📅 最終調査: 2026年8月4日 ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → 江田島市 定住・空き家バンク / 江田島市移住・定住ポータルサイト hodohodo
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 19,869人(住民基本台帳・令和8年7月1日現在、外国人含む) |
| 世帯数 | 11,571世帯(同上) |
| 高齢化率 | 45.64%(外国人含む・令和8年7月1日現在) |
| 面積 | 100.65 km²(令和8年1月1日公表値) |
| 市の構成 | 江田島・能美島とその周辺の島々(大小10島)。平成16年に江田島町・能美町・沖美町・大柿町の4町が合併 |
| 広島市へ | 広島港(宇品)〜小用桟橋 高速船で約26分ほか、航路が6つ |
| 呉市へ | 呉中央桟橋〜小用桟橋 フェリー約20分/高速船約10〜11分。陸路は音戸大橋・早瀬大橋経由で接続 |
| 車の必要度 | ほぼ必須(港の周辺以外はバス便が限られる。市の移住ポータルのアンケートでも「交通の便が悪い(車が必須)」が”惜しいところ”の2位) |
| 気候の特徴 | 瀬戸内海式気候。年平均気温16.6℃、年間降水量1,439.5mm(広島市の1,486.5mmより少ない) |
| 通信 | 市内全域に光回線を敷設済み |
広島湾に浮かぶ島の市です。陸路でも行ける島というのが少し珍しいところで、呉市側から音戸大橋・早瀬大橋を渡れば車で入れます。ただし広島市から車で回ると約1時間40分かかるので、実際の移動は船が主役です。
旧海軍兵学校(現在の海上自衛隊第1術科学校・幹部候補生学校)の「赤レンガ」で全国的に知られています。市の魚は「カキ」で、むき身の生産量が全国で1・2を争う産地です。
- 情報源: 住民基本台帳人口(令和8年) / 概況 / 江田島市の紹介 / 江田島へのアクセス / hodohodo くらし
- 調査日: 2026年8月4日
人口は5年で10.0%減っています
令和7年国勢調査の広島県速報値(令和8年5月18日公表)では、江田島市の人口は 19,744人。前回(令和2年)から 2,186人・10.0%の減少でした。世帯数は9,571世帯(△5.6%)。
広島県内23市町のうち、5年間の減少率が2桁だったのは安芸太田町・庄原市・神石高原町・府中市・呉市・北広島町・江田島市の7市町です。移住の受け入れには熱心な市ですが、人口全体は減っている、という数字はそのまま載せておきます。
※ 以前このページには「約2万人(2024年時点)」と書いていましたが、住民基本台帳ベースでは令和8年7月に19,869人となり2万人を割っています(2026年8月4日に修正)。
- 情報源: 令和7年国勢調査結果における本県の人口・世帯数(速報)について(広島県統計課・PDF)
- 調査日: 2026年8月4日
6つの航路
島の形が入り組んでいるぶん、港も航路も分散しています。市がまとめている航路は次の6つです。
| 航路 | 運航事業者 |
|---|---|
| 広島港(宇品)〜三高桟橋(沖美町) | 瀬戸内シーライン |
| 広島港(宇品)〜高田・中町桟橋(能美町) | 瀬戸内シーライン |
| 広島港(宇品)〜切串西沖桟橋(江田島町) | 上村汽船 |
| 広島港(宇品)〜小用桟橋(江田島町) | 瀬戸内シーライン |
| 呉中央桟橋〜小用桟橋(江田島町) | 瀬戸内シーライン |
| 天応桟橋(呉ポートピア)〜切串吹越桟橋(江田島町) | さくら海運 |
どの港の近くに住むかで、通勤先(広島市か呉市か)と所要時間がまるごと変わります。市の移住ポータルも「地域ごとに特色、個性があります」と書いていて、町ごとにインタビュー記事を分けているのが特徴的でした。
- 情報源: 海上交通【航路・運航事業者一覧】 / 市内の公共交通について
- 参考(所要時間・運賃は運航事業者の公表値): 瀬戸内海汽船 広島-江田島(小用)高速船(約26分・大人1,080円・1日20便)/ 広島-江田島(三高)フェリー(約40分・大人690円・普通車6m未満2,500円)/ 呉-江田島(小用)(フェリー約20分450円・高速船約10〜11分650円)。2026年9月1日に運賃改定の予定と告知されています
- 調査日: 2026年8月4日
移住支援金・補助金
国の移住支援金は対象外です(令和8年度も)
広島県の令和8年度移住支援金は、県と県内18市町が共同で実施しています。掲載日2026年4月7日時点の対象市町は次のとおりです。
広島市、呉市、竹原市、三原市、尾道市、福山市、府中市、三次市、庄原市、東広島市、廿日市市、府中町、海田町、熊野町、坂町、安芸太田町、世羅町、神石高原町
広島県には14の市がありますが、この一覧に入っている市は11。江田島市・大竹市・安芸高田市の3市は入っていません。 江田島市は令和8年度も対象外という理解でよさそうです(県の一覧を直接確認しました)。
参考までに、対象市町であれば単身60万円・2人以上世帯100万円・18歳未満1人につき100万円加算という金額設定です。江田島市に移住してもこれは使えません。
- 情報源: 【東京圏から移住をお考えの皆様へ】令和8年度移住支援金制度について(広島県)
