金があり、沿岸部の都市生活と山間部の田舎暮らしの両方を選べる。「けん玉発祥のまち」というブランディングも印象に残った。
「向原」でつまずいた話。 このページには当初「向原地区・吉和地域にお試し住宅と定住促進住宅があります」と書いていたのですが、広島県内で「向原」といえば安芸高田市向原町のほうが有名で、廿日市市の地名としては出てきません。移住定住情報サイトを全文検索しても「お試し」「体験」は0件で、一度は「そもそもお試し住宅がないのでは」と疑いました。
決め手になったのは2つの一次情報でした。1つは広島県の移住ポータル「HIROBIRO.ひろしま」の支援策一覧で、「お試し住宅」で絞り込むと廿日市市の行に「向原お試し住宅賃貸」が出てきます(問い合わせ先は市の住宅政策課)。もう1つは市の佐伯・吉和地域定住促進補助金のページで、補助対象者の要件のカッコ書きに「向原お試し住宅または、吉和定住促進住宅に入居している場合は除く」と書かれていました。制度の説明ページではなく、別の制度の除外規定のカッコ書きに名前が残っているという見つかり方でした。
そこから市営住宅条例の別表を見にいったところ、「向原住宅 廿日市市浅原2697番地2」とあり、向原は地区名ではなく佐伯地域(浅原)にある市営住宅の名称だと分かりました。つまりお試し住宅は佐伯地域にあり、吉和地域にあるのは定住促進住宅(=短期の体験ではなく定住前提の市営住宅)です。当初の記述は、場所も制度の性格も取り違えていたことになります。
一方で、利用料や間取り、募集時期といった実務的な情報は最後まで一次情報にたどり着けませんでした。市の移住定住情報サイトにはお試し住宅の案内ページがなく、市の空き家バンク側にも「お試し住宅」というカテゴリだけがあって中身は0件(Wayback Machineで遡っても2023年11月以降ずっと0件)。制度としては生きているのに、入口が見つけにくい状態です。ここは電話で聞くしかなさそうでした。
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース数 | 6件(廿日市市公式サイト、廿日市市移住定住情報サイト、廿日市市例規集、はつかいち空き家バンク、HIROBIRO.ひろしま(広島県)、市営住宅指定管理者サイト) |
| 📅 情報の鮮度 | 移住支援金・住宅支援・子育て支援は2026年3月30日時点。お試し移住・定住促進住宅は2026年8月4日に再確認 |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 佐伯・吉和地域定住促進補助金の金額(→ 今回、新築100万/150万・中古60万/90万+子育て加算まで確認済み)。向原お試し住宅の利用料・間取り・募集時期(市サイトに案内ページがなく未確認) |
| 🔧 今回の修正 | ①お試し住宅の所在(「向原地区・吉和地域にお試し住宅と定住促進住宅」→ 向原お試し住宅は佐伯地域〔浅原〕の市営向原住宅、吉和地域にあるのは定住促進住宅でお試し住宅ではない)②お試し移住の情報源(市の移住定住情報サイト〔お試しの記載なし〕→ 広島県HIROBIRO支援策一覧・市の定住促進補助金ページ・市営住宅条例別表)③定住促進補助金(金額の記載なし → 新築 佐伯100万/吉和150万、中古 佐伯60万/吉和90万、子育て加算20万・30万、申請は6カ月以内で先着順)④こども医療費(「県内でもトップクラス」という評価表現を削除し、対象年齢の記載のみに) |