📅 最終調査: 2026年8月2日 ※ このページは個人が調べたものです。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。 → 京田辺市ホームページ
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 74,121人(推計人口・令和8年7月1日現在) |
| 世帯数 | 33,219世帯(同上) |
| 面積 | 42.92 km² |
| 京都へのアクセス | 京都駅→近鉄新田辺駅 約25分 |
| 大阪へのアクセス | 大阪駅→JR京田辺駅 約60分 |
| 車での移動 | 京都市→京田辺市役所 約35分 |
| 車の必要度 | あると便利。駅周辺は徒歩圏だが、丘陵部の住宅地や学研都市エリアは車があるほうが動きやすい |
| 気候の特徴 | 京都盆地の南端。夏は暑く冬は冷え込むが、積雪は少ない |
京田辺市は京都府南部にあり、京都・大阪・奈良の三都市を結ぶ三角形のほぼ中心に位置しています。JR学研都市線と近鉄京都線が通り、京奈和自動車道のインターチェンジもあります。同志社大学・同志社女子大学の京田辺キャンパスがあり、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)の一角でもあります。
人口については、市の推計人口が令和2年国勢調査(確報値)73,753人 → 令和7年国勢調査(速報値)74,345人 → 令和8年7月1日現在74,121人という推移でした。全国的に人口が減る中で微増を保っている一方、直近では伸びが横ばいになっている数字にも見えます。京都府の公式移住サイトでは「子育て世帯を中心に現在も人口増加が続いており、約10年後の令和12(2030)年をピークに緩やかに減少していく予測」と説明されていました。
- 情報源: 京田辺市の推計人口
- 情報源: 今日と明日(京都府公式移住・定住情報サイト)京田辺市
- 調査日: 2026年8月2日
移住支援金・補助金
国の移住支援金(地方創生移住支援事業)は対象外
京都府が公表している移住支援金の対象市町村の一覧を確認したところ、京田辺市は含まれていませんでした(2026年8月時点)。
京都府の対象市町村として挙げられていたのは次の12団体です。
京丹後市、宮津市、舞鶴市、福知山市、綾部市、京丹波町、南丹市、亀岡市、宇治田原町、井手町、和束町、木津川市
府内では京都市・宇治市・城陽市なども対象一覧に載っていないので、「都市部だから」というより、府北部と南部の一部の市町村に絞って実施されているという形に見えます。京田辺市もその枠の外側にある、という理解のほうが実態に近そうです。
なお、対象市町村に移住した場合の金額は世帯100万円・単身60万円、帯同する18歳未満の子ども1人あたり最大100万円の加算とされています(京田辺市は対象外なので、この金額は京田辺市には適用されません)。
- 情報源: 京都府 移住支援金のお知らせ
- 調査日: 2026年8月2日
市独自の移住支援金は見つからなかった
市の「主な補助金など」一覧と「住宅・環境」カテゴリを一通り見た限りでは、転入そのものを条件にした京田辺市独自の移住支援金・定住奨励金は確認できませんでした(2026年8月時点)。移住者向けというより、市民全体に開かれた住宅・省エネ・子育ての制度が並んでいる、という構成でした。
- 情報源: 京田辺市 主な補助金など
- 調査日: 2026年8月2日
住宅支援
空き家・空き室バンク
京田辺市は、空き家(戸建て)と空き室(マンション)の両方を対象にしたバンクを運営しています。マンションの空き室まで含めているのは、調べた中では珍しい形でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 買いたい・借りたい人 | 京都府宅地建物取引業協会が運営する「ハトマークサイト京都」で市内の物件を検索 |
| 売りたい・貸したい人 | 市の事業に協力している京都府宅建協会会員(協力業者リスト)に相談 |
| 注意点 | 掲載物件は一部で、掲載外の空き家・空き室もある。詳細は協力業者または市へ |
| 無料相談会 | 年に数回開催。令和8年は7月27日に市役所3階で開催(14時〜16時・定員4組・先着順) |
市のページには「空き家・空き室バンクに関する補助金制度は設けておりません」と明記されていました。バンクの登録物件を買ったり借りたりしたこと自体に対する補助金はない、ということのようです。
- 情報源: 京田辺市 空き家・空き室対策事業(空き家・空き室バンク、無料相談会)について