- 調査日: 2026年8月4日
定住促進事業補助金(上限30万円・新築または新築物件の購入)
江田島市の看板になっている定住支援がこれです。ただし対象は「新築」または「新築物件の購入」に限られます。中古住宅は後述の「空き家購入補助」のほうになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 対象経費の30%(上限30万円) |
| 対象 | 転入前1年以内〜転入後3年以内に、自ら居住する目的で市内に住宅を新築または購入(新築物件に限る)した人 |
| 移住元要件 | 申請時の世帯全員(乳幼児を除く)が、転入前2年以上継続して江田島市以外の住民基本台帳に記録されていること |
| 定住要件 | 転入後5年間は市内に在住。やむを得ず転売・転出する場合は居住年数に応じて返還 |
| 重複 | 過去にこの補助を受けていないこと |
| 申請期限 | 新築または購入した日から1年以内 |
予算の範囲内での交付で、申請者多数の場合は受けられないことがあると明記されています。市は「補助金該当簡易診断」というページも用意していて、自分が対象になるかを先にチェックできます。
※ 以前このページには「住宅購入・建設に上限30万円」とだけ書いていましたが、購入は新築物件に限るという条件が抜けていました(2026年8月4日に修正)。
- 情報源: 定住促進事業補助金制度 / 補助金該当簡易診断
- 調査日: 2026年8月4日
定住促進家賃補助金(月最大1万円 × 12か月・子育て世帯)
市外から民間賃貸に移り住む子育て世帯への家賃補助です。前回の調査では拾えていなかった制度でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額(月額) | 家賃額の2分の1、または1万円のどちらか低い方 |
| 補助期間 | 支給対象開始月から通算12か月 |
| 対象者 | 令和2年4月1日以降に市外から転入し、転入日の前日から2年以内に江田島市に住所を有していなかった人 |
| 世帯要件 | 夫婦のいずれかが40歳未満、または15歳以下の子どもがいる世帯 |
| 必須条件 | 入居者のいずれかが移住前に移住相談を行ったことがあること |
| 対象外 | 国家公務員・地方公務員、市税等の滞納、生活保護受給、家賃滞納 など |
| 申請期限 | 賃貸借契約の締結日または転入日のいずれか遅い日から90日以内 |
「移住前に移住相談をしていること」が要件に入っているのが、この制度の特徴です。後述のフウド(移住相談窓口)に先に相談しておかないと、あとから遡って使えない設計になっています。
※ 市のサイトには、ほぼ同じ内容の「定住促進家賃補助金制度」のページが2つあります(新しい様式が置かれているのは前者)。金額・期間・要件はどちらも同じでした。
- 情報源: 定住促進家賃補助金制度 / 定住促進家賃補助金制度(子育て世帯・市の住まいページからのリンク先)
- 調査日: 2026年8月4日
移住視察片道交通費支援制度(上限2万円)
移住を検討して江田島市を訪れた人に、片道分の交通費を補助する制度です。これも前回は拾えていませんでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支援額 | (A)居住地→市内最初の到着地 と(B)市内最後の出発地→居住地 のうち低い方。ただしその額が1万円以上の場合に限る。上限1人あたり2万円 |
| 対象 | 市外に居住する18歳以上で、次のいずれかに参加する人 |
| ①現地視察 | 市または一般社団法人フウドでの移住相談を行い、市内の宿泊施設に1泊以上宿泊する |
| ②空き家バンク | 制度の内覧を行う |
| ③空き家見学ツアー | に参加する |
| ④移住者交流会 | に参加する |
| 対象外経費 | レンタカー・タクシー・自家用車の費用 |
| 申請 | 訪問日の3日以上前までに都市整備課と協議のうえ申請 → 訪問 → 訪問完了報告書の提出 → 支給 |
「1万円以上でないと出ない」という下限があるので、広島市内からの日帰り視察では使えません。遠方から来る人向けの設計です。市の説明にも「より遠方からの来訪者をサポートするため、支援額の要件を一部改正しました」と書かれています。
- 情報源: 移住視察片道交通費支援制度
- 調査日: 2026年8月4日
終了している制度(見つけたので記録しておきます)
-
江田島市定住促進奨学金返還支援事業補助金: 平成29年度から3年間の制度で、市のページに「令和元年度で終了しました」と明記されています。年間限度額20万円でした。現在は使えません
-
おためし暮らし制度: 令和4年5月に廃止されました(後述)
-
調査日: 2026年8月4日
住宅支援
空き家バンク(登録85件・運営は市、内覧案内はフウド)
江田島市の空き家バンクは市の制度で、物件情報は市の移住・定住ポータルサイト「hodohodo」に掲載されています(市のサイトからも「空き家バンク物件情報はこちら」でここへリンクしています)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録物件件数 | 85件(サイト表示・2026年7月30日現在) |
