基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約18.3万人(2025年4月時点) |
| 世帯数 | 約9.4万世帯 |
| 面積 | 約212 km² |
| アクセス | 新宿から特急かいじ・あずさで約1時間30分。中央自動車道 甲府昭和ICまで都心から約1時間20分 |
| 最寄り空港 | なし(成田・羽田から高速バスで約2時間30分〜3時間) |
| 気候 | 盆地特有の内陸性気候。夏は非常に暑く40℃近くになることも。冬は冷え込むが積雪は少ない |
| 車の必要度 | あると便利(中心部は徒歩・バスでも生活可能だが、郊外は車がほぼ必須) |
山梨県の県庁所在地で、甲府盆地の中央に位置しています。東京からのアクセスの良さが特徴で、「地方だけど東京に近い」という距離感が移住先として選ばれる理由のひとつになっているようです。
移住支援金・補助金
移住支援金(東京圏からの移住者向け)
東京圏から甲府市に移住する場合、移住支援金が支給される制度があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 単身 | 60万円 |
| 世帯(2人以上) | 100万円 |
| 子ども加算 | 18歳未満の子ども1人につき100万円 |
主な条件:
- 東京23区に直近10年間で通算5年以上在住、または東京圏(条件不利地域を除く)から23区に通勤していたこと
- 転入直前は連続1年以上の在住・通勤が必要
- 転入後1年以内に申請し、5年以上の継続居住の意思があること
対象となるケース(いずれかを満たすこと):
- 就職: 山梨県のマッチングサイト掲載求人に週20時間以上の無期雇用で就職
- テレワーク: 所属先への出勤が週1/5以下で、20時間以上の在宅勤務を実施(通勤手当を受けていないこと)
- 起業: 山梨県の起業支援金の交付決定を1年以内に取得
- 関係人口: 転入時に世帯全員40歳未満で、過去に地域との関係実績があり、農業等の地域産業に従事
注意事項:
- 虚偽申請は全額返還
- 3年未満で転出した場合は全額返還、3〜5年で半額返還
※ 令和7年度の受付は終了しています。令和8年度の実施は未定とのことです(2026年3月時点)。
- 情報源: 甲府市移住支援金交付事業について
- 調査日: 2026年3月15日
地方就職支援金(東京圏の大学卒業者向け)
東京圏の大学・大学院を卒業後、山梨県内企業に就職して甲府市に移住する方向けの支援金制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交通費補助 | 採用面接・試験の往復交通費の1/2(上限3,890円) |
| 移転費補助 | 移住にかかる経費(上限66,000円) |
主な条件:
- 東京圏(条件不利地域を除く)の大学を卒業していること
- 山梨県内企業に卒業後1年以内に週20時間以上の無期雇用で就職
- 甲府市に5年以上継続して居住する意思があること
- 風俗営業、官公庁、親族経営企業への就職は対象外
※ こちらも令和7年度の受付は終了、令和8年度は未定です。
- 情報源: 甲府市地方就職支援金交付事業について
- 調査日: 2026年3月15日
結婚新生活支援事業
新婚世帯の住居費や引越費用を補助する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一般世帯 | 上限30万円 |
| 夫婦ともに29歳以下 | 上限60万円 |
主な条件:
- 2025年1月1日〜2026年2月27日に婚姻届を提出・受理されていること
- 婚姻日時点で夫婦双方が39歳以下
- 夫婦合算所得が500万円未満
- 甲府市に5年以上継続して居住する意思があること
- 他の家賃補助を受けていないこと
対象経費: 住宅の購入費・リフォーム費・賃料・敷金礼金・仲介手数料・引越費用
- 情報源: 結婚新生活支援事業
- 調査日: 2026年3月15日
子育て世帯住宅取得支援事業
新婚世帯・子育て世帯の住宅取得やリフォームを補助する制度です。
| 対象 | 補助額 |
|---|---|
| 新築住宅取得(子育て世帯) | 30万円(29歳以下は60万円) |
| 既存住宅取得・リフォーム(子育て世帯) | 60万円(29歳以下は90万円) |
| 既存住宅取得・リフォーム(新婚世帯) | 30万円 |
主な条件:
- 18歳以下の子を養育していること(妊娠中含む)
- 夫婦ともに39歳以下
- 夫婦合算所得が500万円未満
- 甲府市に10年以上継続して居住する意思があること
対象経費: 住宅購入費(土地代除く)、リフォーム工事費、引越費用
- 情報源: 子育て世帯住宅取得支援事業について
- 調査日: 2026年3月15日
住宅支援
空き家バンク
甲府市では空き家バンク制度を運営しています(令和5年7月にリニューアル)。
仕組み:
- 空き家の所有者が制度事業者(不動産業者)と専任媒介契約を締結
- 制度事業者が市に登録申請
- 購入・賃借希望者は制度事業者に直接問い合わせ
- 制度事業者が売買交渉・契約を仲介
※ 個人では登録できず、必ず制度事業者を通す仕組みになっています。
登録対象:
-
個人所有の甲府市内の空き家
-
居住・使用されていないことが常態であるもの
-
現在居住中でも転居予定があれば対象
-
情報源: 甲府市空き家バンク(制度概要)
-
物件情報: 甲府市空き家バンク物件情報
-
調査日: 2026年3月15日
空き家バンク活用促進助成制度
空き家バンク登録物件を購入した場合の助成制度があります。
買い主向けの助成額(対象経費の1/3):
| 条件 | 上限額 |
|---|---|
| 一般 | 30万円 |
| 子育て・新婚・移住世帯 | 40万円 |
| 居住誘導区域内の物件 | 40万円 |
| 上記の両方に該当 | 50万円 |