- 調査日: 2026年8月2日
京田辺市空家等の利活用推進補助事業
空き家バンクとは別枠で、空家等の改修・除却の工事費を補助する制度がありました。
| メニュー | 補助率 | 上限 |
|---|---|---|
| 改修工事 | 工事費の1/3 | 300万円 |
| 除却工事 | 工事費の1/3 | 50万円 |
改修工事の主な条件:
- 市内にあり、建築基準法その他の法令に違反していない登記された建物
- 耐震基準(構造評点1.0以上)に適合すること(改修工事によって適合するものを含む)
- 改修工事後10年以上、地域コミュニティの維持または再生に資する施設として事業に活用すること(営利活動・政治活動・宗教活動を目的とする事業を除く)
除却工事の主な条件:
- 住宅地区改良法第2条第4項に規定する「不良住宅」に該当すること(木造住宅は評点合算100以上で判定)
- 除却は個人の所有者に限る
共通の条件:
- 対象空家等の所有者で、市税を滞納していないこと
- 交付決定後に契約する工事であること(着工済み・契約済みのものは対象外)
- 建設業法の許可を受けた市内業者に発注すること
- 交付決定年度の2月末日までに工事と支払いが完了すること
令和8年度の申請期限: 令和8年7月1日〜令和8年11月30日(予算額に達した場合は受付終了)
上限300万円という金額だけを見ると住宅取得補助のように見えますが、改修後の用途が「地域コミュニティの維持または再生に資する施設」に限定されている点は読み落としやすいところだと思いました。移住してきた人が自分の住まいとして空き家を改修する用途とは、条件がかみ合わない可能性があります。
- 情報源: 京田辺市空家等の利活用推進補助事業のご案内
- 調査日: 2026年8月2日
木造住宅耐震改修等補助事業
昭和56年5月31日以前に着工され完成した木造住宅が対象の補助制度です。中古住宅を買って住むことを考える場合、築年数によっては関係してくる制度でした。
| メニュー | 補助額 |
|---|---|
| 耐震改修(評点1.0以上にするもの) | 上限115万円 |
| 簡易耐震改修(評点0.7以上1.0未満) | 工事費の80%または上限100万円のいずれか低い額 |
| 耐震シェルター設置 | 工事費の75%または上限35万円のいずれか低い額 |
主な条件: 延べ面積の1/2以上が住宅用途、市税・固定資産税の滞納がないこと。工事費の立替負担を減らす代理受領制度もあります。
令和8年度の申請期限: 令和8年12月10日まで(予算がなくなり次第終了)
耐震診断士を無料で派遣する制度も別にあります。
- 情報源: 木造住宅耐震改修等補助事業のご案内
- 情報源: 木造住宅耐震診断士派遣事業のご案内
- 調査日: 2026年8月2日
エコまどリノベ補助金
窓の断熱改修に対する補助です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 対象経費の1/10(千円未満切り捨て)・上限5万円 |
| 対象工事 | 熱貫流率4.65W/m²・K以下の未使用製品による窓の交換または内窓の設置 |
| 下限 | 対象経費10万円以上(運搬費・処分費・消費税を除く) |
| 対象者 | 対象住宅に居住する市民、市税の滞納がないこと、同一住宅で過去に受給していないこと |
| 令和8年度の受付 | 令和8年4月1日〜令和9年2月19日(先着順) |
| 予算 | 600万円・約120件分 |
- 情報源: 令和8年度 京田辺市エコまどリノベ補助金について
- 調査日: 2026年8月2日
住宅用蓄電池システム等設置補助金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蓄電池システム | 蓄電容量1kWhあたり1万円(上限5万円) |
| 太陽光発電システム | 受給最大電力1kWあたり1万円(上限4万円)+1万円 |
| 上限 | 設置総費用の1/2以内 |
| 条件 | 蓄電池と太陽光の同時設置が必須。太陽光は2kW以上 |
| 令和8年度の受付 | 令和8年5月11日〜令和9年2月16日(先着順) |
| 予算 | 110万円・約11件分 |
予算が約11件分と小さいので、狙う場合は年度初めの動きが要りそうな制度でした。別枠で「脱炭素重点対策加速化事業」による自立型(FIT売電不可)再生可能エネルギー設備の補助もあります。
- 情報源: 令和8年度京田辺市住宅用蓄電池システム等設置補助金について
- 情報源: 【脱炭素重点対策加速化事業】京田辺家庭向け自立型再生可能エネルギー設備設置補助金
- 調査日: 2026年8月2日
