📅 最終調査: 2026年8月2日 ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → くまの移住ねっと
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約1.5万人(2024年時点) |
| 面積 | 373.35 km² |
| 名古屋へのアクセス | JR紀勢本線で名古屋駅まで約3.5時間。車で紀勢自動車道経由約3時間 |
| 車の必要度 | 必須。公共交通は限られている |
| 気候の特徴 | 黒潮の影響で温暖多雨。冬も比較的暖かく、積雪はほぼなし |
熊野市は三重県最南部に位置し、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部である熊野古道が通るまち。北西部は標高500mを超える山々が連なり、東南部は熊野灘に面したリアス式海岸。熊野大花火大会でも全国的に知られている。
移住支援金・補助金
移住支援金(東京圏型)
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 世帯(2人以上) | 100万円 |
| 単身 | 60万円 |
東京23区に在住または東京圏から東京23区に通勤していた方が、熊野市に移住し一定の要件を満たした場合に支給されます。
- ※ こども加算はありません。熊野市移住支援金交付要綱(令和2年4月7日告示第45号・令和7年1月14日施行)第2条は「2人以上の世帯の申請の場合にあっては100万円、単身の申請の場合にあっては60万円」とのみ定めており、子育て世帯加算にあたる規定は要綱のどこにも見当たりませんでした(2026年8月の再調査で市の交付要綱を確認し、「※要確認」を解除しました。当初は「100万円」と記載していたものを2026年7月に訂正しています)
- ※ 三重県公式の移住ポータルに掲載されている市町別一覧(掲載日2026年4月1日)でも、熊野市の「子育て世帯加算の有無」は「×」=加算なしとされています。同じ一覧で、就業要件(一般)・関係人口要件・起業要件・市町独自要件には対応、専門人材要件とテレワーク要件は対象外とされています。県内23の実施市町のうち加算がないのは熊野市と志摩市の2市です
- ※ 検索エンジンの検索結果には「18歳以下の家族1人につき最大100万円加算」という要約が表示されることがありますが、市の交付要綱にも県の一覧にもその記載はありませんでした
- ※ 移住元は要綱第1条で「東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県をいう。)」と定義されています
- 情報源: 熊野市例規集 熊野市移住支援金交付要綱・美し国みえ 移住ポータルサイト 移住支援金制度
- 調査日: 2026年8月2日
住宅支援
空き家バンク
熊野市空き家バンクを運営しており、「くまの移住ねっと」で空き家情報を公開しています。市長公室企画調整係空き家バンク担当が窓口となっています。
- 情報源: くまの移住ねっと 空き家一覧
- 調査日: 2026年7月30日
空き家改修補助金
移住・定住を目的に契約した空き家の改修工事に対して補助金が支給されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 改修費用の1/3 |
| 上限額 | 500,000円(1,000円未満切捨て・予算の範囲内) |
対象はDIYの材料費等を除く改修費用です。外構・車庫・倉庫の改修、住宅構造の改修を伴わない機器・備品の購入や設置工事、国・県・市の他制度で補助を受けられる工事は対象外とされています。移住後6か月以内の方、または改修後1か月以内に移住する方が対象で、空き家の所有者等と3親等内の親族でないこと、5年以上の定住を誓約することが条件です(交付から5年以内に退去・取壊し・目的外の売却をした場合は、経過年数に応じて100〜20%を返還)。
- ※ 上限額は令和8年3月19日告示第44号による改正(令和8年4月1日施行)で500,000円になっています。三重県の移住ポータルの制度ページ(掲載日2025年1月14日)には改正前の332,000円が残っており、当サイトも2026年7月時点までは332,000円と記載していました(2026年8月の再調査で市の交付要綱を確認して訂正し、「※要確認」を解除しました)
- 情報源: 熊野市例規集 熊野市移住促進のための空き家改修事業費補助金交付要綱
- 調査日: 2026年8月2日
空き家家財除却費補助金
熊野市空き家バンク制度を通じて空き家を賃貸・売買した際に、空き家に残されている残置物(家財)を処分する費用を補助する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 対象となる処分費用の1/2 |
| 上限額 | 60,000円 |
交付要綱第4条で「補助金の交付対象となる空き家は、空き家バンクに登録している空き家とする」と定められており、空き家バンクに登録された物件であることが要件になります。対象となる費用は、粗大ごみの処理手数料、運搬用トラック等の賃貸料、市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者への委託料、家電リサイクル料金(テレビ・洗濯機・冷蔵冷凍庫・エアコン)などです。交付から2年以内に退去等をした場合は返還の対象になります(1年未満は100%、1〜2年は50%)。
- ※ 令和3年3月29日告示第33号(令和3年4月1日施行)以降の改正はなく、例規集に現行の要綱として掲載されています。金額(1/2・上限60,000円)は要綱の記載どおりでした(2026年8月の再調査で市の交付要綱を確認し、「※要確認」を解除しました)
- 情報源: 熊野市例規集 熊野市空き家家財除却費補助金交付要綱
- 調査日: 2026年8月2日
第一次産業新規就労者住宅手当
「農業」「林業」「水産業」に従事するために移住した場合、住宅の家賃が最長2年間補助されます。上限は2万円/月。
- 情報源: 美し国みえ 移住ポータルサイト 熊野市第一次産業新規就労者住宅手当