| 検索条件 | 全物件/売買/賃貸、地域(市全域・江田島町・能美町・沖美町・大柿町)、価格帯(〜200万/〜500万/500〜1000万/1000万円以上) |
| VR内覧 | 多くの物件に「VR内覧可」の表示あり |
| 内覧 | 事前(1週間前)に予約が必要。フウドのスタッフが現地案内 |
| 契約 | 市は仲介行為を行わない。各物件を担当する不動産業者と直接交渉 |
| 注意 | 「交渉中!」の物件は案内・業者紹介ができない。防犯上、所在地の詳細はサイト上非公開 |
物件は No.500 台まで番号が振られていますが、現在掲載されているのは85件です。市のサイトに残っている旧「空き家物件情報」ページには「令和3年2月2日現在の物件数…41件」とあるので、5年で倍程度に増えた計算になります。
※ 以前このページには「80件以上」と書いていました。実数はサイトが自ら表示している85件です(2026年8月4日に更新)。
なお、島内に店舗を構える不動産屋はほとんどなく、工務店が兼業しているケースが多いと市の移住ポータル自身が書いています。空き家バンクに登録されている物件の仲介業者10社の一覧も、同ポータルに掲載されています。
- 情報源: 空き家バンク(hodohodo) / 空き家情報を募集しています(空き家登録申込書) / 空き家物件情報 / hodohodo 住まい
- 調査日: 2026年8月4日
空き家対策の補助制度(7種類)
令和8年4月1日更新のページに、7つの補助が金額と予定件数つきで整理されていました。前回の調査では丸ごと抜けていた部分です。
共通の要件: ①江田島市に登録された空き家であること ②事前に申請すること(契約後などの申請は不可) ③市税等に滞納がない個人であること ④3月10日までに実績報告ができること
空き家を適正に管理したい
| 補助名 | 補助額 | 予定件数 |
|---|---|---|
| 空き家相続登記等補助 | 対象経費の1/2(上限5万円) | 10件 |
| 空き家家財処分補助 | 対象経費の1/2(上限5万円)※市内の一般廃棄物収集運搬業許可業者の利用が条件 | 6件 |
空き家を活用したい
| 補助名 | 補助額 | 予定件数 |
|---|---|---|
| 空き家購入補助 | 対象経費の3/10(上限30万円) | 30件 |
| 空き家修繕補助 | 対象経費の3/10(上限30万円)※市内業者の利用が条件・空き家バンク登録目的は不可 | 15件 |
| DIY用具・材料購入補助 | 対象経費の1/2(上限5万円)※市内在住者が自ら修繕する場合の工具・材料代 | 4件 |
空き家を解体したい
| 補助名 | 補助額 | 予定件数 |
|---|---|---|
| 空き家除却支援補助 | 【除却のみ】対象経費の1/10(上限10万円)/【除却+跡地管理】除却1/10(上限10万円)+跡地管理1/2(上限10万円) | 22件 |
| 危険家屋除却補助 | 対象経費の1/2(上限50万円)※事前に危険家屋の認定が必要 | 5件 |
中古住宅を買って自分で直す想定だと、空き家購入補助(上限30万円)+空き家修繕補助(上限30万円)+DIY用具・材料購入補助(上限5万円)+家財処分補助(上限5万円) が理屈のうえでは併用可能に見えます(それぞれ別の補助として要件・予定件数が設定されているため)。ただし全部が予算の範囲内・事前申請なので、実際にどこまで組めるかは都市整備課に確認したほうが確実です。
- 情報源: 空き家対策の補助制度について
- 調査日: 2026年8月4日
市の住宅団地(分譲地)
住環境整備の一環として、市が住宅団地を造成・分譲しています。令和7年4月1日から価格を変更したとの記載があります。
| 団地名 | 状況 |
|---|---|
| 津久茂住宅用地 / 清能団地 / 大君久保田団地 / 深江住宅団地 / 大新開住宅団地 | 分譲中 |
| 寄濤住宅団地 / しおかぜの丘 | 完売 |
分譲条件は「売買契約日から5年以内に住宅建設に着手できる方」「市税等に滞納のない方」「代金を一括支払いできる方」。隣接する複数の土地を同時に購入する場合の割引制度もあります。申し込みは随時受付です。
※ 他の自治体で見かける「移住者向け無償宅地」ではなく、通常の分譲です。
- 情報源: 住宅団地について
- 調査日: 2026年8月4日
市営住宅
不定期の公募(募集期間は約2週間)に加えて、**先着順の「常時募集」**を通年で行っています。常時募集の一覧には矢ノ浦北2号住宅・切串住宅・小用南1号住宅・小用3号住宅・新きとう住宅・南住宅・第2黒張住宅など、単身入居可能住宅を含む多数の部屋が並んでいました(令和8年4月1日更新時点)。
見学も可能で、希望日の前日までに申し出れば内覧できます(土日祝を除く)。入居には収入基準・連帯保証人(1名)・敷金(入居決定時家賃の3か月分)が必要です。
- 情報源: 市営住宅入居者を常時募集しています / 市営住宅について
- 調査日: 2026年8月4日
子育て支援
こども医療費支給制度(高校生年代まで・ただし一部負担あり)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 0歳〜高校生年代(18歳到達後最初の3月31日まで)。入院・通院とも |
