📅 調査期間: 2026年3月27日(移住支援金は2026年7月29日、豊岡市の独自制度は2026年8月2日に再調査) ※ 個人調査です。最新情報は各自治体の公式ページでご確認ください。
調べたこと・調べ方
兵庫県全29市の移住支援制度を比較しました。兵庫県は日本海から瀬戸内海まで南北に広がり、阪神間・播磨・但馬・丹波・淡路の5エリアで移住支援の性格が大きく異なります。
情報源はすべて各市の公式サイトと兵庫県公式サイトです。
比較表1: 移住支援金(東京圏型)
| 市 | 移住支援金 | 子ども加算 | エリア |
|---|---|---|---|
| 神戸市 | ✕ | — | 阪神 |
| 姫路市 | ○ | 100万円/人 | 播磨 |
| 尼崎市 | ✕ | — | 阪神 |
| 明石市 | ✕ | — | 播磨 |
| 西宮市 | △(北部のみ) | 30万円/人 | 阪神 |
| 洲本市 | ○ | 30万円/人 | 淡路 |
| 芦屋市 | ✕ | — | 阪神 |
| 伊丹市 | ✕(令和8年度から対象外) | — | 阪神 |
| 相生市 | ○ | 100万円/人 | 播磨 |
| 豊岡市 | ○ | 100万円/人 | 但馬 |
| 加古川市 | ○ | 100万円/人 | 播磨 |
| 赤穂市 | ○ | 100万円/人 | 播磨 |
| 西脇市 | ○ | 100万円/人 | 北播磨 |
| 宝塚市 | ✕(令和8年度から対象外) | — | 阪神 |
| 三木市 | ○ | 100万円/人 | 北播磨 |
| 高砂市 | ○ | 100万円/人 | 播磨 |
| 川西市 | ○ | 30万円/人 | 阪神 |
| 小野市 | ○ | 100万円/人 | 北播磨 |
| 三田市 | ○ | 加算なし※ | 阪神 |
| 加西市 | ○ | 30万円/人 | 北播磨 |
| 丹波篠山市 | ○ | 100万円/人 | 丹波 |
| 養父市 | ○ | 100万円/人 | 但馬 |
| 丹波市 | ○ | 100万円/人 | 丹波 |
| 南あわじ市 | ○ | 30万円/人 | 淡路 |
| 朝来市 | ○ | 100万円/人 | 但馬 |
| 淡路市 | ○ | 30万円/人 | 淡路 |
| 宍粟市 | ○ | 30万円/人 | 播磨 |
| 加東市 | ✕(令和7年度で終了) | — | 北播磨 |
| たつの市 | ○ | 100万円/人 | 播磨 |
※ 三田市の子ども加算は令和8年3月31日までの転入分が30万円/人で、令和8年4月1日以降の転入分は加算がありません(市公式に明記) ※ 2026年7月の再調査で、洲本・川西・加西・南あわじ・淡路・宍粟の6市の子ども加算を100万円/人→30万円/人に訂正しました(兵庫県公式の一覧と各市公式ページで確認。年度による変更ではなく当初調査の誤りでした) ※ 伊丹市・宝塚市・加東市は令和8年度から対象外になりました(兵庫県公式の対象市町一覧に除外の明記あり)
比較表2: 独自住宅支援
| 市 | 独自の住宅支援 | 最大補助額 |
|---|---|---|
| 神戸市 | 住みかえーる(親子近居・同居補助) | — |
| 姫路市 | 子育て支援金(子ども1人最大150万円) | 最大150万円/人 |
| 尼崎市 | 戸建住宅取得補助金 | 最大200万円 |
| 明石市 | — | — |
| 西宮市 | — | — |
| 洲本市 | おいでよ洲本新生活支援 | — |
| 芦屋市 | いい家あった!プロジェクト | — |
| 伊丹市 | 空き家活用支援(転入加算20万) | — |
| 相生市 | 住宅取得奨励金・新婚家賃補助 | 36万円 |
| 豊岡市 | 定住促進事業補助金(住宅改修・引っ越し) | 最大100万円 |
| 加古川市 | 移住・定住助成金(空き家活用) | 最大100万円 |
| 赤穂市 | — | — |
| 西脇市 | — | — |