- 調査日: 2026年8月1日
子育て支援
こども医療費助成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 0歳から18歳に達する日以後最初の3月31日まで(18歳年度末) |
| 所得制限 | なし |
| 県内での受診 | 「医療費受給者証」の提示で窓口負担なし |
| 県外での受診 | 償還払い(いったん支払い、後日振込) |
市の説明では、福祉医療費助成制度には所得制限があるものの、子ども医療費助成はその例外とされています。三重県内の医療機関を受診する場合は「医療費受給者証」を提示することで窓口負担がなくなります(保険外診療や入院時の食事代などは除く)。県外で受診した場合は、医療機関で領収証明書に証明を受けて提出し、後日指定の口座に助成金が振り込まれる形です。市内に住民登録がない子どもでも、市内に住民登録のある保護者に監護されている場合(学校の寮や下宿に住民登録している場合など)は対象になるとされています。窓口は市民保険課医療助成係です。
- ※ 2026年8月の再調査で市公式ページ(更新日2025年9月12日)を確認し、「※要確認」を解除しました
- 情報源: 熊野市 福祉医療助成制度について
- 調査日: 2026年8月2日
その他の子育て支援
「こどもは宝・未来への希望基金事業」を通じて、スクールバスの運行や小・中学校の給食費無料化などが行われているとされています。
また、市の「補助金・助成金」の一覧には「結婚新生活支援補助金」も掲載されています。金額や対象条件は今回確認できていません(※未確認)。
- 情報源: 美し国みえ 移住ポータルサイト その他子育て支援(熊野市)・熊野市 補助金・助成金
- 調査日: 2026年8月2日
就業・起業支援
空き店舗バンク
「くまの移住ねっと」のブログで、2026年2月18日付で「空き店舗バンク始めます」という告知が掲載されています。住まいの空き家バンクとは別枠の仕組みのようです。登録方法や利用条件の詳細は今回確認できていません(※未確認)。
- 情報源: くまの移住ねっと
- 調査日: 2026年8月2日
お試し移住・体験住宅
熊野暮らし体験施設
熊野市では移住に興味がある方が短期から長期で滞在し、熊野の暮らしを体験できる施設を運営しています。「まちぐらしの家」と「うみぐらしの家」の2タイプがあり、仕事や住居を探す拠点としても利用可能。
※ 利用は事前に熊野市に移住相談をした方限定(三重県主催の移住セミナーでの相談、空き家バンクでの内覧、電話・メール・オンラインでの移住相談など)。
- 情報源: くまの移住ねっと 熊野暮らし体験施設・美し国みえ 移住ポータルサイト 熊野暮らし体験施設(お試し居住)
- 調査日: 2026年3月26日
この自由研究のメモ
熊野市は三重県で最もアクセスが厳しい自治体の一つだが、その分、世界遺産・熊野古道をはじめとする圧倒的な自然環境がある。移住支援は「くまの移住ねっと」が情報の集約拠点になっていて分かりやすい。お試し移住施設が「まちぐらしの家」と「うみぐらしの家」の2タイプあるのはユニークで、ライフスタイルに合わせて選べる。ただし利用には事前の移住相談が必要なので、まずは相談してみるところから始めることになる。
2026年7月の再調査はすこし難航した。市の公式サイトにこちらの調べ方ではまったくたどり着けず、「くまの移住ねっと」も2026年2月のリニューアルで移住支援情報のページがなくなっていた。空き家バンクの物件掲載は2026年7月も続いているので活動自体は健在。
2026年8月の再調査で、この「たどり着けない」の理由がやっと分かった。市の公式サイトは落ちていたのではなく、Imperva というセキュリティサービスが機械的なアクセスをまとめてエラー(HTTP 503)で弾く設定になっていただけだった。ブラウザからは普通に見られるサイトが、こちらの確認方法では全部「障害」に見えていた、ということになる。前回のメモで「市の公式サイトは依然として開けない」と書いていたのは事実誤認だったので、お詫びして訂正します。
そのせいで、けっこう大きな見落としをしていた。空き家改修補助金の上限が、令和8年3月19日の告示改正(令和8年4月1日施行)で332,000円から500,000円に引き上げられていたのに、当サイトは旧額のままだった。出典にしていた三重県の移住ポータルの制度ページが掲載日2025年1月のままで、改正が反映されていなかったためだ。県のポータルは市の制度を横断的にまとめてくれていてとても助かるのだが、金額は市の例規集まで下りて要綱の条文を読まないと危ない、というのが今回いちばんの教訓だった。
もうひとつ面白かったのが移住支援金のこども加算で、検索結果の要約には「18歳以下1人につき最大100万円」と出てくるのに、市の交付要綱にはそんな規定がどこにもない。県の一覧の「×」と要綱の条文が一致していたので、加算なしのままにしている。検索エンジンの要約は便利だけれど、そのまま信じてはいけないという分かりやすい例だった。
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース数 | 9件(熊野市例規集の交付要綱3本、熊野市公式サイトの福祉医療助成ページ・補助金一覧、くまの移住ねっと、三重県移住ポータル「美し国みえ」の移住支援金ページと熊野市の各制度ページ) |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年8月2日時点(空き家改修補助金の上限額を332,000円→500,000円に訂正。こども医療費助成・空き家家財除却費補助金・こども加算の「※要確認」を市の一次情報で解除) |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 体験施設の利用料金詳細。空き店舗バンクの登録方法・条件。結婚新生活支援補助金の金額と条件 |
| 💡 気づき | 市の公式サイトはセキュリティサービスが機械的なアクセスを503で弾く設定。ブラウザからは閲覧できるので「サイトが落ちている」わけではなかった |