| 所得制限 | なし(ただし小学校就学前の保護者は所得状況を確認) |
| 一部負担金 | 1日500円。上限は通院 月2,000円(4日分)/入院 月7,000円(14日分)。上限は医療機関ごとに適用 |
| 免除 | 通院は月5日目以降、入院は月15日目以降の一部負担金なし。院外処方の薬剤・装具代は一部負担なし |
| 県外受診 | 受給者証が使えないため、いったん支払って「医療費支給申請」で払い戻し |
| 対象外 | ひとり親家庭等医療費・重度心身障害者医療費の利用者、生活保護受給者 |
「高校生まで無料」ではありません。 1日500円の自己負担があり、しかも上限は医療機関ごとなので、複数の病院にかかった月は積み上がります。中学校卒業後に進学せず働いている人も対象になる、という但し書きがあるのは丁寧だと思いました。
※ 以前このページには「助成あり(詳細は要確認)」としか書いていませんでした(2026年8月4日に内容を追記)。
- 情報源: こども医療費支給制度
- 調査日: 2026年8月4日
伴走型支援とミキハウスのギフト
令和7年3月に市が三起商行株式会社(ミキハウス)と連携協定を結び、令和7年度から**面談等を受けた人に最大4回のタイミングでギフト(ミキハウスの商品)**を贈る事業を始めています。
| 交付のタイミング | 対象 |
|---|---|
| ① 妊娠届出時 | 令和7年4月1日以降に妊娠届出を行い、保健師との面談を受けた妊婦 |
| ② 赤ちゃん訪問 | 訪問を受けた乳児の保護者 |
| ③ 1歳6か月児健診 | 受診した幼児の保護者 |
| ④ 3歳6か月児健診 | 受診した幼児の保護者 |
里帰り出産等で他の自治体で訪問・健診を受けた場合も対象です。**現金ではなく現物(ミキハウスの商品)**で、その月齢の子育てに必要なものを選んで贈る、という形になっています。
- 情報源: ギフト(ミキハウスの商品)の交付について
- 調査日: 2026年8月4日
保育・教育の環境
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 認定こども園 | 5園 |
| 小学校 | 6校 |
| 中学校 | 3校 |
| 高校 | 1校(広島県立大柿高校) |
| 病院・診療所 | 18施設(一般診療所含む) |
| コンビニ | 10 |
| スーパー | 4 |
市の移住ポータルは「大きな総合病院はありませんが、日常のかかりつけ医には困りません」「緊急時には市内各所にあるドクターヘリポートに広島市からわずか数分でドクターヘリが飛んでくる」と説明しています。
令和8年6月10日から、市内に産婦人科(分娩を除く)が開設されました。 島の病院おおたに(能美町中町)で、月経や更年期症状などの婦人科診療、子宮頸がん検診が受けられるようになっています。分娩は市外(呉市内の産科拠点病院など)になります。
- 情報源: hodohodo くらし / 江田島市に産婦人科(分娩除く)が開設されます(hodohodo) / 幼児教育・保育の無償化について
- 調査日: 2026年8月4日
そのほかの子育て関連
- 子育て世代包括支援センター「にこ♡にこハウス」: オープンスペースは午前10時〜午後4時、利用料無料。プレイルーム、砂場・屋外広場、計測コーナー、週1回の各種教室
- 病児・病後児保育: 澤医院「病児・病後児保育室わかば」(大柿町小古江)。満1歳〜小学6年生、月〜金の8:30〜18:00、1日3名まで、1人1日2,000円。1回の申請で連続5日まで。事前の利用登録が必要
- ファミリーサポートセンター: 子育て家庭のサポート会員を募集中
- チャイルドシート貸出: 無償・1回7日以内。市公式LINEから申請可能
- 学割パス: 市内の通学定期券(船・バス・乗合タクシー)が定価の3分の2で購入できる制度(平成29年から)。購入時に居住地は問われません
- 就学援助: 経済的な理由で就学が困難な世帯への学用品費・給食費等の援助。新入学児童生徒学用品費は入学前(2月末頃)支給にも対応
給食費や保育料の市独自の無償化については、公式サイト上で見つけられませんでした。 幼児教育・保育の無償化は国の制度のページがあるのみです。
- 情報源: 子育て世代包括支援センター(愛称 にこ♡にこハウス) / 江田島市病児・病後児保育事業について / 江田島市ファミリーサポートセンター / 江田島市チャイルドシート貸出事業について / 江田島市の通学がお得に!「学割パス」 / 学用品費や給食費などの援助(就学援助)について
- 調査日: 2026年8月4日
就業・起業支援
江田島市がんばりすと応援事業補助金(起業 上限100万円)
市内で新しく事業を始める人や、新商品開発に挑む事業者への補助です。移住者限定ではありませんが、市の移住ポータルが「島で起業」の項目で案内している制度です。
| 種類 | 補助額 | 対象 |
|---|---|---|
| 起業支援補助 | 対象経費の1/2以内(上限100万円) | 市内で新たに「本市の特色を活かした事業」を開始するための活動。施設整備費、販路拡大に係る委託料 |
| チャレンジ支援補助 | 対象経費の1/2以内(上限50万円) | 市内で新商品または観光メニューの開発に取り組む活動 |