京田辺ソリデール(異世代同居のマッチング)
高齢世帯と学生の異世代同居をマッチングする事業です。高齢者が自宅の空室を低い家賃で学生に提供し、学生は同居を通じて高齢者の支えになる、という組み合わせ。京都府が進める「京都ソリデール」の京田辺市版という位置づけで、市とくらしコープ(京都高齢者生活協同組合)が連携して令和元年度から実施しています。
令和3年度からは、参加する高齢者側に対して家賃補助や改修費の補助も用意されているとのことでした。年に数回、相談会も開かれています。
同志社大学・同志社女子大学のキャンパスがある土地柄ならではの制度だと思いました。ただし対象は学生と高齢世帯なので、一般的な移住者向けの住宅支援とは別物です。
- 情報源: 京田辺ソリデール
- 調査日: 2026年8月2日
マイホーム借上げ制度(JTI)
市が独自に補助を出す制度ではなく、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)の全国制度を市が周知しているものです。当面住む予定のない家をJTIが借り上げて転貸する仕組みで、借りる側から見ると「敷金・礼金なしで、広めで耐震性のある一戸建てを借りられる」選択肢になります。市は空き家対策の一環として年1回説明会を開催しています(令和8年度の開催日は2026年8月時点で未発表)。
- 情報源: 「マイホーム借上げ制度」について
- 調査日: 2026年8月2日
子育て支援
子育て支援医療費助成制度
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象(入院) | 0歳〜満18歳に達した日以後の最初の3月31日まで(高校生の年齢まで) |
| 対象(入院外=通院) | 0歳〜満18歳に達した日以後の最初の3月31日まで(高校生の年齢まで) |
| 自己負担 | 1医療機関・1か月につき200円 |
| 処方せんによる調剤 | 自己負担なし |
| 所得制限 | なし |
令和5年9月診療分から、入院・通院とも高校生の年齢まで拡充されています(それ以前は中学校修了まで)。制度の内訳は、0歳〜小学6年生の3月末までの通院と0歳〜中学3年生の3月末までの入院が府制度(白色の受給者証)、中学1年生〜高校3年生の通院と高校1〜3年生の入院が市単独制度(さくら色の受給者証)という二階建てになっていました。
京都府外の医療機関では受給者証が使えないため、府外受診は償還払いの申請が必要です。奈良県側・大阪府側の医療機関にかかる可能性がある立地なので、ここは知っておいたほうがよさそうな点でした。
※ このページの以前の版では通院を「0歳〜中学校卒業まで」と書いていましたが、公式ページを読み直したところ誤りでした。訂正します。
- 情報源: 京田辺市 子育て支援医療費の助成制度
- 調査日: 2026年8月2日
幼児教育・保育の無償化
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 3〜5歳児 | 全員対象 |
| 0〜2歳児 | 住民税非課税世帯のみ対象 |
| 市立施設 | 保育料が無料(手続き不要) |
| 私立幼稚園 | 月額25,700円まで無料(超過分は自己負担) |
| 認可外保育施設等 | 3〜5歳児は月額37,000円まで、0〜2歳児(非課税世帯)は月額42,000円まで |
| 給食費 | 無償化の対象外。ただし年収約360万円未満相当世帯・第3子以降は免除等の対象 |
国の制度に基づくもので、調べた限りでは市独自の上乗せは確認できませんでした。
- 情報源: 幼児教育・保育の無償化について
- 調査日: 2026年8月2日
こども家庭センター「はぐはぐ」
市役所1階の子育て支援課内にある子育て相談室で、妊娠期から子育て期までの相談窓口になっています。JR松井山手駅近くの「はぐはぐルーム松井山手」、南山こどもセンターなど、市内数か所に拠点があります。出張相談も実施されています。
- 情報源: 京田辺市こども家庭センター 子育て相談室はぐはぐ
- 情報源: 京たなべde子育て(子育てポータル)
- 調査日: 2026年8月2日
その他の子育て関連
- はぐはぐ赤ちゃん応援事業: 3か月児健康診査の対象児の保護者に、防災に役立つ品物と、防災・子育てに役立つ品物(複数の選択肢から保護者が選ぶ)をプレゼントする現物給付の事業。3か月児健診の受付で案内と申し込みはがきが配られます
- ファミリー・サポート・センター: 子どもの預かり・送迎などを地域の会員同士で助け合う仕組み
- 就学援助制度: 経済的な理由で就学が困難な小中学生の保護者に、学用品費や学校給食費などを援助。年度ごとに申請が必要で、通学する学校に申請書を提出します
