基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 人口 | 約3.1万人(2020年国勢調査) |
| 面積 | 約31.69 km²(山梨県の市では最小) |
| アクセス | JR身延線・東花輪駅から甲府駅まで約15分。新宿へは甲府乗り換えで約2時間。高速バス「南アルプス・中央市〜新宿線」で約2時間半(1日4往復、約2,000円) |
| 気候 | 甲府盆地南部。夏は暑いが夜は東京より涼しい。冬は冷え込む(最低-10℃になることも)。降水量は少ない |
| 特徴 | 山梨大学医学部附属病院が市内にあり、医療環境が充実。東洋経済「住みよさランキング2021」で山梨県内1位 |
| 車の必要度 | ほぼ必須(市営バスあるがカバー範囲は限定的。中部横断自動車道が近く、車があれば利便性が高い) |
中央市は甲府盆地の南部に位置し、県内最小面積ながら人口約3.1万人とコンパクトにまとまった市です。山梨大学医学部附属病院という県内最大級の医療機関が市内にある点は、子育て世帯や高齢の親との同居を考える移住者にとって大きな安心材料です。東洋経済の「住みよさランキング2021」で山梨県内1位に選ばれた実績があります。
移住支援金・補助金
移住支援金(東京圏からの移住者向け)
東京圏から中央市に移住する場合、移住支援金が支給される制度があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 単身 | 60万円 |
| 世帯(2人以上) | 100万円 |
| 子ども加算 | 18歳未満の子ども1人につき100万円(2023年4月1日以降の転入) |
主な条件:
-
東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉の条件不利地域以外)から転入
-
就業要件: 山梨県マッチングサイト就職、東京23区企業でのテレワーク継続、県の起業支援プログラム採択のいずれか
-
転入登録日から1年以内に申請
-
中央市に5年以上継続居住の意思があること
-
情報源: 中央市移住支援金
-
調査日: 2026年3月15日
結婚新生活支援事業補助金
新婚世帯の住居費や引越費用を補助する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 夫婦ともに29歳以下 | 上限60万円 |
| 30〜39歳 | 上限30万円 |
| 対象経費 | 住宅購入費・改修費・賃料(敷金・礼金・仲介手数料含む)・引越費用 |
| 所得制限 | 世帯所得500万円未満(奨学金返還額は控除可) |
| 居住要件 | 中央市に5年以上継続居住の意思があること |
- 情報源: 結婚新生活支援事業補助金
- 調査日: 2026年3月15日
若者世帯定住促進・子育て応援補助金
中央市独自の住宅取得支援制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本額 | 25万円 |
| 市外からの転入 | +25万円(過去3年間、中央市に住民登録がなかった場合) |
| 子ども加算 | 18歳未満の子ども1人につき+10万円 |
| 最大例 | 子ども3人の市外転入世帯: 25万円+25万円+30万円 = 80万円 |
主な条件:
-
夫婦双方が40歳未満
-
2022年4月以降に市内で住宅と土地を取得
-
金融機関から1,500万円以上・10年以上のローンを借入
-
共有の場合は若者世帯の持分が50%以上
-
情報源: 若者世帯定住促進・子育て応援補助金
-
調査日: 2026年3月15日
住宅支援
空き家バンク
中央市では空き家バンクを運営しており、アットホームと提携したポータルサイトで物件情報を公開しています。
- 情報源: 中央市空き家バンク
- ポータル: 中央市空き家バンク(アットホーム)
- 調査日: 2026年3月15日
空き家バンク物件リフォーム等補助金
| 補助制度 | 補助額 | 概要 |
|---|---|---|
| リフォーム | 費用の50%、上限20万円 | 工事費20万円以上、市内業者施工 |
| 家財処分 | 費用の50%、上限5万円 | 処分費5万円以上 |
※ 1物件・1人につき各1回限り。空き家バンク登録物件で、所有者の3親等以内の親族でないことが条件。
- 情報源: 空き家バンク物件リフォーム等補助金
- 調査日: 2026年3月15日
子育て支援
保育料の完全無償化(市独自制度)
2024年4月から、中央市は0歳児からの保育料を完全無償化しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 0〜5歳 |
| 対象施設 | 認可保育所・認定こども園・小規模保育事業 |