| まちなかエリア内の物件 | 50万円 |
売り主向け: 所有権移転登記費用・動産処分費・樹木伐採費・仲介手数料等の1/2(上限10万円)
条件: 購入者は5年以上の定住と自治会への加入が必要
- 情報源: 甲府市空き家バンク活用促進助成制度
- 調査日: 2026年3月15日
子育て支援
すこやか子育て医療費助成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 0歳〜18歳(高校3年生の3月31日まで) |
| 助成内容 | 保険診療の自己負担金 + 入院時食事療養費を助成 |
| 所得制限 | なし |
| 窓口無料化 | 山梨県内の医療機関で実施 |
通院・入院ともに対象で、所得制限なしで高校卒業まで医療費が実質無料になります。
- 情報源: すこやか子育て医療費助成
- 調査日: 2026年3月15日
その他の子育て関連制度
-
出産育児一時金: 国民健康保険加入者に50万円を支給
-
助産手当: 住民税非課税世帯に1万円、均等割のみ世帯に5,000円(1年以上市内在住が条件)
-
児童手当: 国の制度に基づき支給
-
小中学校就学援助制度: 学用品費・給食費等の一部を援助
-
情報源: 甲府市 子育て支援事業
-
調査日: 2026年3月15日
就業・起業支援
甲府市では創業支援制度があり、創業に関する相談窓口を設置しています。
また、甲府市在住で県外に鉄道で通勤・通学する方には、定期券購入費の一部を補助する制度もあるようです。東京への通勤を続けながら甲府に住むスタイルにも対応しています。
詳細は公式ページをご確認ください。
- 情報源: 甲府市 移住・定住
- 調査日: 2026年3月15日
お試し移住・体験住宅
調査した限りでは、甲府市独自のお試し移住・体験住宅制度は確認できませんでした(2026年3月時点)。
ただし、オンライン移住相談は実施しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 方法 | Zoom(無料) |
| 時間 | 平日 10:00〜17:15(1回約30分) |
| 予約 | 希望日の2日前までにメールで予約 |
| 連絡先 | chushin@city.kofu.lg.jp |
| 電話 | 055-237-5319(連携共創課) |
- 情報源: オンライン移住相談
- 調査日: 2026年3月15日
移住者の声(外部リンク集)
甲府市への移住体験談を探してみました。ポジティブなものも、率直な感想も両方あります。
ブログ・note
-
「東京は混んでるので、甲府に移住してみたら、すごい良かった」 / tetsuyeah さん / note マガジン 共働き夫婦+猫2匹で甲府に移住した体験記。東京からの移住のリアルな日常が書かれています。 note マガジン
-
「山梨県甲府市に移住して後悔した!早く東京に戻りたい!」 / pajama さん / note 移住後の近所付き合いなど、うまくいかなかった面を率直に書いた記事。移住のリスク面を知るのに参考になります。 note 記事
公式系の移住者インタビュー
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甲府の暮らし方「移住者の声」 — 甲府市の移住ポータルサイトに掲載されたインタビュー集。子育て世帯や飲食店開業者など、複数の移住者の体験が読めます。 甲府の暮らし方 移住者の声
-
「山梨に飛び込んで手に入れた、居心地の良い暮らし」 / 與那覇至さん / 内閣官房「いいかも地方暮らし」 沖縄出身、東京勤務を経て2018年に甲府に移住。現在は甲府市内でカレーとコーヒーの店を経営。 いいかも地方暮らし
移住者ブログ
- 「やまなしファン」 — 東京から山梨に家族で移住した方のブログ。甲府市北部に家を建てて暮らしている体験が詳しく書かれています。 やまなしファン
※ 体験は個人のものです。すべての人に当てはまるわけではありません。
この自由研究のメモ
甲府市は県庁所在地だけあって、移住支援制度の種類は多い印象です。移住支援金(最大100万円+子ども加算100万円/人)に加えて、結婚新生活支援、子育て世帯住宅取得支援、空き家バンク助成と、住宅まわりの制度が充実しています。29歳以下だと補助額が増える仕組みがあるのも特徴的でした。
公式サイトは「移住・定住」ページにまとまっていて比較的探しやすかったです。ただし各制度の詳細ページはバラバラの部署が管理しているようで、URL体系が統一されていない部分がありました。
移住体験談を探すと、ポジティブなものだけでなく後悔を率直に書いた記事も見つかりました。両方読んでおくのが大事だと思います。特に甲府盆地の夏の暑さ(40℃近くになる)は、東京以上に覚悟が必要そうです。
一方で「新宿まで特急1時間半」というアクセスの良さは大きな魅力。定期券補助の制度もあるようなので、東京に通勤しながら甲府に住むスタイルも現実的な選択肢になりそうです。
オンライン移住相談(Zoom、無料)があるので、気になった方はまずそこから始めてみるのが良いかもしれません。
📋 調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査日 | 2026年3月15日 |
| 調査ソース | 公式ページ: 10件、移住ポータル: 2件、note体験記: 2件、ブログ: 2件、政府系サイト: 1件 |
| 情報の鮮度 | 2025〜2026年の公開情報が中心。自治体制度は年度で変わるため4月以降は要確認 |
| ソース偏りチェック | ✓ 公式情報と個人体験の両方を収集 / △ 後悔・失敗系の体験談は1件のみ / ✗ 実際の支給実績(何人が受給したか)は未確認 |
| 調べきれなかったこと | 移住支援金の実績支給数、保育園の待機児童状況、通勤定期券補助の具体的な金額と条件 |