- 妊婦支援給付金: 国の制度に基づく給付
- 物価高対応子育て応援手当: 対象児童1人につき20,000円。令和7年9月分の児童手当対象児童等が対象で、申請期限は令和8年2月27日または令和8年4月15日(出生時期による)。単年度の物価高対策で、2026年8月時点では申請期間が終わっています
なお、市内全域の学校給食費を無償にする制度は、調べた限りでは見つかりませんでした(就学援助の枠内での援助はあります)。市独自の出産祝金についても、市の「子育てに関する助成・支援」一覧を通しで見た限りでは確認できませんでした。
- 情報源: はぐはぐ赤ちゃん応援事業のご案内
- 情報源: 京田辺市ファミリー・サポート・センター
- 情報源: 就学援助制度について
- 調査日: 2026年8月2日
就業・起業支援
京田辺市の就業・起業支援は、同志社大学と連携した起業家育成施設「D-egg」を軸にした構成になっていました。移住者向けの就職支援金のようなものではなく、事業者向けの補助が中心です。
大学連携型起業家育成施設入居支援事業補助金(D-egg入居者向け)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 入居施設の床面積1m²につき月500円(最大100m²まで) |
| 補助対象経費 | D-eggの賃料のみ(敷金・消費税・光熱水費は除く) |
| 補助期間 | 入居開始から最大5年間(毎年度申請が必要) |
| 対象者 | 大学または研究機関と連携して起業・新規事業展開を図る法人・個人。法人は資本金3億円以下 |
| 申請期限 | 初回は入居開始から2か月以内、2回目以降は各年度5月末まで |
D-eggは同志社大学京田辺キャンパス内にあります。
- 情報源: 京田辺市大学連携型起業家育成施設入居支援事業補助金 募集案内
- 調査日: 2026年8月2日
起業家育成施設卒業企業立地促進事業補助金
D-eggを卒業して市内に事業拠点を移した企業向けの、いわば次のステップの補助です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 対象経費の1/2以内・月額上限75,000円 |
| 交付期間 | 最大3年間 |
| 対象経費 | 市内のオフィス・工場・店舗・研究施設等の賃借料(共益費を含む)。敷金・礼金、従業員所有建物の賃借料、住居併用施設の賃借料は除く |
| 対象者 | D-eggに3年以上入居した実績があり、卒業後5年を経過していない中小企業者。市税の滞納がないこと |
- 情報源: 京田辺市起業家育成施設卒業企業立地促進事業補助金 募集案内
- 調査日: 2026年8月2日
中小企業成長支援事業補助金
| 事業区分 | 補助上限 |
|---|---|
| 産学連携・産業財産権取得・人材確保(求人広告等)・省エネ化 | 10万〜20万円 |
| 展示会等出展 | 30万〜40万円 |
| 連携型新製品等開発 | 40万円 |
補助率: 対象経費の1/2以内(D-egg入居企業・BCP策定企業などは2/3以内) 対象者: 中小企業基本法の中小企業者で、市内で1年以上事業を営む者(D-egg入居者を除く)。市税の滞納がないこと 令和8年度の募集: 令和8年4月1日〜令和9年3月31日(連携型新製品等開発事業は令和8年12月28日まで)。事業開始までに申請が必要
- 情報源: 京田辺市中小企業成長支援事業補助金
- 調査日: 2026年8月2日
中小企業売上拡大等支援事業補助金
物価高騰の影響を受けている市内事業者向けの補助です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 上限20万円(千円未満切り捨て) |
| 補助率 | 中小企業は1/2以内、小規模事業者は2/3以内(対象経費10万円以下の場合は4/5以内) |
| 対象経費 | 販売促進、省エネ対策、イベント開催、サイバーセキュリティ対策など(消耗品・パソコン・人件費・固定経費は対象外) |
| 令和8年度の募集 | 1次 5月18日〜6月30日(令和6〜7年度に未申請の事業者)/2次 7月1日〜10月30日(全対象者) |
申請先は京田辺市ではなく京田辺市商工会です。
- 情報源: 中小企業売上拡大等支援事業補助金
- 調査日: 2026年8月2日
新規就農支援・相談
市の農政課が新規就農の相談窓口になっており、「セルフチェックチャート」や「就農相談カード」を使った相談を受け付けています。案内されているのは主に国・日本政策金融公庫の制度で、市独自の就農補助金は明記されていませんでした。