審査会方式で、年2回(5月下旬頃/10月上旬頃、申請受付期限はそれぞれ4月末日/8月末日)。起業支援補助は申請者本人のプレゼンテーション、チャレンジ支援補助は書類審査です。採択予定件数は起業支援 年間計6件程度、チャレンジ支援 年間計4件程度で、年度途中の追加はありません。申請前に「事前相談シート」を作って窓口に相談する運用になっています。
- 情報源: 江田島市がんばりすと応援事業補助金制度のご案内
- 調査日: 2026年8月4日
サテライトオフィス等誘致促進事業補助制度
事業者向けですが、テレワーク移住・拠点開設を考える人には関係する制度なので載せておきます。「本格的な進出から試験的な進出まで幅広くご活用いただけます」とのこと。
| 対象経費 | 補助率・限度額 |
|---|---|
| 建物改修(空き家・空き公共施設・空き店舗等)+情報通信システム導入 | 合計額の1/2(150万円を限度に1回限り) |
| 備品・機器設備等の購入 | 1/2(50万円を限度に1回限り) |
| オフィス賃借料・住居賃借料・車両リース料・通信回線使用料 | 合計額の1/2(事業開始月の翌月から36か月間、原則各年度100万円を限度) |
条件は「新たに市内に事業所を開設」「事業所開設に伴い新規に常用労働者を1名以上雇用」「3年以上の事業継続」「常時勤務者の配置」。対象業種は情報サービス業、インターネット付随サービス業、デザイン業、コールセンター業、学術・開発研究機関など。
- 情報源: 江田島市サテライトオフィス等誘致促進事業補助制度
- 調査日: 2026年8月4日
仕事を探す窓口
-
江田島市無料職業紹介所: 江田島市社会福祉協議会が開設。市内企業への就職希望者やUIJターン希望者向けに職業紹介、就職相談、履歴書作成サポート。ハローワークの求人に加えて独自の求人も紹介。月〜金 9:00〜17:00、利用無料(TEL 0823-27-8034)
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市内事業所の求人情報: 市が事業所の求人を掲載しているページ
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江田島市合同企業説明会: 市が開催
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江田島市求人情報ガイド: 江田島市商工会による求人サイト
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情報源: 江田島市無料職業紹介所 / 市内事業所の求人情報 / hodohodo しごと
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調査日: 2026年8月4日
新規就農研修生の募集(令和8年度は「きゅうり」1名)
市が毎年、新規就農研修生を募集しています。令和8年度の募集内容は具体的でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 1名 |
| 対象作物 | きゅうり |
| 応募資格 | ①応募前ガイダンス(1時間程度)を受講 ②農業体験を行い、受け入れ農家から応募同意を受ける ③研修修了後50歳未満 ④研修中の資金(2年間の生活費)と就農時の初期投資資金が確保できる(最低300万円程度) |
| 申込期間 | 令和8年7月1日〜9月11日(必着) |
「最低300万円程度」という自己資金の目安がはっきり書かれているのは、他市ではあまり見ない書き方でした。研修は2年間です。
- 情報源: 新規就農研修生を募集します。
- 調査日: 2026年8月4日
副業プロ人材マッチング支援事業(令和8年度から本格実施)
市と江田島市商工会が、都市部のプロフェッショナル人材を「副業」という形で市内事業者とマッチングする事業です。令和7年7月からトライアルとして実施し、令和8年度から新規事業として本格開始しました。市は背景として「人口減少による労働力の縮小」「若年層の市外流出」を挙げています。
移住者向けの制度ではありませんが、「江田島に住まずに関わる」入口としては分かりやすい形だと思いました。
- 情報源: 「副業プロ人材マッチング支援事業」について
- 調査日: 2026年8月4日
カキ養殖の大量へい死(令和7年シーズン)
就業を考えるうえで無視できない話なので載せておきます。市は令和8年1月29日付で「かきのへい死に係る本市の支援策について」というページを出しており、次のように書かれています。
本市においても、今シーズン出荷予定のかきで8割〜9割を超えるかきの大量へい死が確認されており、加えて、来シーズン出荷予定のかきのへい死も平年以上に確認されている
カキ養殖は市の基幹産業です。市は独自の支援策を打ち出し、あわせて「江田島産牡蠣の養殖に支援をお願いします」というふるさと納税等の呼びかけも行っています。
- 情報源: かきのへい死に係る本市の支援策について
- 調査日: 2026年8月4日
お試し移住・体験
市の「おためし暮らし制度」は廃止されています
江田島市の公式サイトには今も「おためし暮らし制度は廃止しました」というカテゴリが残っています(記事は0件)。廃止の時期は、移住視察片道交通費支援制度のページに手がかりがありました。