| 宝塚市 | 西谷地域SMOCCA | — |
| 三木市 | 29歳以下空き家バンク中古住宅購入補助 | 最大100万円 |
| 高砂市 | 空き家活用支援事業 | — |
| 川西市 | ニュータウン再生住宅取得補助 | 最大100万円 |
| 小野市 | — | — |
| 三田市 | 住みかエ〜ル補助 | — |
| 加西市 | 移住支援(最大約230万円) | 最大約230万円 |
| 丹波篠山市 | 定住住宅補助金 | 最大126万円 |
| 養父市 | — | — |
| 丹波市 | — | — |
| 南あわじ市 | マイホーム取得補助金 | — |
| 朝来市 | 空家活用促進補助金 | — |
| 淡路市 | Uターン等促進家賃補助金 | — |
| 宍粟市 | 森林の家づくり応援事業 | 最大140万円 |
| 加東市 | 空家活用支援補助金・住宅取得支援 | 最大150万円 |
| たつの市 | 定住促進住宅取得支援 | 50万円 |
※ 豊岡市の定住促進事業補助金は、住宅の改修(対象経費の3分の2以内・上限100万円)と引っ越し(3分の2以内・上限20万円)の2本立てでした。改修のほうは移住定住ポータルサイト「飛んでるローカル豊岡」に掲載されている物件を、掲載されている協力不動産業者の仲介で購入・賃借することが条件になっていて、物件探しと補助制度が一体で設計されています。引っ越しのほうは但馬地域外からの転入で、若年世帯(配偶者との合計年齢80歳未満)または子育て世帯が対象です(2026年8月2日に金額・条件を確認。それまでは金額欄が空欄でした)
比較表3: 空き家バンク・お試し移住
| 市 | 空き家バンク | お試し移住 |
|---|---|---|
| 神戸市 | ○ | ✕ |
| 姫路市 | ○ | ✕ |
| 尼崎市 | ✕ | ✕ |
| 明石市 | ✕ | ✕ |
| 西宮市 | ✕ | ✕ |
| 洲本市 | ○ | ○ |
| 芦屋市 | ✕ | ✕ |
| 伊丹市 | ✕ | ✕ |
| 相生市 | ○ | ○ |
| 豊岡市 | ○ | ○ |
| 加古川市 | ○ | ✕ |
| 赤穂市 | ○ | ○ |
| 西脇市 | ○ | ○ |
| 宝塚市 | ○ | ✕ |
| 三木市 | ○ | ✕ |
| 高砂市 | ○ | ✕ |
| 川西市 | ✕ | ✕ |
| 小野市 | ○ | ✕ |
| 三田市 | ○ | ✕ |
| 加西市 | ○ | ○ |
| 丹波篠山市 | ○ | ○ |
| 養父市 | ○ | ○ |
| 丹波市 | ○ | ○ |
| 南あわじ市 | ○ | ○ |
| 朝来市 | ○ | ○ |
| 淡路市 | ○ | ✕ |
| 宍粟市 | ○ | ✕ |
| 加東市 | ○ | ✕ |
| たつの市 | ○ | ✕ |
※ 2026年8月2日の見直しで、伊丹市の空き家バンクを○→✕に訂正しました。市には空き家活用支援事業(市外からの転入で親世帯の近くに住む場合は20万円加算)がありますが、物件情報を掲載する空き家バンクそのものは市公式サイトで見つけられなかったためです
調べてみて分かったこと
- 移住支援金は29市中21市+西宮市北部が対象(令和8年度)。 対象外は神戸市・尼崎市・明石市・芦屋市の阪神間大都市4市に加え、令和8年度から伊丹市・宝塚市・加東市の3市も外れました。西宮市は北部地域(山口・塩瀬)のみ対象という珍しいパターン
- 子ども加算は市によって大きく異なる。 100万円/人は姫路・相生・豊岡・加古川・赤穂・西脇・三木・高砂・小野・丹波篠山・養父・丹波・朝来・たつのの14市。西宮(北部)・洲本・川西・加西・南あわじ・淡路・宍粟の7市は30万円/人で、三田市は令和8年4月以降の転入分から加算なし。都市部に近い市や淡路島で加算額が低い傾向
- 空き家バンクは29市中23市(79%)で運営。 大阪府(30%)と比べるとかなり高い割合です。運営が見つからなかったのは尼崎市・明石市・西宮市・芦屋市・川西市・伊丹市の阪神間の都市部のみ