| 所得制限 | なし |
| 第何子でも | 無料(第1子から対象) |
| 認可外施設 | 0〜2歳は月額42,000円まで補助 |
国の制度では3〜5歳のみ無償で、0〜2歳は非課税世帯限定ですが、中央市は独自施策として全世帯・全年齢で無償化しています。
- 情報源: 保育料の完全無料化
- 調査日: 2026年3月15日
子ども医療費助成
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 0歳〜18歳(18歳に達する年度末まで) |
| 助成内容 | 保険診療の自己負担金を助成(通院・入院) |
| 窓口無料化 | 山梨県内の医療機関で実施 |
| 県外受診 | 償還払い(2年以内に申請) |
- 情報源: 子ども医療費助成
- 調査日: 2026年3月15日
就業・奨学金支援
奨学金返還支援事業助成金
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金返還を市が助成する制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 金額 | 年間最大20万円 × 最長5年間(最大100万円) |
| 条件 | JASSO奨学金の借入者、中央市に居住し市内で就業していること |
若者の定住促進を目的とした制度で、奨学金の返済負担を軽減することで市内での生活を後押ししています。
- 情報源: 奨学金返還支援事業助成金
- 調査日: 2026年3月15日
通学者鉄道利用料金助成金
山梨県から県外の大学等に鉄道通学する学生向けの助成です。月額2万円が基本額。
- 情報源: 通学者鉄道利用料金助成金
- 調査日: 2026年3月15日
お試し移住・体験住宅
中央市では専用のお試し住宅は運営されていません。近隣の甲州市・北杜市・南アルプス市などにお試し住宅があるため、そちらを利用して甲府盆地南部の暮らしを体験するのも一つの手です。
移住者の声(外部リンク集)
中央市特化の移住体験談は限られていますが、以下のリソースが参考になります。
メディア記事
- 縁結び大学「中央市への移住特集」 — 市の担当者へのインタビューを含む詳しい移住ガイド。住みやすさランキング1位の理由や支援制度を解説。 記事リンク
山梨県全般の体験談
-
やまなし暮らし支援センター 先輩移住者の声 — 山梨県の公式移住支援センターが収集した移住者インタビュー集。 インタビュー一覧
-
山梨移住計画(note) — 山梨に移住したクリエイターたちの集合note。 noteページ
※ 体験は個人のものです。すべての人に当てはまるわけではありません。
この自由研究のメモ
中央市の最大の特徴は0歳からの保育料完全無償化です。国の制度では3歳以上のみ無償ですが、中央市は2024年4月から全年齢・全世帯で無償化に踏み切っています。しかも所得制限なし、第1子からOK。子育て世帯にとってはかなりインパクトのある制度です。
山梨大学医学部附属病院が市内にあるのも大きなポイント。地方移住で不安になりがちな「いざという時の医療」が近くにあるのは安心材料です。
面積31.69 km²は山梨県の市では最小で、コンパクトシティとしての性格が強いです。東洋経済の住みよさランキングで県内1位になっている理由は、この「コンパクトさゆえの利便性」にありそうです。
奨学金返還支援(年間最大20万円×5年)は若者向けの制度として面白いです。市内で就業している必要があるので、まさに「定住」をインセンティブとして設計されています。
一方で、お試し住宅がないのは残念です。中央市特化の移住体験談も見つかりにくく、「住みやすさランキング1位」の割には情報発信が控えめな印象を受けました。数字で見ると良い市なのに、外から見つけにくいのはもったいない感じがします。
甲府へのアクセスは電車15分と近いですが、東京へは甲府乗り換えで約2時間。高速バスも1日4往復と少なめです。「東京との二拠点」よりは「山梨に腰を据える」タイプの移住者に合っている市だと感じました。
📋 調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査日 | 2026年3月15日 |
| 調査ソース | 公式ページ: 8件、外部メディア: 1件、県ポータル: 2件 |
| 情報の鮮度 | 令和6〜7年度の制度情報が中心。年度替わり(4月以降)は要確認 |
| ソース偏りチェック | ✓ 公式情報を収集 / △ 中央市特化の個人体験談が見つからない / △ 移住者インタビューコンテンツが少ない / ✗ 保育料無償化の実際の満足度は未確認 |
| 調べきれなかったこと | 保育所の定員余裕・待機児童の有無、空き家バンクの登録件数と成約実績、奨学金返還支援の利用実績、高速バスの今後の増便予定 |