令和4年5月から、おためし暮らし制度の廃止に伴い、交付対象者の要件を変更しました。
つまり令和4年(2022年)5月に廃止され、その代わりに交通費支援制度の対象が「移住相談+市内宿泊」「空き家バンク内覧」「空き家見学ツアー」「移住者交流会」へ広げられた、という流れのようです。市が運営する体験住宅は、2026年8月時点では見つかりませんでした。
※ 以前このページには「お試し暮らし制度は廃止されました」とだけ書いていました。廃止時期と、その後の受け皿が交通費支援制度に置き換わったことを追記しました(2026年8月4日)。
- 情報源: おためし暮らし制度は廃止しました(カテゴリ) / 移住視察片道交通費支援制度
- 調査日: 2026年8月4日
「ちいさな移住体験」ツアー(観光協会の期間限定イベント)
制度としての体験住宅はありませんが、江田島市観光協会が実施する期間限定イベント「島あそび(旧えも博)」のプログラムのひとつとして、「江田島の日常を楽しむちいさな移住体験」という宿泊体験ツアーが2026年6月から順次開催されています。市の移住ポータルが案内しているものです。
観光メニューとしての位置づけで、市の移住支援制度ではありません。内容・料金・日程は観光協会側で確認する形になります。
- 情報源: 江田島の日常を楽しむ「ちいさな移住体験」(hodohodo)
- 調査日: 2026年8月4日
移住相談窓口「フウド」
江田島市交流定住促進協議会が設置した市の移住交流拠点施設です。運営は一般社団法人フウド(市から移住支援・空き家紹介の委託を受けています)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 江田島市沖美町畑997-2 |
| 営業日・時間 | 火曜〜土曜 10:00〜16:00(日・月・祝休み) |
| 連絡先 | 0823-69-8288 |
| 機能 | 交流スペース、移住相談窓口、コワーキングスペース、シェアキッチン |
| 相談方法 | 電話は随時。対面・オンライン相談は専用フォームから予約(相談希望日は1週間後以降) |
令和7年度(2025年度)の実績が市のサイトにPDFで公開されていて、数字がはっきりしていました。
| 項目 | 令和7年度 |
|---|---|
| 施設の年間利用者数 | 2,866人(前年度2,090人。イベント・ワーケーション受入等で大幅増) |
| 移住相談 | 111件(1グループ1件として計上) |
| 空き家案内(現地案内) | 193件 |
| 企業の視察対応など | 延べ18社 |
総括には課題も率直に書かれていて、「物件数が増加する一方、掲載から長期間経過しても成約に至らない物件が蓄積している」「管理不足により内覧ができないケースも見られ、空き家の適切な管理が課題」「制度としての新陳代謝を図る必要性も感じる」とあります。自治体の実績報告としては、かなり正直な書き方だと思いました。
※ 以前このページには「NPO法人フウド」と書いていましたが、正しくは一般社団法人フウドです。施設を設置しているのは江田島市交流定住促進協議会です(2026年8月4日に修正)。
- 情報源: 市移住交流拠点施設「フウド」 / 江田島市移住交流拠点施設「フウド」の実績(令和7年度・PDF) / 移住相談(hodohodo)
- 調査日: 2026年8月4日
移住者の声(外部リンク集)
市の移住ポータル「hodohodo」の移住者インタビュー
3ページ・15組が掲載されています。町(江田島町・能美町・沖美町・大柿町)と、働き方(通勤/島で働く/起業/リモートワーク)と、住まい(新築/空き家購入/借家・賃貸)のタグで分類されているのが特徴でした。
- 理想のお家探しとDIY|藤井さんご夫妻 — 50代ご夫妻 / 広島市から沖美町へ移住準備中 / 賃貸の空き家をDIY中。「空き家バンクの物件を30件ぐらいご紹介いただき」フウドのスタッフに1軒ずつ案内してもらった、という探し方の実際が具体的です。江田島だけでなく県内あちこち回って決めた、という話も
- 「島っぽさ」が感じられる日々|島田裕之さん・恵美さんご夫妻 — 40代・30代ご夫妻 / 移住3年目 / 沖美町 / 古民家購入・夫婦ともリモートワーク。「選択肢は少ない方が良いんです」「無いなら無いで、他に楽しみを見つけられる余裕ができた」という言葉が印象的。自治会の会報誌が「びっくりするくらい分厚い」という生活感のある話も
- やっぱり海が好き|柴倉さんご家族 — 30代ご夫婦+子ども2人 / 移住5年目 / 大柿町 / 漁師になるため広島市から移住。「漁師は皆さんが想像している以上にきつい仕事です。一度海に出ると(中略)丸2日寝ずに操業するなんてこともありました」と、研修の厳しさが率直に語られています
- 畑と笑顔に囲まれて暮らす|福田さんご家族 — 40代夫婦+子ども2人 / 2024年に移住・1年目 / 大柿町 / 新規就農
- 移住者インタビュー 一覧 — 上記以外にも多数掲載されています
外部の記事・ブログ
- 島ぐらしの記録|ゆるりとはじめます。 — あやかさん / 2025年4月に東京から移住 / 地域おこし協力隊として活動中 / 2026年1月公開。着任1年を機にnoteでの記録を始めた、という第1回。福山市出身で、大阪・東京を経て江田島へ。今後の活動記録が読めそうです(参考記事)