- お試し移住は29市中11市(38%)で実施。 但馬3市(豊岡・養父・朝来)、丹波2市(丹波篠山・丹波)、淡路2市(洲本・南あわじ)、播磨(相生・赤穂・西脇・加西)。地方部ほど数が多い
- 2年単位で住める長期型は但馬の2市。 朝来市の体験住宅は最長24か月。豊岡市も市が管理するお試し住宅を移住定住ポータル「飛んでるローカル豊岡」の住まいの情報に掲載しており、「お試しで最長2年間住める」物件として但東・日高・竹野などに2DK〜3DKがあります(賃料は月1.4万円台〜2万円台、共益費・管理費と敷金は別途)。他の市の多くが1週間〜1か月程度の滞在であるのに対し、この2市は年単位で暮らせる建て付けでした。ただし豊岡市の物件は調べた時点で【満室】表示が目立ったので、空室状況は市への確認が必要です
- 明石市の子育て支援は全国的に有名。 「5つの無料化」(医療費・給食費・保育料・おむつ宅配・遊び場)で人口増加を実現。移住支援金は対象外だが、子育て世帯にとっては実質的な支援額が大きい
- 加西市が補助額で最大(最大約230万円)。 移住支援金+独自支援の合計で兵庫県内トップクラス
- 5エリアの性格が明確に異なる:
- 阪神間(神戸・西宮・尼崎・芦屋・宝塚): 大都市圏。独自の住宅・子育て支援は充実するが移住色は薄い
- 播磨(姫路・加古川・高砂・赤穂等): バランス型。移住支援金あり+空き家バンク+適度な都市機能
- 但馬(豊岡・養父・朝来): 最も移住支援が手厚い。お試し移住・空き家バンク・独自補助が充実
- 丹波(丹波篠山・丹波): 農業・食文化を軸にした移住促進。黒豆・栗・ジビエの食文化
- 淡路(洲本・南あわじ・淡路): 全国的に人気の移住先。島暮らし+神戸・大阪へのアクセスが魅力
注意点
- 西宮市は市域の一部(北部の山口・塩瀬地域)のみ移住支援金対象です
- 子ども加算額は市と転入日により異なります(100万円/人・30万円/人・加算なし)。最新の金額は必ず各市の公式ページでご確認ください
- 明石市は移住支援金対象外ですが、子育て支援の充実度では全国トップクラスです
- 淡路島は3市ありますが、洲本市が中心都市で生活インフラが最も充実しています
こんな方に合いそう
※ 推奨ではなく、調査結果の整理です
- 子育て世帯 → 明石市(5つの無料化)、姫路市(子ども1人最大150万円)、加西市(最大約230万円)
- 島暮らしに興味がある → 洲本市・南あわじ市・淡路市(淡路島3市。神戸まで高速バス1時間台)
- 自然の中で暮らしたい → 豊岡市(コウノトリの里・お試し住宅最長2年)、養父市(国家戦略特区)、朝来市(竹田城・体験住宅最長24か月)
- 大阪・神戸通勤圏で住宅費を抑えたい → 三田市・川西市(ニュータウン再生補助あり)、加古川市
- 歴史・文化のある町で → 丹波篠山市(城下町・黒豆)、姫路市(世界遺産)、たつの市(醤油・素麺)
- 木の家を建てたい → 宍粟市(森林の家づくり応援事業最大140万円。市域90%が森林)
データの出典
- 兵庫県移住支援事業・マッチング支援事業について
- 兵庫で暮らせば…(兵庫県移住メディアサイト)
- 各市公式サイト(個別の出典は各市の記事に記載)
調査カード
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 🔍 調査ソース | 兵庫県公式サイト + 全29市公式サイト |
| 📅 情報の鮮度 | 2026年7月29日時点(移住支援金の対象市・こども加算を令和8年度情報に更新)。豊岡市の独自制度とお試し住宅、伊丹市の空き家バンクは2026年8月2日に見直し |
| ⚠️ 調べきれなかったこと | 町(12町)の制度。各市の子育て支援の詳細比較(給食費・保育料等)。淡路島3市の移住実績数。豊岡市以外の市の独自制度は金額欄が「—」のままのものが残っており、市ページの再調査に合わせて順次埋める予定 |