| 制度 | 内容 |
|---|---|
| 就農準備資金(国) | 就農前の研修を後押しする資金・2年以内 |
| 経営開始資金(国) | 認定新規就農者の就農直後の経営確立を支援・3年以内 |
| 経営発展支援事業(国) | 機械・施設等の導入について、都道府県支援分の2倍を国が支援 |
| 青年等就農資金(日本政策金融公庫) | 認定新規就農者向けの無利子資金 |
※ このページは2024年3月18日更新でした。令和8年度の運用は農政課(0774-64-1362)への確認が要りそうです。
- 情報源: 新規就農支援・相談について
- 調査日: 2026年8月2日
お試し移住・体験住宅
京田辺市のお試し移住・体験住宅制度は確認できませんでした(2026年8月時点)。市の「主な補助金など」一覧、「住宅・環境」カテゴリ、京都府の公式移住サイトの京田辺市ページのいずれにも、体験住宅や移住体験ツアーにあたる記載は見当たりませんでした。
移住相談の窓口としては、京都府公式移住サイトに京田辺市の担当課が案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当 | 京田辺市 企画政策部 企画調整室 |
| 住所 | 〒610-0393 京都府京田辺市田辺80番地 |
| 電話 | 0774-64-1310(直通) |
また、京都府全体の相談窓口として「京都移住コンシェルジュ」が京都・大阪・東京に設置されており、電話・メール・オンラインでも相談を受け付けています。ただし京都移住コンシェルジュのサイトは府北部・南部の田舎ぐらし志向の地域が中心で、京田辺市の情報は市町村紹介ページにとどまっていました。
- 情報源: 今日と明日(京都府公式移住・定住情報サイト)京田辺市
- 情報源: 京都府南部・やましろで暮らす 京田辺市
- 調査日: 2026年8月2日
移住者の声(外部リンク集)
京田辺市は「地方移住」というより通勤圏のベッドタウンとして選ばれることが多い土地のようで、いわゆる移住体験記は多くありませんでした。見つかったものを載せます。
公式系のインタビュー
- 「宿題やっつけ隊」として活動されている浦田ヒロ子さん(京田辺市) — 京都府山城広域振興局の移住ポータル「やましろで暮らす」の記事リンク。熊本県出身で京田辺市に移住。子どもの居場所づくりとして週1回「宿題やっつけ隊」を運営し、南部まちづくりセンター内のコミュニティカフェにも関わってきた方。京田辺を「子育てするにも、教育を受けるにも、自然と触れ合うにも、ちょうど良いバランスのまち」と表現しています
記事・体験談
-
場所にとらわれない働き方を身につけ、共働き夫婦が地方移住に挑戦! — リクナビNEXTジャーナルの記事リンク(2018年公開)。NPO法人代表の三木由香里さん・三木智有さん夫婦と年少の娘さんが、東京から京田辺市に移住した経緯。当初は鳥取も検討していたが、娘の保育先の方針が合わなくなったことをきっかけに京田辺市へ。「澄んだ空気のレベルが都会と違う」「見渡す限りの山々」といった感想が書かれています
-
京都府京田辺市での子育て体験談 — LIFULL HOME’S「住まいのお役立ち情報」の記事リンク(2026年2月公開)。kachiyaさん/京田辺市に15年以上居住/8歳・3歳・1歳の3児。当初は別の場所への引越しも考えていたが、妊娠・出産をきっかけに住み続けることを決めたという話。保健師の訪問支援、地域子育て支援センター、公園や児童館といった日常の受け皿についての記述があります。※ この記事には市の支援制度についての記述もありますが、当方が市公式ページで確認できなかった項目もあったため、制度の内容は市公式ページでご確認ください
※ 体験は個人のもので、すべての人に当てはまるわけではありません
この自由研究のメモ
「移住ページがない市」を調べるのは、意外と手間がかかりました。
京田辺市の公式サイトには、移住・定住をまとめた入口ページが見当たりませんでした。移住支援金がない市なので当然といえば当然なのですが、そのぶん制度が「暮らし・環境」「住宅・環境」「主な補助金など」「京たなべde子育て」といった通常の行政カテゴリに散らばっています。結局、カテゴリ一覧を上から順に全部見ていくのが一番確実でした。移住サイトが立派な自治体ほど調べやすい、というのは調査する側の都合でしかないのですが、体感としてははっきり違いがあります。
前回の調査で書いた医療費助成の対象年齢が間違っていました。