- SUPのような自由な暮らしを実現|後藤峻さん・鮎美さんご夫婦 — 2016年に東京都から移住 / 夫婦+子ども2人 / 峻さんは一般社団法人フウドの代表理事でSUPインストラクター、鮎美さんは中学校教員。**2018年の西日本豪雨で「島のあちらこちらで土砂崩れがあり、何日も断水」**という経験が語られています。島の災害リスクを考えるうえで読んでおきたい記事(広島県の移住メディア HIROBIRO.ひろしまの記事)
- 東京から広島にもどった元相談員が移住者を訪ねてみた#2 〜やりたい何かが見つかる江田島編【後編】〜 — 元移住相談員が江田島の移住者3組(空き家をリノベして複合施設を開いた蛇草さん、古民家で「喫茶のら」と民宿を営む早稲田さん、地域おこし協力隊を卒業して「motokura」を運営する牛尾さん)を訪ねた記事。早稲田さんは移住希望者向けの長期滞在プランも始めたとのこと(参考記事)
- 島の暮らしを楽しむ移住者夫婦|りとふる — 早稲田圭さん・慶乃さんご夫妻 / 2019年2月に移住(圭さんは江田島出身のUターン) / 夫婦+子ども1人 / 自宅をリノベして1日1組限定の民宿を経営。2020年7月公開の記事なので情報は古めですが、始まりの時期の話が読めます(離島専門メディアの記事)
- こみみ江田島 — 江田島市の市民による手作りタウン情報サイト。市民リポーターが地域の情報を投稿する形式。制度の情報ではなく「今この島で何が起きているか」を見るのに向いています(地域メディア)
- 江田島 空き家物語 — 一般社団法人フウドが運営する、江田島の空き家を紹介するサイト。市の空き家バンク(hodohodo)とは別に運営されています
※ 体験は個人のもので、すべての人に当てはまるわけではありません。
この自由研究のメモ
前回(2026年3月)の調査がかなり薄かったので、今回はゼロから全部見直しました。直した点が7つ、新しく足した制度が10以上あります。正直に書いておきます。
1つ目、「NPO法人フウド」ではありませんでした。 正しくは一般社団法人フウドで、施設「フウド」を設置しているのは江田島市交流定住促進協議会です。市から移住支援・空き家紹介の委託を受けている団体で、NPO法人ではない。ここは単純な誤りでした。
2つ目、面積が100.74 km²ではなく100.65 km²。 市の「概況」ページに令和8年1月1日公表値として100.65と書かれています。小さい差ですが、市が自分で出している数字を採るのが筋だと思うので直しました。
3つ目、人口。 「約2万人(2024年時点)」と書いていましたが、住民基本台帳では令和8年7月1日で19,869人。2万人を割っています。さらに令和7年国勢調査の県速報値では19,744人で、5年前から10.0%減。広島県内の市では庄原市(△12.0%)、府中市(△11.4%)、呉市(△10.7%)に次ぐ減少率でした。移住支援は熱心にやっている市なのですが、それとこれは別、ということのようです。あわせて高齢化率45.64%(外国人を含む・令和8年7月1日)という数字も出しておきます。
4つ目、空き家バンクの件数。 「80件以上」と書いていたところ、hodohodoが自ら表示している数は85件(2026年7月30日現在)。物件番号がNo.500台まで振られているので、番号を件数と読み違えないよう注意が要ります。旧ページに残っていた「令和3年2月2日現在…41件」と比べると5年で倍増しています。
5つ目、定住促進事業補助金の対象。 「住宅購入・建設に上限30万円」とだけ書いていましたが、正しくは「新築、または新築物件の購入」限定です。中古住宅は別枠の「空き家購入補助」(対象経費の3/10・上限30万円)になります。金額は同じでも、担当課も要件も別の制度でした。ここを混ぜて書いていたのは良くなかったです。
6つ目、こども医療費。 「助成あり(詳細は要確認)」で放置していました。実際は0歳〜高校生年代・所得制限なしですが、1日500円の一部負担金があり、しかも上限は医療機関ごとです。「高校まで無料」という自治体も多いなかで、江田島市は無料ではない。ここは書き分けが必要でした。
7つ目、お試し暮らし制度の廃止時期。 「廃止されました」としか書いていませんでしたが、廃止は令和4年5月。しかも廃止に伴って移住視察片道交通費支援制度の対象要件が変わっている、という流れが交通費支援のページに書かれていました。制度が消えたら終わり、ではなくて別の制度に受け皿が移っていたわけです。
新しく足した制度のうち、大きいのは3つです。
定住促進家賃補助金(月最大1万円×12か月)。市外から来る子育て世帯向けの家賃補助で、前回はまるごと落としていました。要件のひとつに「入居者のいずれかが移住前に移住相談を行ったことがあること」が入っているのが独特です。移住してから気づいても遅い。フウドに先に相談しておくかどうかで12万円が変わります。
移住視察片道交通費支援制度(上限2万円)。ただし「片道分が1万円以上の場合に限る」という下限があるので、広島県内から見に行く人には使えません。遠方から本気で見に来る人だけが対象、という割り切った設計でした。
空き家対策の補助制度7種。相続登記・家財処分・購入・修繕・DIY・除却・危険家屋と細かく分かれていて、それぞれに予定件数まで書いてあります(購入30件、除却22件、修繕15件…)。予定件数を公開している自治体はあまり見た記憶がありません。
それから、フウドの活動実績PDFがよかったです。 令和7年度の移住相談111件、空き家案内193件、施設利用者2,866人(前年度2,090人)と数字が出ているうえに、総括に「掲載から長期間経過しても成約に至らない物件が蓄積している」「管理不足により内覧ができないケースも見られる」「制度としての新陳代謝を図る必要性も感じる」と課題が率直に書かれています。うまくいっている話だけ載せる報告書が多いなかで、ここは読む価値がありました。
探しやすさについて。 江田島市のサイトは、制度が「都市整備課 → 移住・定住」というカテゴリにきれいに集まっていて、そこを開けば主要な制度が一覧できます。これは助かりました。一方で、同じ内容のページが2つあったり(家賃補助)、5年前の物件一覧がそのまま残っていたり(空き家物件情報)、既に終了した制度のページが「終了しました」の注記つきで残っていたり(奨学金返還支援)と、古いページの整理は追いついていない印象です。ただ、終了した制度のページを消さずに「終了しました」と書いて残してあるのは、調べる側としてはむしろありがたいとも思いました。消されると「元々なかったのか、終わったのか」が分からなくなるので。
移住・定住の情報は市のサイトとhodohodoに二重化されています。 制度の詳細は市のサイト、暮らしの情報とインタビューはhodohodo、空き家バンクの物件はhodohodo、と役割が分かれています。hodohodoの「くらし」ページにある「島に移住してきた20代〜30代に聞きました。江田島のいいところ/惜しいところ トップ3」が面白くて、**惜しいところの1位が「お店(飲食店を含む)が少ない」、2位が「交通の便が悪い(車が必須)」、3位が「世間が狭い、交流の場が少ない」**と、自治体の公式サイトにしてはかなり素直に書かれています。
気になったのは、カキのことです。 令和7年シーズンで市内のカキの8〜9割が大量へい死し、来シーズン分にも平年以上のへい死が確認されている、と市が令和8年1月に発表しています。カキ養殖は市の基幹産業で、漁業研修から就業する移住者もいる。制度の一覧を眺めているだけでは見えない部分ですが、島で働くことを考えるなら知っておいたほうがいい話だと思ったので載せました。
国の移住支援金は対象外です。 広島県の令和8年度の一覧(18市町)を直接確認しましたが、江田島市・大竹市・安芸高田市の3市は入っていません。県内14市のうち11市が対象なので、むしろ少数派のほうです。ただ、対象だったとしても要件は「東京23区在住/通勤」なので、実際に江田島に移住してくる人(広島市・呉市からが多そうです)にはどのみち関係が薄い制度でもあります。市が力を入れているのは、住宅・空き家・家賃といった近距離移住でも使える支援のほうだ、というのが今回いちばん納得した点でした。
調べきれなかったこと。 空き家バンクの累計成約件数、移住者の年間受入実績(フウドの相談件数は分かりますが、実際に何人移住したかは公表されていません)、地域おこし協力隊の現在の募集状況(過去の募集記事は残っていますが、令和8年度の募集ページは見つけられませんでした)、市の住宅団地5団地それぞれの価格と残区画数です。
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース数 | 45件(江田島市公式サイト31件・市の移住ポータルhodohodo 9件・広島県公式3件・運航事業者3件・外部の記事6件) |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年8月4日時点。空き家補助は令和8年4月1日更新、移住支援金は広島県令和8年度(2026年4月7日掲載)、人口は住民基本台帳 令和8年7月1日、空き家バンク件数は2026年7月30日現在 |
| ✅ ソースの偏りチェック | ✓ 金額はすべて市公式ページで確認 / ✓ 国の移住支援金の対象外は県の実施市町一覧で直接検証 / ✓ 体験談は市公式インタビュー4件+外部4件 / ✓ 課題(人口減・カキのへい死・空き家の滞留)も収録 / ✗ 空き家バンクの成約実績は未確認 |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 空き家バンクの累計成約件数。移住者の年間受入実績。地域おこし協力隊の令和8年度募集状況。住宅団地5団地の価格・残区画数。空き家補助7種の併用可否の実務 |
| 🔧 今回の修正 | フウドの運営主体(NPO法人フウド → 一般社団法人フウド/設置は江田島市交流定住促進協議会)、面積(100.74 km² → 100.65 km²・市公表値)、人口(約2万人 → 19,869人・住民基本台帳 令和8年7月1日/国勢調査速報19,744人・5年で△10.0%)、空き家バンク件数(80件以上 → 85件・2026年7月30日現在)、定住促進事業補助金の対象(住宅購入・建設 → 新築または新築物件の購入に限る。中古は別制度)、こども医療費(助成あり・詳細要確認 → 高校生年代まで/所得制限なし/ただし1日500円の一部負担あり)、お試し暮らし制度の廃止時期(不明 → 令和4年5月・交通費支援制度に要件を移行) |