「通院は中学校卒業まで」と書いていたのですが、公式ページを読み直すと令和5年9月から入院・通院とも高校生の年齢まで拡充されていました。しかも京都府の公式移住サイトの京田辺市ページには、2026年8月時点でもまだ「中学校修了まで」と書かれたままでした。府の移住サイトを見て「中学まで」と理解する人はそれなりにいそうです。市の公式ページのほうが新しい、というのは覚えておきたい教訓でした。
上限300万円の補助金に飛びつくところでした。
「京田辺市空家等の利活用推進補助事業」は改修工事に上限300万円という、この市の制度の中では飛び抜けた金額です。ただ条件を読むと「改修工事後10年以上、地域コミュニティの維持または再生に資する施設として事業に活用すること」とあり、自分の住まいにするための改修とは前提が違います。金額の大きさだけを表に転記していたら、確実に誤解を生む書き方になっていました。補助金は金額より「改修後に何に使うか」の条項を先に読むべきだと思い知りました。
空き家バンクに「補助金はありません」と明記してあるのが、かえって親切でした。
市のページには「空き家・空き室バンクに関する補助金制度は設けておりません」とはっきり書いてあります。他の自治体だと「書いていない=ないのか、探しきれていないのか」が分からず時間を溶かすことが多いので、こう書いてあると調べる側としては助かります。あと、戸建てだけでなくマンションの「空き室」までバンクの対象にしているのは、これまで調べてきた自治体の中でも珍しい形でした。
「京田辺ソリデール」は、大学のある街ならではの制度だと思いました。
高齢者の空き部屋を学生に低い家賃で貸して、学生は同居を通じて高齢者の支えになる。京都府の「京都ソリデール」の京田辺版で、令和元年度から続いているそうです。移住支援としてカウントできる制度ではないのですが、同志社のキャンパスがある土地でこれをやっている、という組み合わせが面白くて、住宅支援のところに入れました。
予算枠の小ささが目についた制度もありました。
住宅用蓄電池の補助は予算110万円・約11件分。エコまどリノベは600万円・約120件分。件数まで公表しているのは誠実だと思いますが、逆にいうと「制度がある」ことと「使える」ことの距離は、この規模だとかなりあります。年度初めに動けるかどうかで結果が変わりそうです。
移住体験談はほとんど見つかりませんでした。
note、ブログ、YouTubeと一通り探したのですが、京田辺市の「移住記」と呼べるものは数えるほどでした。出てくるのは駅の住みやすさ口コミサイトや不動産ポータルの街紹介ばかりです。京都・大阪・奈良のどこにでも通える立地なので、そもそも「移住しました」と書き残すような転居ではなく、普通の引越しとして処理されているのだと思います。数少ない中では、東京から移住した三木さん夫婦の記事と、府の山城振興局が載せている浦田さんのインタビューが、生活の手触りが伝わる内容でした。
書かなかったこと。 JR松井山手駅付近に北陸新幹線の新駅を設置する計画がニュースになっていますが、市の公式ページで一次情報を確認できなかったため本文には入れませんでした。開業時期も相当先とされている話なので、移住の判断材料にするには早いと判断しています。
📋 調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査日 | 2026年8月2日 |
| 調査ソース | 市公式ページ 18件(補助金一覧・住宅環境カテゴリ・空き家バンク・空家利活用補助・耐震改修・エコまどリノベ・蓄電池・ソリデール・マイホーム借上げ・医療費助成・保育無償化・はぐはぐ・ファミサポ・就学援助・D-egg関連2件・中小企業補助2件・新規就農・推計人口)、京都府公式 3件(移住支援金・今日と明日・やましろで暮らす)、体験談・インタビュー 3件 |
| 情報の鮮度 | 令和8年度(2026年度)の要綱・受付期間を確認済み。ただし新規就農ページは2024年3月更新、就学援助ページは2020年掲載のまま |
| ソースの偏りチェック | ✓ 制度はすべて市・府の公式ページで確認 / △ 体験談は3件のみ・うち1件は2018年の記事 / ✗ 課題や不満を書いた体験談は見つけられなかった |
| 確認した誤り | 医療費助成の通院対象年齢(中学卒業まで→高校生の年齢まで)/人口の数値と時点/移住支援金が対象外である理由の説明(「京都市近郊の都市部だから」は誤り。府内は京都市も対象外で、実施は12市町村のみ) |
| 調べきれなかったこと | 空き家・空き室バンクの登録件数と成約実績。空家等の利活用推進補助事業の交付実績(実際に何件使われているか)。保育園の待機児童数。北陸新幹線松井山手新駅に関する市の一次情報。市独自の家賃補助・住宅取得補助が本当に存在しないかの最終確認(市の全ページを網羅したわけではない) |